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疾風ロンド の商品レビュー

3.3

545件のお客様レビュー

  1. 5つ

    53

  2. 4つ

    141

  3. 3つ

    235

  4. 2つ

    62

  5. 1つ

    13

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2023/03/10

白銀ジャックと登場人物が被ってるので、読了してたかと思って読み進めたが、全然の別物でした。 完結系が好きなので、最後を描ききって欲しかった感はありましたが、オチがクスッと出来て、読後感はホッコリ(◍︎´꒳`◍︎)

Posted byブクログ

2023/03/09
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

先月読んだ恋のゴンドラに続き東野作品のゲレンデシリーズ2冊目。 スキー場に隠された病原菌を探そうと奮闘する話。 現実にもいそうな冴えないが憎めない主人公と、見事なまでに保身しか考えていない所長など、登場人物のキャラクターが絶妙で良かった! ラストのオチ、病原菌のすり替えの動機が息子が父親を説得するというものであったのは良かったし、したたかな折口姉のまぬけな捕まり方は笑えて最後まで読んだ価値があるなと思った。 ご都合主義にはなるが、最後自由すぎる所長になにか起きて少しスカッと感じたかった。 千晶と折口弟のバトルシーンや登場人物の滑走シーンなどは映画化が目的かな思うような尺の取り方でそこがイマイチだった。(後からレビューを見たら作者はウィンタースポーツが大好きなようで納得) 私自身ウィンタースポーツがもっと好きだったらハマったのかも。 言葉は優しく、行動は正義感が溢れるがクールさのある根津のファンになったのでゲレンデシリーズの残り2冊も読みたい。

Posted byブクログ

2023/02/19

白銀ジャックより好みだったけど、最後は少し物足りなく感じた。 上司に逆らえない部下、父と子の関係、中学生の青春、淡い恋心、多感な時期の親からの多大な影響。 色々な人間模様が描かれていて良かった。 根津さんと千晶さんの今後の関係も気になる。

Posted byブクログ

2023/02/16

生物兵器を雪山に埋めた犯人が事故死。主役は生物兵器を探す医科学研究所主任栗林だが,スキー場のパトロール根津の活躍が目立つ。テディベア紛失や瓶のすり替えが話を複雑にする。疾走感あり。

Posted byブクログ

2023/01/28

最初から最後までハラハラドキドキしっぱなしで、疾走感が半端ないです。すごく面白かったです。しっかりした話なのに、とても読みやすく、さすが東野圭吾さんだと思いました。 登場人物の根津さんが、かっこいい!

Posted byブクログ

2022/12/12
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

脅迫犯があっさり事故死してしまうのが面白いな、と。よくある気まずい親子なのかな、と思ったが意外と息子が父のことを尊敬してたりしてよかったし、ラスト正しくないことをしようとする父に呆れたり見放すのではなく向き合い、正しい道を示すところが成長もみれてよかったな、と。ただウイルスを持ち去った犯人の動機なんかがイマイチあ〜!!となる感じがなかったかな、と。ただラストのオチは面白かった。

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2022/11/09

息子のおすすめで読んでみた。 スキーやスノボの疾走感を味わいながら一気に読めた。父と思春期の息子の微妙な関係も微笑ましい^_^ 映画も観てみたい。

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2022/09/18

初東野作品!文量がそんなになくて読みやすい上に、それぞれの登場人物にスポットを当てながら、すれ違いで進んでいくミステリーは中々もどかしく、さらにきちんと人間ドラマにもなっており面白かったです。

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2022/08/22

雪山シリーズの前作『白銀ジャック』はそんなにハマらなかったが、こちらは最高に面白かった。生物兵器が盗まれて犯行声明が届いた矢先、犯人が事故で死んでしまったときはこの先の展開が読めなかったが、読み応えのある内容が待っていた。無事回収できるかのハラハラ感、親子の絆、選手生命などいろい...

雪山シリーズの前作『白銀ジャック』はそんなにハマらなかったが、こちらは最高に面白かった。生物兵器が盗まれて犯行声明が届いた矢先、犯人が事故で死んでしまったときはこの先の展開が読めなかったが、読み応えのある内容が待っていた。無事回収できるかのハラハラ感、親子の絆、選手生命などいろいろなテーマと絡めながらうまくまとめ上げているのが凄かった。

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2022/06/25

「東野圭吾」の長編ミステリー『疾風ロンド』を読みました。 『夢はトリノをかけめぐる』、『祈りの幕が下りる時』に続き「東野圭吾」作品です。 -----story------------- 「いきなり文庫」の大ヒットミステリー『白銀ジャック』から3年。 今度の「東野圭吾」最新作は...

「東野圭吾」の長編ミステリー『疾風ロンド』を読みました。 『夢はトリノをかけめぐる』、『祈りの幕が下りる時』に続き「東野圭吾」作品です。 -----story------------- 「いきなり文庫」の大ヒットミステリー『白銀ジャック』から3年。 今度の「東野圭吾」最新作は、まさかの「文庫書き下ろし」!! 「東野圭吾」が贈る、この冬最大の興奮! ラスト1頁まで気が抜けない長編ミステリー! 拡散すれば人々を大量死に陥れる威力をもつ生物兵器K-55が盗まれた! 引き換えに3億円を要求する犯人からの手がかりは、スキー場らしき場所で撮られた テディベアの写真のみ。 しかも犯人との交渉が突如不可能に! 圧倒的なスピード感で二転三転する事件のゆくえ、読者の予想を覆す衝撃の結末に酔いしれろ! 強力な生物兵器を雪山に埋めた。 雪が解け、気温が上昇すれば散乱する仕組みだ。 場所を知りたければ3億円を支払え―そう脅迫してきた犯人が事故死してしまった。 上司から生物兵器の回収を命じられた研究員は、息子と共に、とあるスキー場に向かった。 頼みの綱は目印のテディベア。 だが予想外の出来事が、次々と彼等を襲う。 ラスト1頁まで気が抜けない娯楽快作。 ----------------------- 一般的な「東野圭吾」作品とは違い、 ・殺人がない  ~生物兵器を盗んで雪山に埋めた犯人は死にますが交通事故によるもの…  ・男女間のドロドロがない  ~恋愛については、中学生の淡い恋心のみ…  ・心を抉るような心理描写がない  ~あくまでも軽く… ・深刻さがない  ~というよりもコミカルな展開… ・中学生たちが活き活きと活躍する  ~まるで彼らが主人公のようで爽やかな展開… という特徴があり、ちょっと軽めでテンポの良い、娯楽要素の高い作品でしたね。 生物兵器を探す研究員と所長が、やや間抜けでコミカルな設定になっているところが、ドタバタ喜劇っぽくて面白かったなあ。 少年たちの機転(思惑?企み?)により、細菌兵器が胡椒に差し替えられていたり、冷凍ウィンナーに差し替えられていたり、、、 というところも、クスッと笑える設定になっていましたね。 スキー場の明るさのように、明るいエンターテイメント作品でした。 少年たちが活躍するし、読みやすいので、ジュブナイル的な作品でもありましたね。

Posted byブクログ