女子高生サヤカが学んだ「1万人に1人」の勉強法 の商品レビュー
私には欠けている「やり続ける力」「やり抜く力」。この本でもひしひしとその大切さを感じました。 無期懲役囚と一般の中・高校生との手紙のやりとりなんだけど、囚人とは思えないような優しくて、見守るような手紙の内容にびっくりしました。 もちろん、犯した罪があるのでこの人のすべてを肯定は...
私には欠けている「やり続ける力」「やり抜く力」。この本でもひしひしとその大切さを感じました。 無期懲役囚と一般の中・高校生との手紙のやりとりなんだけど、囚人とは思えないような優しくて、見守るような手紙の内容にびっくりしました。 もちろん、犯した罪があるのでこの人のすべてを肯定はできませんが、それでも手紙をやりとりしていた子たちには支えとなっている存在なんだろうなと感じた。 読みすすめていく中で、作り話?と思ってしまうくらいにできすぎた感があったけれど、本当の話にびっくりしたし、囚人=美達さんの答えの内容の豊富さや理論には感銘しました。目をよくする方法だとか、足を細くする方法だとか。 美達さんの本も今度読んでみよっと。
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無期懲役囚との文通をまとめたもので、勉強法というか自己啓発本かな。 全く期待していなかったけどかなり良かった。 まず、立場が立場なので賛否はあるとは思う。 ただ、書かれていることはとても真っ当で「もっと本を読もう」「勉強をしなくては」「努力しよう」という気にさせてくれる。 たまに...
無期懲役囚との文通をまとめたもので、勉強法というか自己啓発本かな。 全く期待していなかったけどかなり良かった。 まず、立場が立場なので賛否はあるとは思う。 ただ、書かれていることはとても真っ当で「もっと本を読もう」「勉強をしなくては」「努力しよう」という気にさせてくれる。 たまに読み返してやる気を出していきたい。
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娘・息子に読ませたい1冊。 あまりに知的な無期懲役囚との文通。大事なことは、「諦めないこと、地道に繰り返し努力すること。」。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
勉強法に関する書は数多存在するが、物語形式、あるいは対話形式は新味。もっとも、「もしドラ」風ではあるので独創的とは言いがたいが。記述内容は特異でも突拍子のないものでもなく、極めて堅実。
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痛いところを突かれるような、今私に必要な本だった。諦めたらそこで終わり、ということを教えてくれた本。 でも、複数のことをする目標があり、そのどれもに100%集中してやるなんて、不可能に近いと思う。何かを得たいなら、何かを諦めることも重要な選択肢の一つだと思った。
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借りたもの。 勉強とは成績ありきではなく、自己鍛錬――苦手を克服すること、教養を深めることであると、シンプルに指摘。そのために”繰り返し”練習をすること、また、身体を鍛えることも大切と、勉強だけでなく、人間としての土台作りを、受刑者の「みたっちゃん」は伝える。 サヤカさんとヒロキ...
借りたもの。 勉強とは成績ありきではなく、自己鍛錬――苦手を克服すること、教養を深めることであると、シンプルに指摘。そのために”繰り返し”練習をすること、また、身体を鍛えることも大切と、勉強だけでなく、人間としての土台作りを、受刑者の「みたっちゃん」は伝える。 サヤカさんとヒロキくん、それぞれに合った的確なアドバイスをする姿勢にも、(親であれ教師であれ)画一的に勉強と成績の事ばかりの教育に、本来の教育の在り方を見る。 サヤカさんとヒロキくんにお薦めする本のチョイスもなかなか粋なものを選んでおり、「みたっちゃん」の造詣の深さを感じさせる。 手紙のやりとりという形式なので、色んな話に話題が及ぶ。それでも一貫した姿勢があることに、学ぶという事の普遍的なものを見る。 耳が痛いのは、自身の意思の弱さを痛感しているため。 この姿勢を持って勉強できなかった自身の後ろめたさ…… 私が生徒の頃、どうしたらそう思えたのか、そういう姿勢で勉強に取り組めるのか、わからなかった……否、自信がなかった…… ただ、こうした姿勢で挑む下地ができなかったから、今、それを取り戻したい。 そう思って必死で生きている。
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したい人1万人、始める人100人、続ける人一人。主婦が文通を始め、娘・息子が加わる。人を上手にやる気にさせ、前向きに挑戦し続けるようにしてくれた文通の記録。 月100〜200冊の本を読むということのすごさかなと思いました。
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それだけの知識と経験を持ちながらなぜ犯罪を犯さなければならなかったのか。 人はよく犯罪者を鬼畜というがその犯罪というものを犯すまでは大方人として普通に生活してきたはず、そしてそのある一点を超えることにより人生を踏み外すことになる。 ならば人というものは誰でも犯罪を犯す要...
それだけの知識と経験を持ちながらなぜ犯罪を犯さなければならなかったのか。 人はよく犯罪者を鬼畜というがその犯罪というものを犯すまでは大方人として普通に生活してきたはず、そしてそのある一点を超えることにより人生を踏み外すことになる。 ならば人というものは誰でも犯罪を犯す要素は持っていることになる。それを社会がどう判断するかによりこれからの事件は変わってくるかもしれない。
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『継続は力なり』を丁寧に教えてくれます。 あとがきにある、中谷彰宏さんによるフレーズ「したい人、10000人。始める人、100人。続ける人1人」は至言だと思います。 しかし、「一つを選ぶということは、ほかを捨てること」なので、続けるには捨てる勇気が必要なのかもしれません。
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