感染遊戯 の商品レビュー
読み始めてすぐ、 「あ、ドラマで見たな」と思いましたが、本では読んでなかったので全部読んでみました。 ドラマとは違った…というか、ドラマが原作と違う纏め方をしたわけですが、この原作をあのように纏めたドラマの制作も見事かな、と思います。 「ストロベリーナイト」の名脇役、ガンテツ...
読み始めてすぐ、 「あ、ドラマで見たな」と思いましたが、本では読んでなかったので全部読んでみました。 ドラマとは違った…というか、ドラマが原作と違う纏め方をしたわけですが、この原作をあのように纏めたドラマの制作も見事かな、と思います。 「ストロベリーナイト」の名脇役、ガンテツこと勝俣がかつて関わった事件など、時期も担当刑事も異なる事件を短編として描き、最終的に1つの人物・事件に帰結していきます。 あり得そう、だから面白いなと思って読みました。 題材が題材なので、面白いというのは不謹慎なのかもしれませんが。 あっという間に読めます。
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キレイに繋がる。どこで切れるのか想像できない。もし自分がこのリンクに取り込まれたら、ちゃんと切れるか自身がないような気もする。
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2022/7/17 読了 複雑に絡み合った事件が最期には1つに繋がっていく。 勝俣の登場が多く、人間性がハッキリと浮かびあがってくる。 物理的な感染と、そうではない感染が描かれている。 これを読んでいる時に安倍元首相の事件があり、ゾッとした。
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姫川玲子シリーズ、 スピンオフ的な作品。 複雑に絡み合った伏線が一つに。 感染遊戯。 素晴らしいタイトルだと思った。
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シリーズ第5弾やけど、姫川さんはほぼ出て来ない… 姫川さんの周り、ガンテツさん、葉山さんらがメインの短編集。 はじめは、バラバラやけど、パズルのピースのように繋がっていく。 腐った官僚組織の悪を退治するという名目かと思いきや、やっぱり個人的に辛い事があった訳ね。いくら、官僚が悪...
シリーズ第5弾やけど、姫川さんはほぼ出て来ない… 姫川さんの周り、ガンテツさん、葉山さんらがメインの短編集。 はじめは、バラバラやけど、パズルのピースのように繋がっていく。 腐った官僚組織の悪を退治するという名目かと思いきや、やっぱり個人的に辛い事があった訳ね。いくら、官僚が悪いとは言え、自分の後悔したのをそっちに当たってる感があっては、大義名分が揺らぐ! でも、その方が納得感はあるな。 こういう、ネットでの個人情報を含んだ公開は、今もあるから真実味はあるな。 義憤に駆られて、処刑もどきな犯罪とかが感染していく〜 この時代より、更に厳しくなっているとは言え… 官僚さ〜ん!己を正して下さいね〜 そうしないと感染が拡大しますよ〜
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姫川シリーズ5、短編集だが、姫川はほんのちょっとの出番だけ。いつも姫川にセクハラや恫喝するガンテツと元姫川班で若干の距離があった葉山がメイン。二つ前の短編集で殺人を犯したと姫川が看破した元刑事も登場。姫川から聞いたガンテツが、この元刑事を脅してこき使う。短編集ながら、一つの事件と...
姫川シリーズ5、短編集だが、姫川はほんのちょっとの出番だけ。いつも姫川にセクハラや恫喝するガンテツと元姫川班で若干の距離があった葉山がメイン。二つ前の短編集で殺人を犯したと姫川が看破した元刑事も登場。姫川から聞いたガンテツが、この元刑事を脅してこき使う。短編集ながら、一つの事件として続いて行く。ストーリーは面白いが、ガンテツが余りにも悪度過ぎて引いてしまう。
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ガンテツさんメインのお話。口が汚いから嫌いやけどこの本読んでちょっと好きになったかな(^^) ノリも出てくるのが嬉しい!! 読んでると次から次へと負の連鎖が起こって本のタイトル通り感染していく様が描かれていた…なんだかなぁ〜って感じ、、その気持ち分からんでもないが殺人はあかん...
ガンテツさんメインのお話。口が汚いから嫌いやけどこの本読んでちょっと好きになったかな(^^) ノリも出てくるのが嬉しい!! 読んでると次から次へと負の連鎖が起こって本のタイトル通り感染していく様が描かれていた…なんだかなぁ〜って感じ、、その気持ち分からんでもないが殺人はあかんよ(;_;) 次はブルーマーダーだ!!!
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読む順番間違えて、ソウルゲイジの後に読んでしまった・・・ あとがきを読んだら、シンメトリーの続編と書いてあり。 忘れないうちにシンメトリーとインビジブルレインを読まないと。 公務員に関しては思うところたっぷりなので、もっとやれー!!って思っちゃった。
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姫川玲子シリーズ5作目 非常に昭和の男臭い作品 作中から汗、タバコ、酒の強い臭いが立ち昇ってくる気がする 刑事という職業がこんなに大変な仕事というのが事実なら誰も目指さなくなってしまうのではないかと思ってしまう そして特筆すべきは姫川玲子シリーズでありながら姫川玲子はほぼ登場し...
姫川玲子シリーズ5作目 非常に昭和の男臭い作品 作中から汗、タバコ、酒の強い臭いが立ち昇ってくる気がする 刑事という職業がこんなに大変な仕事というのが事実なら誰も目指さなくなってしまうのではないかと思ってしまう そして特筆すべきは姫川玲子シリーズでありながら姫川玲子はほぼ登場しない 姫川の周りの男性職員が主軸になった短編集の形を取りながら、最後にはジグソーのパズルがぴたりとハマりひとつの作品になるという形式をとっている 今作で活躍するのは玲子のライバルのガンテツ氏 よほどコアなファンが多くて作者がリクエストに答えたのではないかと見てしまう 一見ルール無視のように見えるが、彼なりの正義の軸に従って彼のやり方を通し、解決に導くだけでなく落とし所を見極めるあたりが読み手のの気持ちを揺さぶるのだろう 読後は男臭さから解放され深呼吸をしたくなる
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短編というか連作。 勝俣好きとしては中々嬉しく読みました(^ ^) 倉田のその後もあり、勝俣節も炸裂で面白かった。
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