小さな会社を強くする ブランドづくりの教科書 の商品レビュー
ブランド戦略という、結構身近だが具体的なことは意外とわかっていない、でも大切なこと。特に、リソースを持たないけれど新しい価値を世に出そうというスタートアップにはとても重要な知識。本書ではブランドどう作るのか、そのステップと要素、なぜそれが必要かの根拠を分かりやすく説明してくれる。...
ブランド戦略という、結構身近だが具体的なことは意外とわかっていない、でも大切なこと。特に、リソースを持たないけれど新しい価値を世に出そうというスタートアップにはとても重要な知識。本書ではブランドどう作るのか、そのステップと要素、なぜそれが必要かの根拠を分かりやすく説明してくれる。中小企業向けに書かれていることもあってとても分かりやすいし、実践に移しやすい。起業家、経営者だけでなく、支援者も必読書の一冊。
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分厚い割に要約すると ポジショニングとネーミングしっかりしましょうというのを具体例で書いてるだけ 大学の授業1回分くらいの内容の薄さ 30分。
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本書は、2013年の本にはなるのですが、おそらく結構今の世の中に当てはまる内容で、面白くて勉強になりました! 今まで、なんとなくでしか、ブランドというものを考えてこなかったですが、 身の回りにある企業やお店、商品が「なぜ選ばれているのか」と...
本書は、2013年の本にはなるのですが、おそらく結構今の世の中に当てはまる内容で、面白くて勉強になりました! 今まで、なんとなくでしか、ブランドというものを考えてこなかったですが、 身の回りにある企業やお店、商品が「なぜ選ばれているのか」という部分を考えるためのヒントにもなりますし、 そこにあるそれぞれの戦略を知ったときは、なるほどなぁ〜とワクワクします! 本書は、「小さな会社を強くする」とは書いてますが、たぶんそこまで関係なくて、 ブランドとは?というところから、ブランドの条件、つくり方までを論理的に、具体例を交えながら説明されていて、とてもわかりやすいものでした。 そして、このブランドづくりという考え方は、ひとつにはSNSマーケティングなど、いろんな分野にも転用できる内容だと思います。
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ブランドは「顧客の中にある品質を超えたポジティブなイメージ」 強いブランドは、ターゲットを絞り、ブランドが取るポジションを明確に定め、機能的価値と情緒的価値を兼ね備えることを学んだ。 ブランド作りは右脳も左脳も使う非常に創意工夫を必要とする作業だと感じ、大変興味を持った。
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モノづくりで勝ったがブランドづくりで負ける企業が多い。 強いブランドは品質を超えた意味やストーリーを持ち、価格プレミアムや顧客のリピーター化をもたらして企業にメリットをもたらしてくれるものである。 そして、強いブランドは広告予算がなくても作れるものである。 高い品質を必要条件とし...
モノづくりで勝ったがブランドづくりで負ける企業が多い。 強いブランドは品質を超えた意味やストーリーを持ち、価格プレミアムや顧客のリピーター化をもたらして企業にメリットをもたらしてくれるものである。 そして、強いブランドは広告予算がなくても作れるものである。 高い品質を必要条件としたうえで、 ・独自のポジショニング ・焦点を絞り込み1点を訴求(ブランドづくりは引き算) ・体験や感性に訴えて物語性をもつ ・一貫性と統一性のある視覚イメージで顧客に理想を伝える で強いブランドをつくり、価格競争はせず、口コミ誘発やパブリシティを活用したプロモーションにより高い広告費をかけずにブランドを強化する。
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https://twitter.com/itaya1991_ugsc/status/1257894137027674114?s=21
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・強いブランドをつくるためには、?明確なコンセプトがあり、消費者の心の中に明快なイメージが形成されている、?売り手のセンスやデザイン力などによって、消費者の感性に訴えている、ことが重要である ・ブランドづくりは「理性」と「感性」のバランス、「機能的価値」と「情緒的価値」のバランス...
・強いブランドをつくるためには、?明確なコンセプトがあり、消費者の心の中に明快なイメージが形成されている、?売り手のセンスやデザイン力などによって、消費者の感性に訴えている、ことが重要である ・ブランドづくりは「理性」と「感性」のバランス、「機能的価値」と「情緒的価値」のバランスが大切 ・ブランド名、名前は人の行動を変える力をもつ ・ブランド拡張をすべきか否か、迷ったときには、次の問いを判断基準にする。?拡張する商品が、ブランド・アイデンティティと整合しているか??ブランド拡張によって、現在のブランド価値がさらに高まるのか?
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基本的な内容ではあるが、同じ考え方も違う切り口があることを気づかせてくれた。 アルライズは、No.2は誰も知らないという話を、リンドバーグの話を引き合いにだしていたが、本書では富士山を例えに出している。日本一高い山は、という問に対する、富士山(3776m)の正解率はホボ100%...
基本的な内容ではあるが、同じ考え方も違う切り口があることを気づかせてくれた。 アルライズは、No.2は誰も知らないという話を、リンドバーグの話を引き合いにだしていたが、本書では富士山を例えに出している。日本一高い山は、という問に対する、富士山(3776m)の正解率はホボ100%に近いそうだ。一方、2番目の山が山梨県の北岳 (3193m)である正答率は 14% と極端に低くなるという。日本人を相手にするのであればこれ以上に分かりやすい例えはないだろう。 同じ調査で、ブランド力が高い美術館は? というとルーブル美術館と言う人が79%にものぼった。その理由は、ほぼ同数で「世界最大級の所蔵品を持つ」ことと、「モナ・リザを所蔵している事」が上げられたそうである。ブランディングに言い換えれば、量の勝負でいくか、象徴的な商品での勝負かという事になるであろうか。 「自社名」といえば、◯◯。 ◯◯といえば、■■■ 最初に想起されるのが、トップオブマインドと言う。 ハンバーガーといえば、マクドナルド コーヒーと言えば、スターバックス これらは、明確なイメージを有する強力なブランドであり、トップオブマインドのブランドである。
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軽いし、主張も分かりやすい。しかし、アメーラトマトが優秀な事例として多用される(というか、ほとんどこれしか事例がない)が、この本を読むまでアメーラトマトを知らなかったので、根拠として弱く感じた。もっと色々な事例があったら読み物としても面白いと思う。 (メモ) ・品質は土台 ・ブランドはとんがり(目立つことで選ばれる) ・ありたい姿を明確に ・感情に訴える ・自分の土俵で1番に ・引き算(特徴、品揃え、言葉(キャッチコピー)) ・拡張するときには、ハーモニーを ・名前も大事(読める、覚えやすい、元ネタ) ・口コミ。逸話があるとよい ・常に成長を目指す ・診断:致命率、理解率、利用意向、利用率、満足度、リピート意向、推薦意向、ブランドイメージ ・失敗原因:品質管理不足、戦略なし、共感性欠如、コミュニケーションがブレブレ、無関係なブランド拡張、何でも屋、消費者の声を聞かない、値引き競争、感性に訴えない、動きなし
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