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君に友だちはいらない の商品レビュー

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192件のお客様レビュー

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2022/01/20

単なる「友達」でない、「良いチーム」とは。 ・少人数 ・メンバーが互いに補完するスキルを持つ ・共通の目的とその達成に責任感を持つ ・問題解決のアプローチの方法を共有している ・メンバーの相互責任がある 職場に限らず趣味サークルなど、あらゆる組織で見直したいチームづくりの原則...

単なる「友達」でない、「良いチーム」とは。 ・少人数 ・メンバーが互いに補完するスキルを持つ ・共通の目的とその達成に責任感を持つ ・問題解決のアプローチの方法を共有している ・メンバーの相互責任がある 職場に限らず趣味サークルなど、あらゆる組織で見直したいチームづくりの原則。

Posted byブクログ

2021/12/12

多様性を意識したチーム作りの大切さがわかった一冊。 本書では投資家やコンサルとして様々な企業を見てきた著者が考える理想の組織のあり方について、7人の侍など幅広い例をあげて詳しく記述されており、気づきが多くメモ必須です。 以下、印象的だった点 ●多様性のあるチームが強い 著者の経験...

多様性を意識したチーム作りの大切さがわかった一冊。 本書では投資家やコンサルとして様々な企業を見てきた著者が考える理想の組織のあり方について、7人の侍など幅広い例をあげて詳しく記述されており、気づきが多くメモ必須です。 以下、印象的だった点 ●多様性のあるチームが強い 著者の経験が語られます。この人は未知数という人や未経験の人が大きな成果をあげた例があげられます。逆に鳴り物入りで即戦力として入社した人が全然期待はずれだったという例も語られています。わたしの職場は多様性を意識した組織だろうか、その中での自分の役割は?と考えさせられました。 ●ビジョンをもって仲間集めしているか? 大きすぎるビジョンをもち、それに賛同する仲間を集め行動できているか?会社員だからそんなのできないよと言っていてはもったいない!いつでも仲間集めはできるそうですよ。特に会社外の趣味のグループなど志は同じグループなどはいざというときに意外な力を発揮してくれるそう。古文書研究会のつてからバスを調達できた話はとても興味深かったです。 ●母親のみの役割しかないのは危険 自分を評価する指標が「子供のパフォーマンス」になってしまうからです。これが意味するのは・・。ある目的をもった集団に複数所属することで「快適な」生活が実現できると主張されています。わたしはそれを「自分らしい」人生の過ごし方のヒントではないかと感じました。 なお、著者の総論は「2020年6月30日に~」を読めばさくっとわかります。こちらもとても気づきの多い一冊です。

Posted byブクログ

2021/10/18

誠に“言えてる”事が盛り沢山‼️質の良い友達との出会いや図書館の充実度合いの重要性も納得。SNSやfacebookでの人間関係考察の一助あり。 環境によって、成し得る事が減る難しさと世間体との兼ね合いって結構、大きなテーマかも。面談が人生相談になっちゃう話とか、分かる気がする~

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2021/10/02

亡き瀧本さんが若者を焚き付けてくれている本だけど、50のオッサンも焚き付けられてます。 古来の日本は多民族国家だったし、農耕民族はリスクテイカーだ!とかの煽りも好き。 若者こそが新しい世界を作っていくという話だけど、若い時に世界を作り損なったオッサンも参加してもいいよね?とか思い...

亡き瀧本さんが若者を焚き付けてくれている本だけど、50のオッサンも焚き付けられてます。 古来の日本は多民族国家だったし、農耕民族はリスクテイカーだ!とかの煽りも好き。 若者こそが新しい世界を作っていくという話だけど、若い時に世界を作り損なったオッサンも参加してもいいよね?とか思いました。

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2021/09/22

いい意味で言葉のナイフで身体がズタズタに切り裂かれていく感覚。朝日の話は読み飛ばした。 「人間は合理的に動いていない組織に長時間属していると、物事をロジカルに考える能力が確実に低下していく...(p80,p115)」 「周りにロクなやつがいないというのは、鏡に向かって悪口を言...

いい意味で言葉のナイフで身体がズタズタに切り裂かれていく感覚。朝日の話は読み飛ばした。 「人間は合理的に動いていない組織に長時間属していると、物事をロジカルに考える能力が確実に低下していく...(p80,p115)」 「周りにロクなやつがいないというのは、鏡に向かって悪口を言うのに等しい(p171)」 ゲマインシャフトからゲゼルシャフトへ(p299-)

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2021/09/17

自己啓発の泥臭い部分に目を背けず、かといって愚直さにのみ武器を見出さず。どこまでもクレバーで、表出せざるを得ない情熱があり、それを客観的に捉えわかりやすく伝えることができる瀧本氏は本当に傑物だ。 「〜武器を配りたい」と通底するメッセージは類似しているが、よりピュアに伝わってくるよ...

自己啓発の泥臭い部分に目を背けず、かといって愚直さにのみ武器を見出さず。どこまでもクレバーで、表出せざるを得ない情熱があり、それを客観的に捉えわかりやすく伝えることができる瀧本氏は本当に傑物だ。 「〜武器を配りたい」と通底するメッセージは類似しているが、よりピュアに伝わってくるような感覚がある。 読んでいて感慨がこみ上げてくる川鍋さんとの一幕のように、よりパーソナルな筆致で綴られているからなのかもしれない。

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2021/07/15

刺激的なタイトルだが、社会に貢献するビジネスを志すすべての若者にエールを送っている一冊。 私なりの言葉で、本書から学んだことは以下になる。 薄っぺらい友達ではなく、共にビジネスを通じて社会に貢献する戦友をつくることに力を入れるべきだ。 多様性を受け入れ、一つの目的に向かって歩むチ...

刺激的なタイトルだが、社会に貢献するビジネスを志すすべての若者にエールを送っている一冊。 私なりの言葉で、本書から学んだことは以下になる。 薄っぺらい友達ではなく、共にビジネスを通じて社会に貢献する戦友をつくることに力を入れるべきだ。 多様性を受け入れ、一つの目的に向かって歩むチームメンバーは、流動的であるべきで固定化してはいけない。 大きな風呂敷を広げて、共に目指す目標に向かって歩んでいこう。 人と人との弱いつながりからメンバーとなる人物に巡り会える可能性が高い。 黒澤明監督作品『七人の侍』は最高の映画だ!(笑) 著者の瀧本さんは、残念ながら若くして亡くなられた。もっと多くのことを語ってほしい人物だった。残念でならない。

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2021/07/10

私個人としては、スッと入ってくる内容で300ページ程の文量がありましたが、サクサク読み進めることができました。驚くようなタイトルではありますが、中身はチームのゲリラ的戦術によって世界を変えていこうという内容です。

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2021/06/28

これからの時代はチームの時代である。目的を共にする仲間を集めよう。人間は周りの人間と同レベルになる。優秀な人間に囲まれることが優秀になるために大切であり、リーダーはそのために壮大なビジョンとそろばんが必要だ。メンバー構成は、少数で、役割がそれぞれあり、多様性のある方がよい。つまり...

これからの時代はチームの時代である。目的を共にする仲間を集めよう。人間は周りの人間と同レベルになる。優秀な人間に囲まれることが優秀になるために大切であり、リーダーはそのために壮大なビジョンとそろばんが必要だ。メンバー構成は、少数で、役割がそれぞれあり、多様性のある方がよい。つまり、それぞれが違うコミュニティに属している方がいい結果を生みやすい。日本はこれから外国から多様な人を来させて、従来のゲマインシャフト的よりアメリカのようにゲゼルシャフト的な視点が必要である。カリスマリーダーよりも分散型の組織をつくっていくべきである。日本はもともとリスクテイカーだったのだ。 目的を共にするチームをつくり、それぞれの役割をはっきりさせて、優秀な少数精鋭の仲間が欲しいと思った。リスクを若いうちに取りに行期待という思いを強くした。

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2021/06/16

友達をつくるのが苦手だった私にとって魅力的なタイトルだったが、内容は少し期待していたものと違う。だけど、とても面白かった。 優秀で意欲のある若者に対して、何をすべきか、どうすれば成功できるか、ということを古今東西の名著や現実のエピソードを織り交ぜながら熱心に親身に語りかけてくる...

友達をつくるのが苦手だった私にとって魅力的なタイトルだったが、内容は少し期待していたものと違う。だけど、とても面白かった。 優秀で意欲のある若者に対して、何をすべきか、どうすれば成功できるか、ということを古今東西の名著や現実のエピソードを織り交ぜながら熱心に親身に語りかけてくる。 著者は、実社会でのビジネス経験豊富な、善良な大人代表だ。 頭のいい人というのは得た知識を自分で組み立てて持論を語れる人のことだと思った。そして、その広くて深い知識と思慮をもとに自分がすべきことを見つけて行動を起こせる人であり、後続の者たちの育成にも心血を注げる人。 著者の本に十年前に出会いたかった。 そしてすでに亡くなってしまったとのことだが、この先も著者がどうなふうに現代を読むのか、もっともっと読みたかったし、生きていたら日本に少なからず良い影響を生み続けた人であっただろうと思うと残念でならない。 ひとまず全著作と著者のネット記事やTwitterを読み漁って彼から沢山のことを学びとりたいと思った。 ご冥福をお祈りします。

Posted byブクログ