1,800円以上の注文で送料無料

君に友だちはいらない の商品レビュー

4

192件のお客様レビュー

  1. 5つ

    48

  2. 4つ

    75

  3. 3つ

    40

  4. 2つ

    5

  5. 1つ

    1

レビューを投稿

2023/12/26

大学生は読んで損なし! 今後の人生を生きる上での金言が詰まっていた。 世の中ですでに明らかになっている知識は、徹底して効率的に学べ 勇気を持って、ぶちあげろ。 「夢を買ってくれる」顧客をつかまえる 大きなビジョンをぶち上げ、徹底的に歴史から学び、夢を買ってくれる方と共に、未来...

大学生は読んで損なし! 今後の人生を生きる上での金言が詰まっていた。 世の中ですでに明らかになっている知識は、徹底して効率的に学べ 勇気を持って、ぶちあげろ。 「夢を買ってくれる」顧客をつかまえる 大きなビジョンをぶち上げ、徹底的に歴史から学び、夢を買ってくれる方と共に、未来を作っていきたい メモ P127 だから私はいつも「大学の本当の価値は、一に同級生、二に図書館が充実していること」と述べている。 そのよい例として、評論家の呉智英氏がかつてこんな文章を書いていた。 むかしある農村で、数学が非常に好きで独学している青年がいた。彼は小学校を出て、農業に従事しながら、毎日一生懸命数学の難しい問題を解いていた。 10年後、青年は「数学の新しい公式を発見しました」と顔を輝かせて、村の中学の先生のところに駆け込んだ。どんなすごい公式かと思って見せてもらったところ、それは二次方程式の「解の公式」だったー。 P128 この悲しいエピソードから学べるのは、自分自身の力で世の中にまだない知見、発見を生み出したい、と思うならば、まず「世の中ですでに明らかになっている知識は、徹底して効率的に学べ」ということである。 P208 強いチームをつくるには、冒険者となって、ビジョンとストーリーを語れ。 ビジョンを作るうえでもっとも大切なことは、「でかすぎる絵を描くこと」。勇気を持って、ぶちあげろ。 P228 それでは、どうすればその最初の「夢を買ってくれる」顧客をつかまえることができるのだろうか。その答えこそが顧客を自分のチームの一員に引き込むことである。 P259 シリコンバレーを走る高速道路に「看板」を出したのである。ふつうでないのはその中身だ。グーグルはその看板に、企業名も説明もなく、「eの連続した桁で見つかる最初の10桁の数.com」とだけ書いた。それを見たシリコンバレーのエンジニアたちは、「これは自分への挑 戦だ」と捉えた。数学に興味のない世の中の大多数の人にとっては意味不明な文言だが、その「クイズ」は優秀なエンジニアたちの知的好奇心を大いに刺激した。 頭を捻ってこの難しい数式を解き明かしたエンジニアたちは、答えである「7427466391.com」をパソコンのブラウザに打ち込み、指定されたサイトに飛んだ。するとそこには、さらに難しい数学の問題が書かれている。それを解いて分かった数字をログイン画面のパスワード に打ち込むと、グーグルの採用ページが現れるという仕掛けだ。 グーグルはこのたった1行の採用広告によって、「われわれが探しているのは世界最高のエンジニアであり、あなたこそがその人だ」というメッセージを送ったのである。

Posted byブクログ

2020/08/19

7人の侍をベースに語るところわかりやすく印象的.また自分が手がけたプロジェクトや有名な事例や物語をテキストに,馴れ合いの友達ではなく仲間を作れと熱く語る.とてもよくわかるし,その通りだとも思うが,その他大勢の普通に人々にとってどう生きるか悩ましいと思った.

Posted byブクログ

2020/08/17

これからの混迷時代を生き抜くために、常に目的意識を持って日々の行動を考えて行うことが大事である。同窓会など、ただ目的なくただ集まって談笑するだけの集まりなどは、もっと目的意識を持って、集まるメンバーの中でそれなりの成功実績がある人に講演してもらうなど、目的意識を形成することが大事...

これからの混迷時代を生き抜くために、常に目的意識を持って日々の行動を考えて行うことが大事である。同窓会など、ただ目的なくただ集まって談笑するだけの集まりなどは、もっと目的意識を持って、集まるメンバーの中でそれなりの成功実績がある人に講演してもらうなど、目的意識を形成することが大事。

Posted byブクログ

2020/08/14

2020.8.14 77 とてもよかった。オーディオにて。 付き合う友達を考える。影響を受ける。 肥満の話。

Posted byブクログ

2020/08/18

「無駄なく生きる」ための人間関係を力説した書。 学歴が大切なのは「質の高い仲間」と出会える可能性が高まるからであり、確かに大学時代に出会った仲間が小中時代の仲間より重要な局面で必要になりそうという実感がある。ダメな集団にいるとダメになるというのは痛烈だが、自分にとって価値のない組...

「無駄なく生きる」ための人間関係を力説した書。 学歴が大切なのは「質の高い仲間」と出会える可能性が高まるからであり、確かに大学時代に出会った仲間が小中時代の仲間より重要な局面で必要になりそうという実感がある。ダメな集団にいるとダメになるというのは痛烈だが、自分にとって価値のない組織に何となく所属していてはいけないと思った。 また、チーム力はRPGや映画、ドラマから学べるというのは分かりやすかった。魔王を倒すためのパーティー編成を考えるのも「目的を達成する最適メンバー」の試行錯誤であるし、映画も目的を達成するために登場するメンバーはそれぞれ個性的である(ダイバーシティの概念)。必要な人が必要な時にいないとそれでもう終わりなのだ。 現実世界でも問題解決のためにはどんなメンバー編成なのかが重要であるということに深く納得した。年功序列や役職を意識している組織はダメで、その人が「出来ること」を最重視しなければならない。そのためには自分自身が何者なのかラベリングし、「私はこういう人で、こういうことをやりたい」と言えるようにならなくてはいけない。 物も人も持ち過ぎると一つ一つの大切さが低下してしまうというのは、全くその通りである。ただ、個人的には人生の全てに「効率」や「合理性」を求めず、無駄な部分もあってもいいと思うため「仕事における」人間関係ということで吸収したい。 本書の中のヒット内容ベスト5(3つに絞れない) ♦︎物がコモディティ化している現代は、人間もコモディティ化している。その職種に関するスペック以外の自分の強みを身につける。(増えすぎ、飽和状態は価値が下がる=経済学の常識。プラスアルファの価値付けをしていかなければ生き残れない。) ♦︎良いチームの5条件/カッチェンバック ①少人数である ②メンバーが互いに補完的なスキルを持つ ③共通の目的とその達成への責任感がある ④問題解決へのアプローチを共有している ⑤メンバー間に相互責任がある ♦︎チームの課題は「達成できるかギリギリの難解さ」であることが必要。発足時にはっきり目的、ビジョンを定める。 ♦︎「自分」から逃げ回って他人の判断や評価を気にしていると同じところをぐるぐる回り続けて永遠に不安のまま。 ♦︎ギブ&テイクで見返りを求めていてはダメ。ひたすらギブし続ける人間になると、いつか大切な時に助け舟が出る。

Posted byブクログ

2020/08/02
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

古いパラダイムを信じている前の世代を説得して意見を変えさせるのは不可能だし労力を注ぐのは時間の無駄、という言い切りは中々衝撃的だった。 パラダイムシフトは世代交代が引き起こす。 チームを作ることが重要。 1人だけの力では新しい価値観やパラダイムを世の中に広めていく事は難しい。 やりたい仕事、属したい組織がなければ自分で作るしかない。 確かに、『良い仕事』をするのに必要なのは友達ではなく仲間だ。 王様のレストランは好きなドラマだったが、 だから良き友が欲しければ探すのではなく創ればいい、 これと思う相手を決めて一緒に本気で働いてみたらいい。 とりあえず今いる場所で今の仲間と一緒にいいチームを創って目の前の仕事に一生懸命打ち込んでみたらどうだ、という引用で用いられるのは少々違和感があった。 良き友を探して別の場所に行くのも間違いではないと思う。 仲間が欲しくて異動してきた訳ではないが、千石さんも禄郎さんも別の場所から来た二人で その二人が出会ったからこそベル・エキップが変われたのだから。 仲良しグループの多くは自信のない迷える子羊たちが似た者同士でつるんでいる防衛的集団。 自分で考えリスクをとって、成果を生み出せば自信が生まれる。他人に人生を預けて従うべき何か、評価してくれる誰かを探していると同じところをぐるぐる回り続けるという件は共感。 仲良しが悪いとは思わない。チームワークが大事な部分もある。 ただ、大体の『仲良しグループ』は、仕事のできない人が寄り集まって暇をつぶしているだけだ。 お花屋さんになるにはどうしたらいいか、 卸す店、花を作ってる農家で働くとかいろいろある中でなにがしたいのかとアドバイスされて、自分で調べて都立の園芸高校に行くと決める、会話を重ねるうちに子供たち自信が答えを自分で探して見つけていくというのもなるほどと思ったくだりだ。 今の時代一流大学を出ただけでは何の優位性もないというのも同意だ。 自らを資本主義市場で高く売る能力も必要だ。 それでも一流大学に行く意味は、そこで得られる友人の質が高いこと、図書館も一流であるからというのも そう思う。 偏見だと言われるかもしれないが、そういう面はどうしてもある。

Posted byブクログ

2020/07/22

会社とか学校とか、周りにいる人たちに迎合して、群れてしまっては、何も生み出せない自分から抜け出せないし、自分の居場所も案外見つけにくい。人生を充実させるために、それは仕事でもいいし、趣味でも何でもいいのだけれど、そのためには、もっと外側にある人々との緩い繋がりを作る必要がある。そ...

会社とか学校とか、周りにいる人たちに迎合して、群れてしまっては、何も生み出せない自分から抜け出せないし、自分の居場所も案外見つけにくい。人生を充実させるために、それは仕事でもいいし、趣味でも何でもいいのだけれど、そのためには、もっと外側にある人々との緩い繋がりを作る必要がある。そういう人たちと付き合うことで、意外と社会の大きな流れや、物事の本質が見えたりする。そこまでできたら、何か、バカにされすような夢を描こう。目標が決まったら、あとは多様なメンバーから成るチームで、進んでいくだけ。チームメンバーは途中で変わっていくだろうけど、目標を目指していけば、必ず、成功でも失敗でも結果にはたどり着ける。そのプロセスが成長に繋がり、また次の仲間、次の目標に繋がって、充実感の正のスパイラルが繋がっていく。 これが、私が本書から受け取ったメッセージです。若者だけではなく、全ての年代の人にお奨めです。

Posted byブクログ

2020/07/18

20200504 君に友達はいらないという、挑戦的なタイトルである戦略的チームビルディングの指南書である。これからのグローバル資本主義においては、会社や地縁に居続けて思考停止するゲマインシャフト的な働き方では、競争力を失って絶えてしまう。その一方で、多様なメンバーでチームを作り、...

20200504 君に友達はいらないという、挑戦的なタイトルである戦略的チームビルディングの指南書である。これからのグローバル資本主義においては、会社や地縁に居続けて思考停止するゲマインシャフト的な働き方では、競争力を失って絶えてしまう。その一方で、多様なメンバーでチームを作り、またネットワークを色々な分野で保有して目的ベースでアウトプットを出すゲゼルシャフト的な働き方を目指す必要がある。 自身もそのような働く力を求めて転職した。しかし、弱いネットワーク作りを意識して、保つべき人たちとの関係は意識して保っていきたい。 //MEMO// 元マッキンゼーでエンジェル投資家である滝本氏。死んでしまった方であることが惜しいものである。 他著書も読んでおて、戦略的に生きるにはどうするかという思考法の武器を配ってくれている人であり、今回はチームビルディングの戦略を考えたい。 グローバル資本主義 →企業のコモディティ化 →人材のコモディティ化 目的を共有した秘密結社を作れ Eエデュケーション 仲間は選ぶ。過去の友達など。 自分が生きる姿勢は類を呼ぶ。意識して弱いつながり=ウィークタイズを作れ 会社の選定基準 ①ブートキャンプ ②見晴らしの良い場所 パーソナルラベリング ①業界軸 ②会社軸 ③競合軸 ④自分軸 ロマンとソロバン ロマン→ストーリーを持って語る チーム構成 ①勇者 ②魔法使い ③エルフ ④ドワーフ ⑤トリックスター ゲマインシャフトからゲゼルシャフトへ

Posted byブクログ

2021/06/08

瀧本哲史氏は、マッキンゼー&カンパニーに入社し、その後にエンジェル投資家として活動。京都大学で教鞭も振るっていた異色の経歴をもつ。 同氏の『僕は君たちに武器を配りたい』『武器としての決断思考』も非常におすすめ。 毎回書籍のタイトルが素晴らしくキャッチーなうえに、内容も濃い。 当...

瀧本哲史氏は、マッキンゼー&カンパニーに入社し、その後にエンジェル投資家として活動。京都大学で教鞭も振るっていた異色の経歴をもつ。 同氏の『僕は君たちに武器を配りたい』『武器としての決断思考』も非常におすすめ。 毎回書籍のタイトルが素晴らしくキャッチーなうえに、内容も濃い。 当著もご多分に漏れずインパクトあるタイトルではあるが、安易に友達なんかいらねえよ、というものではありません。 グローバル化、コモディティ化している資本主義を勝ち抜くためには、かつてなく「仲間づくり」が重要になっている。(むかしは、同じ価値観かつ何もしないでも経済が成長していた) 夢を語らうだけのクソ友達よりも、戦友を作らねばいけないということを説いています。 戦友=武器としてのチームを創り出さなくてはいけなくなった現在の市場動向や良いチームの方法が記載されています。 〇世の中を変えるのは世代交代 ・天動説が棄てられ、地動説が受け入れられたのは論理の格闘ではない。天動説論者が死んだからだ。世代が入れ替わったから地動説が受け入れられた。 ・大きなパラダイムシフトは世代交代が引き起こす。古いパラダイムにいる世代を説得して意見を変えさせるなんて時間の無駄。 ・価値観にとらわれないニューカマーのチームを作ることは非常に重要。 ・大久保利通は35で薩摩の代表となり、伊藤博文は36で国政のトップになった。松下幸之助は24歳、井深大は37歳で起業している。 ・永守重信は28歳、柳井正は35歳、孫正義は22歳。スティーブジョブスは21歳、ラリーペイジは25歳、ビルゲイツとザッカバーグは19歳で会社を設立している。 ・重要なのは、全員がひとりですごいわけではなく、チームも優れていたということ。 ・甘えを一切必要としない、若者中心の戦友チームこそ世界を変える。 〇良いチームの条件 ・少人数である ┗ ある程度の組織の場合は少数のコアメンバーと多数の周辺メンバー ・メンバーが互いに補完的なスキルを有する ┗ スキルは固定的ではなく流動的。各々が互いを補完しようとする結果、学習によってスキルは流動的に増加していく ・共通の目的の達成に責任をもつ ┗ 負けたら解散。チームメイトは常に変わる ・メンバーそれぞれが自責であり、環境やチームメイトに文句を言わない ┗ そもそも全員の勉強やプロセスマインドは「それはできて当たり前!」。メンバー全員ができるというバイアスがかかっているおかげで、本当に全員が「出来る奴」になれる ・チームワークではなく、チームアプローチを重視する ┗ 仲良しこよしなんていらない。問題に対してチーム全員がお互いのスキルを有効活用して、答えがなく不確実性の高い難題に挑める ・ギブ&テイクの概念はない。全員がギブ&ギブ&ギブであるべき。 ・全員が能動的にポジションを探す。ポジションを探して自分で仕事を創り出せる。 ┗ ハズレの人材はいるのは当然。そいつのポジションは見つけてやれ、放置するな。 〇意思決定は見晴らしの良い場所に行け ・見晴らしの良い場所とはてっぺん ・てっぺんの企業やチームの情報をあつめ、そのうえで判断しろ ・てっぺんの人脈ネットワークや社内で最強のてっぺん人物に意思決定の助言をもらうことも非常に重要 ・良いチームは、意思決定を見晴らしの良い場所で考えるか、見晴らせる人物に意思決定へのパスを能動的にもらいに行く

Posted byブクログ

2020/07/12

コモディティに対する強い警鐘。これまでの日本企業はメンバーシップ雇用で、ビジネスモデルも確立していたからむしろ器用貧乏くらいでよかった。しかしこれからの時代は買い叩かれるだけ。何かを成し遂げようとするなかで専門性が磨かれる。独立だけでなく社内でも同じくよいチームを持つこと。ストー...

コモディティに対する強い警鐘。これまでの日本企業はメンバーシップ雇用で、ビジネスモデルも確立していたからむしろ器用貧乏くらいでよかった。しかしこれからの時代は買い叩かれるだけ。何かを成し遂げようとするなかで専門性が磨かれる。独立だけでなく社内でも同じくよいチームを持つこと。ストーリーのはじまりをどのように組み込むか。これが重要。

Posted byブクログ