1,800円以上の注文で送料無料

疾風ロンド の商品レビュー

3.3

545件のお客様レビュー

  1. 5つ

    53

  2. 4つ

    141

  3. 3つ

    235

  4. 2つ

    62

  5. 1つ

    13

レビューを投稿

2013/11/18
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

3年前の「白銀ジャック」に続き、いきなり文庫で 登場した東野圭吾の新作。おもしろいのは、今回もウィンタースポーツ ネタであること。いきなり文庫は、このジャンルに特化するのかなぁ、 と考えたりして。 この作品、東野圭吾作品としてはかなり異色。 ハードボイルドっぽくシリアスに始まったかと思えば、序盤でいきなり コメディタッチに。何よりも、どう考えてもキーマンになりそうだった 登場人物が本編に入る前にいきなり死んじゃうのだから、何をか言わん かや。自身のイメージを破壊にかかっている。 興味深いのは、いろんな人間関係が入り乱れること。 ステレオタイプの上下関係、やや不安定な親子関係、そして中学生の 恋愛関係。これにバイオテロっぽい事件を絡ませて、作品として成立 させちゃうんだから、コレはやっぱり凄いのかもしれない。 だが、東野作品としてはちょっと食い足りない感があるのも事実。 どうせならシリアスなまま走って貰いたかった、というのが本音、かな。 しかし、いきなり文庫はやはりありがたい。もっと言うのなら、 電子書籍版のリリースもあって欲しいんだけど、東野作品じゃ無理かな、 やっぱり。

Posted byブクログ

2013/11/17

まさに疾風のごとく、さーっとストーリーが流れていく感覚。最後の最後まで分からない東野圭吾らしい作品。本格ミステリーという感じでは無いが。

Posted byブクログ

2013/11/17

ミステリーというよりは、気持ちいいほどの勧善懲悪で、思春期の微妙な心の揺れの中、父と正面から向き合う息子がとくによかった(o^^o) スキーができない私でも、ウィンタースポーツを楽しんでる気分で読めるので冬場に読みたい1冊(*^^*)

Posted byブクログ

2013/11/16

さすが東野圭吾。 白銀ジャックと同じく文庫書き下ろし。 少しでも早く読者に手にして欲しいからと。 面白く読めた。 強力な生物兵器を埋めた。 その埋めた犯人が事故死。 上司から生物兵器の回収を命じられた研究員は息子と一緒にスキー場へ行くことに。 最後まで気が抜けない話。 そして、息...

さすが東野圭吾。 白銀ジャックと同じく文庫書き下ろし。 少しでも早く読者に手にして欲しいからと。 面白く読めた。 強力な生物兵器を埋めた。 その埋めた犯人が事故死。 上司から生物兵器の回収を命じられた研究員は息子と一緒にスキー場へ行くことに。 最後まで気が抜けない話。 そして、息子の言うことには一理ある。 やるぞ、息子!!

Posted byブクログ

2013/11/16

強力な生物兵器を雪山に埋めた。雪が解け、気温が上昇すれば散乱する仕組みだ。場所を知りたければ3億円を支払え-そう脅迫してきた犯人が事故死してしまった。上司から生物兵器の回収を命じられた研究員は、息子と共に、とあるスキー場に向かった。頼みの綱は目印のテディベア。だが予想外の出来事が...

強力な生物兵器を雪山に埋めた。雪が解け、気温が上昇すれば散乱する仕組みだ。場所を知りたければ3億円を支払え-そう脅迫してきた犯人が事故死してしまった。上司から生物兵器の回収を命じられた研究員は、息子と共に、とあるスキー場に向かった。頼みの綱は目印のテディベア。だが予想外の出来事が、次々と彼等を襲う。ラスト1頁まで気が抜けない娯楽快作。

Posted byブクログ