感染遊戯 の商品レビュー
勝俣警部補や葉山巡査部長、元警察官の倉田が主人公のスピンオフ作品。姫川玲子が主人公の作品と比べるとそこまで盛り上がらないが、まずまず面白かった。
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この著者にしては鈍い切れ味のように感じていたものの、最後にはうすら怖くなる仕掛けが隠れてた。ガンテツの心に潜むであろう苦味がもっとにじみ出ていたら良かったのに。
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姫川シリーズ 短編だけど、ガンテツ中心に繋がっていく。 倉田元刑事の描写、前作に軽く出てたね。 読み返すと、あ~そう言うことかぁ、ってなるね。
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姫川シリーズのスピンオフ 一息つくのにちょうどいい作品 ただ登場人物が多く、貴方は何を抱えて…?となる ガンテツ中心のストーリー 彼の傲慢な捜査態度はいかがなものかと思いつつも、本質を見抜くセンスや経験値は群を抜いていて面白い 薬にまつわる役所・会社の重要人物が被害者となる短編集 短編一つ一つで加害者・被害者の関係はしっかりと描かれていて、各被害者の個人情報の出処を最終章で解いている 恨み憎しみなんてものではなく、その時にとった行動の1つ。 本当に深い意味を持った行動ではなく、そうしてしまった程度のことが始まりだった。 報われるとは…。という気持ちになった
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誉田哲也さんの作品、ブクログ登録は4冊目になります。 著者、誉田哲也さん、どのような方か、ウィキペディアで確認しておきます。 ---引用開始 誉田 哲也(ほんだ てつや、1969年8月18日 -)は日本の小説家。東京都板橋区出身、学習院中・高等科を経て学習院大学経済学部経営...
誉田哲也さんの作品、ブクログ登録は4冊目になります。 著者、誉田哲也さん、どのような方か、ウィキペディアで確認しておきます。 ---引用開始 誉田 哲也(ほんだ てつや、1969年8月18日 -)は日本の小説家。東京都板橋区出身、学習院中・高等科を経て学習院大学経済学部経営学科卒業。代表作に、『ストロベリーナイト』をはじめとする映像化された「姫川玲子シリーズ」や『武士道シックスティーン』をはじめとする「武士道シリーズ」などがある。 ---引用終了 で、本作の内容は、次のとおり。 ---引用開始 会社役員刺殺事件を追う姫川玲子に、ガンテツこと勝俣警部補が十五年前の事件を語り始める。刺された会社役員は薬害を蔓延させた元厚生官僚で、その息子もかつて殺害されていたというのだ。さらに、元刑事の倉田と姫川の元部下・葉山が関わった事案も、被害者は官僚―。バラバラに見えた事件が一つに繋がるとき、戦慄の真相が立ち現れる!姫川玲子シリーズ最大の問題作。 ---引用終了 展開が複雑で、ついていけませんでした(^^ゞ 今後、著者の作品を手にとるか、微妙です。 今まで読んだ「姫川玲子シリーズ」をまとめておきます。 ・第1作 ストロベリーナイト (2006年刊) ・第4作 インビジブルレイン (2009年刊) ・第5作 感染遊戯 (2011年刊) ・第6作 ブルーマーダー (2012年刊) 刊行時(2006~2012年)の著者の年齢は、37~43歳位になります。
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バラバラなストーリーのようで実は繋がっている。姫川玲子が主役でなくても面白い。この本を読んでから他の姫川ストーリーを読み返すと、脇役たちが際だって見えてさらに面白くなるかも。
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姫川シリーズ第5弾。今作はスピンオフということで、勝俣、倉田、葉山がメインのお話でした。テーマは「官僚殺し」。ですが、息子や恋人と向き合いきれなかった後悔や恨みが動機のように思います。個人的には今まであまり印象のなかった葉山の熱い一面が見れたこと、気になっていた倉田のその後が知れ...
姫川シリーズ第5弾。今作はスピンオフということで、勝俣、倉田、葉山がメインのお話でした。テーマは「官僚殺し」。ですが、息子や恋人と向き合いきれなかった後悔や恨みが動機のように思います。個人的には今まであまり印象のなかった葉山の熱い一面が見れたこと、気になっていた倉田のその後が知れたことが良かった点でした。
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姫川玲子が主役でなくても面白い! それぞれの短編が繋がっていて読み応えがあった。 ありそうな話ではあるけど、ネット規制もやや強化されてきているわけで、どうなんだろう。
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緑川製薬役員殺人事件を捜査中の姫川玲子。 『ガンテツ』こと勝俣警部補が、『15年、か。よく逃げ回ったと、褒めてやるべきか』と、告げる… 勝俣が担当した、15年前に担当した殺人事件。 厚生労働省薬事局長の息子が被害者であったが、犯人の本当の狙いは、薬事局長だった父親だったことが…...
緑川製薬役員殺人事件を捜査中の姫川玲子。 『ガンテツ』こと勝俣警部補が、『15年、か。よく逃げ回ったと、褒めてやるべきか』と、告げる… 勝俣が担当した、15年前に担当した殺人事件。 厚生労働省薬事局長の息子が被害者であったが、犯人の本当の狙いは、薬事局長だった父親だったことが… 息子が殺人事件を起こしたため、刑事を辞めた倉田が、8年前に担当した麻布十番路上殺傷事件。 被害者のひとりは、外務省のノンキャリ職員だった… 北沢署強行犯係・葉山は、老人同士の傷害事件を担当することに。 被害者・谷口は元厚生労働省で、『年金のゴットファーザー』と呼ばれる年金のエキスパートだった。 加害者・堀井の過去が… 一見、何のつながりもなかった3つの事件がつながっていく… 官僚への復讐か… どうやって… インターネット時代に個人情報が晒される。 個人へのテロか… 官僚への不満が爆発したのか… 確かに何も変わらないのかもしれない、省庁で不祥事があっても、変わるのは大臣や事務次官だけ。 末端までは変わらないのだから… 姫川はほとんど登場せず、最初はスピンオフの短編かと。 すべてがつながるとは。
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姫川玲子シリーズ5作目。 警部補の勝俣、刑事の葉山、元刑事の倉田がメインの話。 姫川は出番が少ない。 シンメトリーの倉田修二の短編を読んでいないと少し物足りないかも。 辻内眞人は松井武弘、長塚利一が殺害されたことで、自分の目的を達成し、官僚の谷川正継が自殺したことでアンマスクも役目を終えたと考え最後は自分を標的にした。 最後まで自分の手を汚さないという、官僚のやり方で。 アンマスクは最初ありえないと思ったが、ネットの普及で 可能性はあるかなと思ってしまった。 2009年に自民党→民主党に政権交代しました。この作品は2011年に初版発行だから、その影響を受けてるかなと思う。
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