天使の柩 の商品レビュー
『天使の卵』『天使の梯子』に続く作品として、30代になった主人公と、彼に訪れた新しい出会いが描かれる。けど、うーん、自分自身がすでに中年となり浮世の塵にまみれてしまったからか(?)この"純愛"にさしたる感想が持ち得なかったというのが悲しい感想。
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優しい終わり方。 歩太も夏姫も素敵な大人になったなぁー 歩太も夏姫も過去と向き合い、自分を許すことができたのかな。 全てを包み込む優しい雰囲気の空間が描かれていて、それを作り出しているのは、つらい過去をもつ人たちで。 人の痛みが分かるのは、同じくらい痛い思いをしてきたから。だから...
優しい終わり方。 歩太も夏姫も素敵な大人になったなぁー 歩太も夏姫も過去と向き合い、自分を許すことができたのかな。 全てを包み込む優しい雰囲気の空間が描かれていて、それを作り出しているのは、つらい過去をもつ人たちで。 人の痛みが分かるのは、同じくらい痛い思いをしてきたから。だから優しくなれる。 村山先生の人物の描き方が好きです。
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天使の卵シリーズ完結ということで、楽しみにしてました。歩太、夏姫ともに優しい大人になって、前を向いていることが伝わってきました。
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天使シリーズ最終章・・・ということでしたが、このお話自体は悪くないけど、最終章ということだったらなんとなく物足りないような気がしました。思い入れのある作品シリーズだけに。
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何となくタイトルに惹かれて図書室で手に取った天使の卵。ほとんど本を読まなかった高校生時代の運命の出会い。 梯子もヘブンリーも読んで、卵の映画版、梯子のドラマ版も見た。思い入れの強い作品なので完結編を読み終えてしみじみ。 梯子で夏姫が救われて、じゃあ歩太は?と心配になってたので よ...
何となくタイトルに惹かれて図書室で手に取った天使の卵。ほとんど本を読まなかった高校生時代の運命の出会い。 梯子もヘブンリーも読んで、卵の映画版、梯子のドラマ版も見た。思い入れの強い作品なので完結編を読み終えてしみじみ。 梯子で夏姫が救われて、じゃあ歩太は?と心配になってたので よかった。よかったよ。 しかしまぁ歩太も夏姫もアラサーかぁ。自分もアラサーになっちゃうわけだよなぁ。
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内容紹介 「世の中がどんなにきみを責めても、きみの味方をするよ」14歳の少女・茉莉(まり)が出会った20歳年上の画家――その人の名は、歩太(あゆた)。望まれない子どもとして育ち、家にも学校にも居場所がないまま、自分を愛せずにいる少女・茉莉。かつて最愛の人・春妃(はるひ)を亡くし、...
内容紹介 「世の中がどんなにきみを責めても、きみの味方をするよ」14歳の少女・茉莉(まり)が出会った20歳年上の画家――その人の名は、歩太(あゆた)。望まれない子どもとして育ち、家にも学校にも居場所がないまま、自分を愛せずにいる少女・茉莉。かつて最愛の人・春妃(はるひ)を亡くし、心に癒えない傷を抱え続けてきた歩太。公園で襲われていた猫を助けようとして偶然出会った二人は、少しずつ距離を近づけていく。歩太、そして彼の友人の夏姫(なつき)や慎一との出会いに、初めて心安らぐ居場所を手にした茉莉だったが、二人の幸福な時間はある事件によって大きく歪められ――。『天使の卵』から20年、『天使の梯子(はしご)』から10年。いま贈る、終わりにして始まりの物語。 内容(「BOOK」データベースより) 望まれない子どもとして育ち、自分を愛せずにいる少女・茉莉。かつて最愛の人を亡くし、心に癒えない傷を抱え続けてきた歩太。彼との出会いに、初め心安らぐ居場所を手にした茉莉だったが、二人の幸福な時間はある事件によって大きく歪められ―『天使の卵』から20年、『天使の梯子』から10年。いま贈る、終わりにして始まりの物語。
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歩太は変わっていなかった。 「世の中がどんなに責めても、きみの味方をするよ」 歩太らしい。 自分を愛せない茉莉との出会い方も「らしい」。 こんなに大きな心で茉莉に接することのできる人は なかなかいないだろう。 「天使の卵」などを読んでいなくても大丈夫。 この作品から読んでも迷...
歩太は変わっていなかった。 「世の中がどんなに責めても、きみの味方をするよ」 歩太らしい。 自分を愛せない茉莉との出会い方も「らしい」。 こんなに大きな心で茉莉に接することのできる人は なかなかいないだろう。 「天使の卵」などを読んでいなくても大丈夫。 この作品から読んでも迷子にはなりません。 でも。 順番に読むとよさが膨らみます。ぜひ。
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『天使の卵』シリーズ。 親に殆ど捨てられた茉莉という娘が、公園でいじめられている猫と、歩太と出会う。そして自分自身の居場所を求めるようになるが・・・。 歩太が描けなかった人物の肖像をようやく描けるようになるのは、亡くなった春妃への贖いを終えたのだろうか。 少しホッとする作品だった...
『天使の卵』シリーズ。 親に殆ど捨てられた茉莉という娘が、公園でいじめられている猫と、歩太と出会う。そして自分自身の居場所を求めるようになるが・・・。 歩太が描けなかった人物の肖像をようやく描けるようになるのは、亡くなった春妃への贖いを終えたのだろうか。 少しホッとする作品だった。
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天使の卵シリーズ完結編。 帯の紹介文で、また最近の「アタシってこんな目にあったの」的アピール癖が出てしまうのかと思ったが 主人公が中学生なせいか気にならなかった。 懸案事項の解決が呆気ない気はしたけれど 長いスパンのシリーズ物が変な方向に進まずに キャラがぶれずに終わってくれただ...
天使の卵シリーズ完結編。 帯の紹介文で、また最近の「アタシってこんな目にあったの」的アピール癖が出てしまうのかと思ったが 主人公が中学生なせいか気にならなかった。 懸案事項の解決が呆気ない気はしたけれど 長いスパンのシリーズ物が変な方向に進まずに キャラがぶれずに終わってくれただけで大満足。 おいコーもなんとか初心に戻ってほしいなー。 【図書館・初読・1/7読了】
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過去を背負った大人たちが、時を経て少しずつ傷を癒し、出会った子供を救うお話。歩太や夏姫の良さは変わりませんね。また彼らに会えたことをただ嬉しく思います。
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