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感染遊戯 の商品レビュー

3.8

153件のお客様レビュー

  1. 5つ

    23

  2. 4つ

    73

  3. 3つ

    46

  4. 2つ

    2

  5. 1つ

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2020/08/14

短編集かと思って暇を見つけちょこちょこ読み進めていたらなんと最後に向かって一つの物語になっていました。この一冊では姫川は完全にサブキャラですがたまに出てきては存在感を出しています。

Posted byブクログ

2020/07/28

短編集かと思っていたら…全体で一つの話だったとは!うーん、やりますな。しかも、ありえそうな話に思えるところがよかった。結局、自分の大事なものを失ったら、どうなったっていいものね…。

Posted byブクログ

2020/07/16
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

3つの短編と1つの中編からなる作品。 以前のストーリーとも交錯しており長編小説の様な感覚も抱いた。 薬害問題・年金問題など現実の世界でも問題になっていることが軸になっており、ネットを用いて犯罪を誘発する所も現実的な展開。どのような結末なるのか色々想像していたが黒幕である辻内が自分の個人情報を流し、復讐を受けてしまう結末に、単純ハッピーエンドで終わらせない誉田作品の真髄を感じた。

Posted byブクログ

2020/07/16

15年前に世田谷で起きた殺人事件。 捜査にあたったガンテツは殺害現場の違和感から、犯人がターゲットを間違えた可能性に行き着く。 犯人の真の狙いは被害者の父親で元・厚生省薬事局長・長塚利一。悪名高き薬害感染症問題の黒幕と言われた男だった。 時は経ち… 外務省の官僚とその愛人が刺さ...

15年前に世田谷で起きた殺人事件。 捜査にあたったガンテツは殺害現場の違和感から、犯人がターゲットを間違えた可能性に行き着く。 犯人の真の狙いは被害者の父親で元・厚生省薬事局長・長塚利一。悪名高き薬害感染症問題の黒幕と言われた男だった。 時は経ち… 外務省の官僚とその愛人が刺され愛人は死亡。助かった官僚も入院先の病院を襲われ刺殺される。 その事件を皮切りに、元農水省事務次官、元郵政省事務次官と、高級官僚が次々にターゲットとなった。 悪事の中枢にいながら罪を免れ、利を貪り悠々と余生を送っている悪党共の粛清。 15年前と同じく謎なのは、如何にして悪党共の住所を特定しているか… 事件は、息子の起こした殺人事件によって警察を辞職した元刑事の人生とクロスオーバーしながら進んでゆく やがて… あるサイトが浮かび上がる。

Posted byブクログ

2020/05/24
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

#ストロベリーナイト #ソウルケイジ #シンメトリー #インビジブルレイン に継ぐシリーズ第5弾!! 一見、短編集の様な構成ですが 読み進めるにつれて、パズルのピースが繋がっていくかの様な感覚。 伏線、回収。誉田哲也さんの犯人が語るスタイル、結構好きです。 読みながら犯人は誰か?推理しながら 読み進め、繋がった時の爽快感が あるから #ストロベリーナイト シリーズは辞められません。 今回も読んだ後に、タイトルの意味が ストンとおち納得でき、今回のタイトルには誉田哲也さんのイタズラ心が含まれる様な仕上がりでした( ̄▽ ̄) 決して、主人公の姫川玲子は活躍しないけど、 3人の男達が経験した捜査や 事件が後に 1つに繋がり、1つとなって 連携し始める構成は見事でした° ✧

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2020/04/17

姫川玲子シリーズのスピン・オフ作品。ガンテツ、倉田、葉山を中心とした中短編集かと思いきや、“推定有罪”で明らかにされる悲しき過去。官僚の腐敗した組織に対峙するには...。フーダニットとホワイダニットを巧みに織り交ぜた内容で伏線の回収も見事。一気読みでした。

Posted byブクログ

2019/09/04
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

2019/9/4 さすがにちょっとお下品すぎるんよな、ガンテツは。 私こんなん読んでて大丈夫かいなって思っちゃう。 途中まで短編集かと思ったら全部つながった。 短編かと思ってたから倉田の話はなんの嫌がらせかと。 自分の息子が人殺したのに殺した相手の話は一切出ないし何事かと思った。 奥さん空元気でも息子はまだ若いから大丈夫とか言っちゃうし。 そして殺されるし。 いくら復讐とはいってもそんなみんながみんな人殺しするかな。 なかなか殺せないよ。きっと。

Posted byブクログ

2019/06/07

前半は中途半端は話でよくわからないが、後半畳み掛けるように全てを結び付けていく。さすが、面白い。さて、次はブルーマーダーですね。

Posted byブクログ

2019/04/14

そうだった、姫川班は解散したんだった。姫川シリーズではあるけど、姫川以外の人が主人公の短編集。かと思いきや、最後のストーリーで全体が繋がった事件で、最後の最後まで気が抜けず楽しめた1冊でした。主人公が変わると見えてなかったものが見えてきてすごく興味深かった。それにしても天下りの件...

そうだった、姫川班は解散したんだった。姫川シリーズではあるけど、姫川以外の人が主人公の短編集。かと思いきや、最後のストーリーで全体が繋がった事件で、最後の最後まで気が抜けず楽しめた1冊でした。主人公が変わると見えてなかったものが見えてきてすごく興味深かった。それにしても天下りの件といい重役をこなした人の傲慢さといい、小説の中の物語とは言えども現実の世界に警告でもするかのような内容でした。

Posted byブクログ

2019/04/03
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ガンテツ、下品すぎて途中でしんどくなる。こういう言葉を並べ立てる意味が本当に分からない。ストーリーとしては面白く、倉田にものすごい反感を持った。姫川が可愛く思えてしまうくらい、登場人物が嫌な人ばかりで、ため息ついた読後でした。色々役人の怠慢や傲慢があるのは報道などで知っているけど、今まで当事者にならなかったから私は普通でいられたけど、やっぱり自分や家族が巻き込まれたら狂気の波に飲み込まれてしまうんだろうな・・・。

Posted byブクログ