天使の柩 の商品レビュー
初めて天使の卵と天使の梯子を読んだのは高校一年生の時だった。二冊の内容を全く覚えてなかったんだけど、文章の透明感は抜群だった。物語の冒頭で、すでに心を奪われてしまった。手を伸ばす、というその描写にあらゆることが凝縮されていたように思う。 *図書館貸出
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『天使の卵』シリーズ最終章。 歩太の茉莉への気持ちがやさしく温かかった。 最後はうまくいってよかったです。 村山さんの作品は天使シリーズしか読んだことないですが、読みやすくていいです。
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天使シリーズを少し忘れていたけど、読みながら思い出し。 歩太 成長したね。 猫を助けた時の対応がよかったな。 15歳のマリにまつわる話が痛々しい。 家族関係、鍵のこと、彼氏の話、脅迫。 でもラストは うまくおさまってよかったな。 ”自分を丸ごと受け容れてくれる場所” 安心できる居場所があることは 本当に大切でありがたいことだね。
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まぁこんなのは、お話で現実感が無いけど、それでもその場その場での描写はうまく作者の力量はすごい。 いつの間にか話しに引き込まれ、最後まで読むと自分の気持ちが明るく前向きになっていた。
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天使のシリーズ完結編。 ここまでつなげてくれたとは。 救いのあるラストで良かった。 天使の卵を読んでから好きになってほぼ順に読んでいるのでまた出してくれたのはうれしい。 ミステリーばかり読んでいるので茉莉の事件はひどいけどわりとさらっと読めてしまった。 村山氏の作品が最近大人のどろどろしたものだったので天使の棺は希望のあるきれいな話になっていてうれしい。 歩太も幸せになってほしいな。
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望まれない子どもとして育ち、自分を愛せずにいる少女・茉莉。かつて最愛の人を亡くし、心に癒えない傷を抱え続けてきた歩太。彼との出会いに、初め心安らぐ居場所を手にした茉莉だったが、二人の幸福な時間はある事件によって大きく歪められ―『天使の卵』から20年、『天使の梯子』から10年。いま...
望まれない子どもとして育ち、自分を愛せずにいる少女・茉莉。かつて最愛の人を亡くし、心に癒えない傷を抱え続けてきた歩太。彼との出会いに、初め心安らぐ居場所を手にした茉莉だったが、二人の幸福な時間はある事件によって大きく歪められ―『天使の卵』から20年、『天使の梯子』から10年。いま贈る、終わりにして始まりの物語。 (「BOOK」データベースより) 「天使の梯子」が出た時に、(続いてたのか!)とびっくりしましたが、またまたびっくりなのでした。天使シリーズなのね。でも最後らしい。どうせなら「おいコー」みたいにもっと続いて欲しいわー。歩太くん、ヒト良さすぎだけど、ま、お話ってことで許せる範囲。最近の村山由佳さんはどろどろしていてちょっとなぁと思っていたから、天使シリーズはほっとします。
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主人公のような境遇の子は、多分、日本に増えつつある。もちろん個々人の問題という部分もあるんだけど、こういうふうに思わせてしまう社会であることが悲しくなった。 多少ご都合主義的過ぎる展開だとは思うけど、幸せになってくれたのならよし、かな。
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辛い思いをしてきてきた主人公はひょんな出会いからいろんなことが少しずつ変わっていく。天使の卵のシリーズの完結編! 印象的な一節は、「そもそも不幸なんてものは、こっちがどんなに準備してたって、それとは関係なく降りかかるものなんだから。」
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自分を汚らわしいと思った経験があるんでしょう。だから、心の傷がテーマになるし、そこから何らかの関わりで這い上がってきたから、こういった優しさを書くのでしょう。柩が何を意味するかは、前の2作を読んでください。主人公は天羽茉莉。日本人とフィリピン人のハーフで生まれたきから祖母の厳しい...
自分を汚らわしいと思った経験があるんでしょう。だから、心の傷がテーマになるし、そこから何らかの関わりで這い上がってきたから、こういった優しさを書くのでしょう。柩が何を意味するかは、前の2作を読んでください。主人公は天羽茉莉。日本人とフィリピン人のハーフで生まれたきから祖母の厳しい躾を受けた。ひょんなことから画家の歩太と知り合う。互いに傷を抱えた2人の温かな交流の影で、茉莉は自らの首を締め続けていく。
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やっぱ黒が結構出てきたのかなぁ、と思ったらやっぱり白で安心しました。 ムニールさん社長になってたのには驚いた(そこかよっ 不思議の国のアリスの話がありましたが、よくよく考えると翻訳してましたよね。 色々と思い出させてくれて、そして自分がどうありたいかも思い出させてくれる作品...
やっぱ黒が結構出てきたのかなぁ、と思ったらやっぱり白で安心しました。 ムニールさん社長になってたのには驚いた(そこかよっ 不思議の国のアリスの話がありましたが、よくよく考えると翻訳してましたよね。 色々と思い出させてくれて、そして自分がどうありたいかも思い出させてくれる作品でした。
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