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君に友だちはいらない の商品レビュー

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192件のお客様レビュー

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2013/12/04

タイトルが意味深で、よかった。やっぱり著者の本はなぜか読みやすい。 これまで何冊かビジネス本を出してきている瀧本さんの、本格的な組織論。うんざりするほど、徹底的に合理的なひとやなあと思いました。 早稲田の税所さんの話が出てきてびっくりしました。組織に必要不可欠なパーティは、勇者、...

タイトルが意味深で、よかった。やっぱり著者の本はなぜか読みやすい。 これまで何冊かビジネス本を出してきている瀧本さんの、本格的な組織論。うんざりするほど、徹底的に合理的なひとやなあと思いました。 早稲田の税所さんの話が出てきてびっくりしました。組織に必要不可欠なパーティは、勇者、魔法使い、エルフ、ドワーフ、トリックスターの五人らしい。正直、わかるけど、このたとえにした意図がよくわからなかったです。 しかしこれが人気の本になるっていうのは、時代の鏡だとしか思えない。

Posted byブクログ

2013/12/01

 正直、「ハズレ」というのが読後の感想。これまでにも「僕は~武器を配りたい」「武器としての決断思考」「武器としての交渉思考」は読み、それらは非常に参考になる点が多かったが、これに関しては参考になる点がほとんどないというのが率直な感想。  引用エピソードが多すぎるし、ウィークタイ...

 正直、「ハズレ」というのが読後の感想。これまでにも「僕は~武器を配りたい」「武器としての決断思考」「武器としての交渉思考」は読み、それらは非常に参考になる点が多かったが、これに関しては参考になる点がほとんどないというのが率直な感想。  引用エピソードが多すぎるし、ウィークタイ等についても東大教授の玄田氏が既に著書で述べていることであるし、目新しさもない。  そして、個人的に一番違和感を感じるのは「コモディティになるな」という主張である。これは代替可能な人材になるな、オンリーワンになれという主張ともいうことができるだろう。たしかに現代社会は自動化が進み、ルーチンワーク的な仕事をする人材がカットされるという流れができてしまっているが、それでもやはりどこかはコモディティ人材がいなければ社会は成り立たない。たとえば、物流のトラック運転手はどうするのか、スーパーで品出しする人はどうするのか、清掃作業員はどうするのか・・・、まさかこれらすべてが21エモンのゴンスケのようなロボット人材がやってくる日がすぐにでも来るわけはあるまい。やはりどこかで、エグゼクティブになる人もいる一方、コモディティとなる人も必要になるのではないか。  その視点がこの本にはほとんど触れられていない。東大→マッキンゼー、という華々しいキャリアを強調するのもいいが、このコモディティにならざるを得ない人がどうやって生きていくべきか、その点に触れる著書をそろそろ出してもらっても良い時期にきたとおもう。

Posted byブクログ

2013/11/26

あたかも妥当そうな理論や賢人の言葉を借りて若者を焚きつけているともとれる自己啓発本であると感じた。ただし、言葉やロジックの運びは全体的に上手いため、なんとなく納得してしまうが実際になにかをなそうとしてもなにも残らないと感じる。例えるなら鬱屈した社会で活きるものへのビタミン剤であろ...

あたかも妥当そうな理論や賢人の言葉を借りて若者を焚きつけているともとれる自己啓発本であると感じた。ただし、言葉やロジックの運びは全体的に上手いため、なんとなく納得してしまうが実際になにかをなそうとしてもなにも残らないと感じる。例えるなら鬱屈した社会で活きるものへのビタミン剤であろうか。

Posted byブクログ

2013/11/23

チームアプローチをテーマにした瀧本さんの書。個人の取り組みに対し焦点が当たる現代において、共通する思いを持った仲間の存在が不可欠だということが本書からは伺える。 日本にいると、どうしても同じ学校、同じ会社、同じ趣味といった人が集まり、その中で当たり障りのない会話が延々と取り交わ...

チームアプローチをテーマにした瀧本さんの書。個人の取り組みに対し焦点が当たる現代において、共通する思いを持った仲間の存在が不可欠だということが本書からは伺える。 日本にいると、どうしても同じ学校、同じ会社、同じ趣味といった人が集まり、その中で当たり障りのない会話が延々と取り交わされることが多い。それを苦にせず、また意識せずに日々を過ごす人にはいいのだろうが、友達どうしの馴れ合いごっこにはどうにも嫌気がさしてしまう。 チームというのは共通の意思や思いを持ちつつも、それぞれが独立し、またその強みでもって成り立つ集団である。たとえ一つのことしかできなくても、その一つがずばぬけていて必要とされれば、それが自分にとって強みになるし、チームにとってバリューになるのである。 近年チームの強さを感じられたのが、落合監督の指揮した中日ドラゴンズである。確かにチームにエースや4番はいようとも、彼らの活躍だけでは長期的に勝ち続けるのは厳しいし、また人間である以上好不調の波もある。大事なのはその周りを取り囲むチームのメンバーであり、彼らがいてこそエースや4番も輝くのである。ただ、誰もがエースや4番にはなれないが、強みを磨き続ければ必要とされる場所を自分で掴み取ることができようし、それがまたチームの強さへとつながっていくのである。 本書を通じて思うのは、「馴れ合うだけの集団に属するならば一人でいろ」ということだ。ただそうはいっても、一人でできることは限られている。だからこそ、今改めてチームを見直す意味があると言えるのではなかろうか。

Posted byブクログ

2013/11/20

今を的確に読みとり若者へ向けたビジネス本。他のわけわからん自己啓発本よりは百倍マシ。ちょっとツッコミたいとこもあるけど、それでも勉強になるし、無駄にはならない。仕事、人生に悩んでる人にはオススメ。

Posted byブクログ

2013/11/20

タイトルからして、瀧本さんらしい、はっきりとした物言いだなぁと思いつつ、購入。 人と人との繋がりについて、Googleとかアップルとか、最近話題のNPOや古くは黒澤明監督の「七人の侍」まで、いろんなものを例にとり、述べている。これでもかっ!というほどの例の多さで、雑誌感覚でも読...

タイトルからして、瀧本さんらしい、はっきりとした物言いだなぁと思いつつ、購入。 人と人との繋がりについて、Googleとかアップルとか、最近話題のNPOや古くは黒澤明監督の「七人の侍」まで、いろんなものを例にとり、述べている。これでもかっ!というほどの例の多さで、雑誌感覚でも読める(笑) コンサルタントをやってた人って、例えば勝間さんみたいな人や瀧本さんのようなはっきりとした物言いは好きだし、そのとおりだと思うが、やはり一歩を踏み出すのは大変。 まずは0.01歩くらい踏み出してみよう。(笑)

Posted byブクログ

2013/11/20

「そんな私だからこそ、今書店に並んでいるような、人脈や仲間づくり、チームビルディングをテーマとした本を読んでみると、違和感を抱かざるを得ない。」 ”大きなビジョンを掲げる大切さ”や”新しいものを生み出す時には、何がすでにあるかを知るべきだ”と説く。慣れ合いのような仲間ではなく...

「そんな私だからこそ、今書店に並んでいるような、人脈や仲間づくり、チームビルディングをテーマとした本を読んでみると、違和感を抱かざるを得ない。」 ”大きなビジョンを掲げる大切さ”や”新しいものを生み出す時には、何がすでにあるかを知るべきだ”と説く。慣れ合いのような仲間ではなく、ビジネスライクな仲間作りが求められる。日頃の生活では、心地よい関係の友人と過ごすのもよいであろう。しかし、何かを目指すのであれば、一人を恐れることなく、そして、違いを恐れることなく、その課題に合った仲間を集めていかなければならない。そして、その仲間も永続的ではなく、課題ごとに解消し、また、課題達成途中で変わるものでもある。 具体的な例がたくさんでてきて興味深く読めました。やはり、その例で紹介されるのは”強い人”ばかりでした。

Posted byブクログ

2013/11/17

『僕は君たちに武器を配りたい』はわりとマクロな話だったけれど、今作はミクロな個人と個人のつながりの話で、これまでの著書とは違って具体的な人や企業の事例が多く掲載されている。 自己啓発書・ビジネス書のふりをした「人的資源側の人的資源管理」「組織の内側からの組織論」の話なので、こみ...

『僕は君たちに武器を配りたい』はわりとマクロな話だったけれど、今作はミクロな個人と個人のつながりの話で、これまでの著書とは違って具体的な人や企業の事例が多く掲載されている。 自己啓発書・ビジネス書のふりをした「人的資源側の人的資源管理」「組織の内側からの組織論」の話なので、こみ入った構造になっているものの、他人事で書かれた「組織論」の本に比べれば、かなり実用書に近い。 著者の主張、エッセイと言える部分は、1章と5章に集約されている感じ。

Posted byブクログ

2013/11/16

有能で人望のある人には同様の人々が集まり、チャンスにも恵まれる。ネット上で文句たれてる無能コミュ障はゴミ、ということ。

Posted byブクログ

2013/11/14

明らかに、読んだ方がいいです。 その本を読むことで人生にプラスになる度合いでいうと、瀧本さんの本はいつも高い気がします。 タイトルとは逆説的ですが、この本のメッセージは、「人」が最も大切であると言っています。 実人生で、どういう人が本当に必要なのか。そのヒントが書いてありま...

明らかに、読んだ方がいいです。 その本を読むことで人生にプラスになる度合いでいうと、瀧本さんの本はいつも高い気がします。 タイトルとは逆説的ですが、この本のメッセージは、「人」が最も大切であると言っています。 実人生で、どういう人が本当に必要なのか。そのヒントが書いてあります。

Posted byブクログ