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感染遊戯 の商品レビュー

3.8

156件のお客様レビュー

  1. 5つ

    23

  2. 4つ

    73

  3. 3つ

    48

  4. 2つ

    2

  5. 1つ

    0

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2017/11/06

姫川が主役じゃない姫川シリーズのお話。 サブキャラなんだけど、みんなキャラがたってるので 物語はなかなかに面白い。 けど、やっぱ姫川居ないとシマらん気がする。

Posted byブクログ

2017/09/16

ブクログに書くのを忘れて2回目読んだ話。2回目でも十分面白かった。笑 個々の物語かと思いきや、全てがひとつに繋がってる。 主犯にも過去と動機があり。ストーリーとしては腑に落ちるというか、ちゃんと一貫性があった。 いやー日本の政界ってほんとにこんな感じなのかな。怖い。 こんなウェ...

ブクログに書くのを忘れて2回目読んだ話。2回目でも十分面白かった。笑 個々の物語かと思いきや、全てがひとつに繋がってる。 主犯にも過去と動機があり。ストーリーとしては腑に落ちるというか、ちゃんと一貫性があった。 いやー日本の政界ってほんとにこんな感じなのかな。怖い。 こんなウェブがあったら、起こりかねないだろうな。物語の中の話で終わらないんじゃ…。 今回ガンテツこと勝俣がなかなか良い働きをしてた!

Posted byブクログ

2017/08/21

表紙と出だしからして、今回はガンテツか! 姫川ちょっとしか出てこないのにぐんぐん引き込まれた。 次にまた、対峙する物語を勝手に思い浮かべて一人にんまりしながら読み終えた。 やっぱ、このシリーズは面白いが、次は姫川班がゴリゴリなやつ希望。

Posted byブクログ

2017/06/12

姫川シリーズ第5作目…らしい(順番通りに読んでいないので)短編(?)4作。全部繋がってるから連作かな? 姫川は殆ど出てこず、それぞれメインとなる人物が変わる(スピンオフ)のだが…。シリーズで一番この巻が好きかも。構成もよく出来ていて終わり方もきれい。最後まで読んで、なるほどそうな...

姫川シリーズ第5作目…らしい(順番通りに読んでいないので)短編(?)4作。全部繋がってるから連作かな? 姫川は殆ど出てこず、それぞれメインとなる人物が変わる(スピンオフ)のだが…。シリーズで一番この巻が好きかも。構成もよく出来ていて終わり方もきれい。最後まで読んで、なるほどそうなっていたのか~!と。ガンテツ!良かったわ!面白かった!

Posted byブクログ

2017/05/08
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

小説として好き。 箱物とか、支給を遅らせたために病気の奥さんが亡くなってしまったとか、実際にありそう。 この本の面白い所は、官僚に対する作者の怒りを感じない所。本当は怒ってるかもしれないけど、私はそう感じた。藤本先生みたいな、題材に対して冷静である事を貫いたのかな。作者の怒りが燃えてたらすみません。 官僚への怒りでなく、登場人物達をメインに書いていた気がする。 解説や考察ではガンテツについて良い感じに書かれていた(姫川の理解者)けど、いい人にしたくない。 私はガンテツは普通に不穏な臭いを感じ取る狼であってほしい気がする。心がハードボイルドとかであってほしい、葉山に見せた優しさもキマグレくらいでいいんだよ。勝手な理想ですごめん。

Posted byブクログ

2017/05/08

誉田哲也はストロベリーナイトに出会ってからはずっと見かければ必ず読みます。TVドラマにもなっており、西島英俊がね~かっこいいんですよ~。キュンキュンするんですよ~~。とかこの本にはぜんぜーん関係ありません(笑) この本は「姫川玲子シリーズの第5弾」であり、できれば最初から読んで...

誉田哲也はストロベリーナイトに出会ってからはずっと見かければ必ず読みます。TVドラマにもなっており、西島英俊がね~かっこいいんですよ~。キュンキュンするんですよ~~。とかこの本にはぜんぜーん関係ありません(笑) この本は「姫川玲子シリーズの第5弾」であり、できれば最初から読んでいればこその面白さもある訳です。しかし第5弾とはいえ姫川玲子が主人公ではありません。所謂スピンオフ作品。とはいえ本筋に派生した脇役を輝かせる為だけの小説では無くて、布石や伏線バリバリの内容。頭フル回転でずいずい読めます。 警察小説ってたぶん好きなんですよ。ハードボイルドな物から現実的な物まで色々と読んでます。 今野敏・横山秀夫・堂場瞬一・雫井侑介・佐々木譲・乃南アサ・貫井徳郎・鳴海章・首藤瓜於・・・日本物だけでもきりがない・・・しかしやはり飽きて来るんですね~そんな時にこの本を読むと起爆剤になる気がします。 わざわざ起爆剤を読まなくても警察小説の次は古典文学とかジャンルを変えれば済むことなんですが・・・(=_=) ”飽きたな~という感情を抑え込む”というか、”まだまだこれからですなー”みたいな自分の本好きの未熟さを突き付けられた結果、”まだまだ読みまっせ!”という意欲を掻き立てられるという本であります。

Posted byブクログ

2017/03/25
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

姫川シリーズ第五弾。 姫川以外の人物がそれぞれ主人公の短編集…かと思いきや、すべてが一つにつながります。 この感覚がたまりませんね 。 過去の事件も現在のいろいろな事件も、バラバラのように思えて実はつながっている。 何度もページを戻って読み返してしまいました。 過去のシリーズに出てきた人物の続編もあり、それもまた読み返したくなります。

Posted byブクログ

2017/03/17

「姫川玲子シリーズ」のスピン・オフ的な物語である。 「感染遊戯」ではガンテツこと勝俣が主人公として描かれている。 互いに良い感情は持ち合わせていないのに、なぜか姫川をよく理解している勝俣。 彼の中にある狂気が、玲子の中に眠っている狂気とどこかで共鳴し、同類だと感じとっているのかも...

「姫川玲子シリーズ」のスピン・オフ的な物語である。 「感染遊戯」ではガンテツこと勝俣が主人公として描かれている。 互いに良い感情は持ち合わせていないのに、なぜか姫川をよく理解している勝俣。 彼の中にある狂気が、玲子の中に眠っている狂気とどこかで共鳴し、同類だと感じとっているのかもしれない。 「連鎖誘導」では「シンメトリー」にも登場した倉田が元刑事・現警備員として再び登場している。 息子の死の真相を姫川に知らされた後、彼はひっそりと生きてきた。 自らの手を汚した者は、けっして普通の人が目にしない・・・出来ない・・・深淵を覗いている。 そんな倉田に近づき利用しようとする勝俣。 刑事でいたときから内に秘めていた狂気は、息子の事件をきっかけに芽吹いてしまっている。 いまは眠っているように思えても、その狂気が無くなることはないのだろう。 「沈黙怨嗟」では姫川の元部下・葉山が主人公として描かれる。 姫川と形は違うけれど、葉山もまた心の中にトラウマを抱えながら刑事を続けている。 刑事としての資質はもちろん、彼の中にある複雑な感情が姫川や勝俣から注目される原因のひとつであることは間違いない。 法的に「悪」だと断定されなくても、社会には法で裁かれない「悪」は存在する。 一連の事件の犯人は、それに対抗しようとしたのだろう。 だが、結局は自己満足にすぎない。 何故なら、自らの身の安全を確保し、自らの手を汚さない人間は、高見の見物をしているだけなのだから。 ドラマ化された後に小説を読むと、セリフが演じた俳優で脳内変換されてしまう。 勝俣は武田鉄也で、姫川は竹内結子で。 この物語に関して言えばそれも楽しかった。

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2017/02/08

誉田哲也の感染遊戯を読みました。 姫川玲子シリーズの短編集でしたが、今作では姫川玲子はほとんど登場しません。 代わりに姫川玲子と関連のある3人の刑事・元刑事が主役となって各短編が語られていきます。 薬害事件などのような官僚による法に問われない不正と、それを法によらずに裁こうと...

誉田哲也の感染遊戯を読みました。 姫川玲子シリーズの短編集でしたが、今作では姫川玲子はほとんど登場しません。 代わりに姫川玲子と関連のある3人の刑事・元刑事が主役となって各短編が語られていきます。 薬害事件などのような官僚による法に問われない不正と、それを法によらずに裁こうとする被害者側の行動がテーマになっています。 許されない犯罪なのだが、仕方のない面もあると思わせる語り口が誉田哲也らしいと思いました。

Posted byブクログ

2016/10/11

姫川シリーズのスピンオフ。 ガンテツ、倉田、ノリの視点で事件を追って行く連鎖短編。 被疑者や被害者が多くて、何度か頭がこんがらがった。 最後はひとつにまとまったけど、倉田のその後が気になる。。なんとか救われて欲しいなぁ。 そしてガンテツの口の悪さ、、こんな人が近くにいたらまじやだ...

姫川シリーズのスピンオフ。 ガンテツ、倉田、ノリの視点で事件を追って行く連鎖短編。 被疑者や被害者が多くて、何度か頭がこんがらがった。 最後はひとつにまとまったけど、倉田のその後が気になる。。なんとか救われて欲しいなぁ。 そしてガンテツの口の悪さ、、こんな人が近くにいたらまじやだよ。(´-_ゝ-`)

Posted byブクログ