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天使の柩 の商品レビュー

3.8

88件のお客様レビュー

  1. 5つ

    19

  2. 4つ

    27

  3. 3つ

    24

  4. 2つ

    3

  5. 1つ

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2015/12/21
  • ネタバレ

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中学生の少女。 不良の男の子と付き合っている。 小さい頃から祖母に可愛がられず、父親も家に帰ると娘を軟禁状態にさせる。 母親に似ている娘をみたくないからか…。 ある日公園で猫をいじめている小学生たちに立ち向かっていると、いつも公園で絵を書いている人が仲介に入って、いじめられた猫を動物病院まで連れて行ってくれ、めんどうを見てくれることになった。 それから猫の様子を見に、その人の家に通うようになる。 後にその小学生とも和解し、少女の家庭状況を知ったその人が、少女を養子にする。

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2015/11/18

天使シリーズのラストにしてはあっけなくてなんだかなって感じ。 年月を考えると全然あっけなくはないんだけど…。

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2015/10/19
  • ネタバレ

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「天使の・・・」シリーズ最終章。ってことで、久々に読んだものの、こんなに適当でいいの?と釈然としない読後感。あまりにもキレイでご都合主義過ぎるラストでがっかり。

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2015/08/05
  • ネタバレ

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 「天使の卵」から20年、「天使の梯子」から10年。 読みたいけど読めない、でも読みたい、とあまりに思い入れが強すぎる作品なだけに、迷いましたが読み終わりました。 もうずいぶん前に読み終わったのですが、何をどう書いたらいいのか分からなくて…。 詳しい内容を書くとあまりにマニアックなネタバレになるのでそこは控えます。 村山さんの小説の好きなところは、読み終わった後に、登場人物たちのその後が自然と想像できてしまうところ。 登場人物たちが、本当にどこかの町で生きていそうな感覚。 この作品にも強くそれを感じました。 そして、相変わらずきれいな文章に引き込まれました。 天子シリーズの主人公、歩太が幸せでいてくれてよかった。 そして、この小説の主人公、まりにとって救いのあるラストでほんとによかったなと思います。 改めて「天使の卵」を読み返しています。 そして「天使の梯子」も読むつもりです。

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2015/07/14

天使の卵、天使の梯子に続く天使シリーズ最終章。 自分を愛せない14歳の少女と最愛の人を失った20歳年上の画家。 二人は偶然出会い、心安らぐ幸福な時間を共有していく物語。 逞しい男性となった画家の歩太が過去の作品を通じて少しずつ前を向いていく姿がさりげなく表現されていて良かった...

天使の卵、天使の梯子に続く天使シリーズ最終章。 自分を愛せない14歳の少女と最愛の人を失った20歳年上の画家。 二人は偶然出会い、心安らぐ幸福な時間を共有していく物語。 逞しい男性となった画家の歩太が過去の作品を通じて少しずつ前を向いていく姿がさりげなく表現されていて良かったです。 作品全体に透明感を感じて、常に薄明るい光を感じます。 そんな歩太が聖人過ぎる思いはあるが、やっとこさ心安らぐ相手と出会って何よりです。 そんな些細な変化も気づくのは夏姫というのが複雑ですが。 過去に天使シリーズを読んでた方にお勧めの作品です。

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2015/07/06

最初から引き込まれて、 一気に読んでしまった。 14歳のハーフの女の子と歳上の画家のお話し。 面白かったけど、 丸く解決し過ぎ。

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2014/10/24

3部作の最後、どうかな~ あんまり印象に残る作品じゃなかったな。 どうも登場人物に感情移入できなかった。 みんないい子ぶっているというか、なんというか。嘘くさい感じがしてしまったな~

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2014/10/14

村山作品は「天使の卵」から読み始めたなぁ~「おいしいコーヒーの入れ方」シリーズはどうなったんだろう?もう図書館も仕入れる気がないみたい(笑) この「天使の柩」、蛇足の感が否めない。まぁ、「天使の梯子」もそうだったけど・・今回は逆境の女の子と歩太達の交流。しかしこの女の子、設定とキ...

村山作品は「天使の卵」から読み始めたなぁ~「おいしいコーヒーの入れ方」シリーズはどうなったんだろう?もう図書館も仕入れる気がないみたい(笑) この「天使の柩」、蛇足の感が否めない。まぁ、「天使の梯子」もそうだったけど・・今回は逆境の女の子と歩太達の交流。しかしこの女の子、設定とキャラに違和感あるし肩入れする歩太に無理がある。お互いを想いながら理解しようとはしないケースになるのかな?村山恋愛小説として中途半端。ドロドロ部分が上滑りって印象。村山さん、行き詰まりのような・・

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2014/10/11

「世の中がどんなにきみを責めても、きみの味方をするよ」14歳の少女・茉莉(まり)が出会った20歳年上の画家――その人の名は、歩太(あゆた)。望まれない子どもとして育ち、家にも学校にも居場所がないまま、自分を愛せずにいる少女・茉莉。かつて最愛の人・春妃(はるひ)を亡くし、心に癒えな...

「世の中がどんなにきみを責めても、きみの味方をするよ」14歳の少女・茉莉(まり)が出会った20歳年上の画家――その人の名は、歩太(あゆた)。望まれない子どもとして育ち、家にも学校にも居場所がないまま、自分を愛せずにいる少女・茉莉。かつて最愛の人・春妃(はるひ)を亡くし、心に癒えない傷を抱え続けてきた歩太。公園で襲われていた猫を助けようとして偶然出会った二人は、少しずつ距離を近づけていく。歩太、そして彼の友人の夏姫(なつき)や慎一との出会いに、初めて心安らぐ居場所を手にした茉莉だったが、二人の幸福な時間はある事件によって大きく歪められ――。『天使の卵』から20年、『天使の梯子(はしご)』から10年。いま贈る、終わりにして始まりの物語。

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2014/10/07
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

天使の卵、天使の梯子と読んではいたものの、ちょっと 忘れかけてしまい、今回の本でようやく思い出してしまいました。 愛に飢えた女の子茉莉が、歩太や夏姫たちと出会えたことで 自分を取り戻していくお話。ある意味救われたラストでほっとした。

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