ヒア・カムズ・ザ・サン の商品レビュー
親との関わり方。きっと人それぞれ違うと思うけど苦労したり悩んだ分人間は成長していくものなのかなと思った。
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まず数行のあらすじから全く違う2つの物語を作るという経緯が面白く、それが一冊になっているということで興味が湧きました。いろんな家族の形がありますが、2作目のお話は、見ていて痛々しく、かわいそうな人だと思ってしまいます。同時に、自分の父親だったら絶対嫌だと…。もっとなかったのかな、...
まず数行のあらすじから全く違う2つの物語を作るという経緯が面白く、それが一冊になっているということで興味が湧きました。いろんな家族の形がありますが、2作目のお話は、見ていて痛々しく、かわいそうな人だと思ってしまいます。同時に、自分の父親だったら絶対嫌だと…。もっとなかったのかな、本当に痛々しい。というわけで、1作目の方が好き。
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並行して2つの側面から描かれる1つの物語を、更に第三者として3つ目の視点から読み比べるのが楽しい。タイトルの意味はなんだかよく分からなかったけど、すっと読めてほっこりするお話。
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冒頭に7行の短文があり、それに続く話を小説と舞台で作ったらしい。これは、その小説部分。ちょっと物足りない感じがした。
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あらすじだけ大まかに決まっていて そこから二つのお話が生まれる… そんな小説を読んだことが無かったので Parallelを読み始めて 少し驚きました あらすじは一緒でも設定次第で 視点やキャラクターが変わっていくものなんですね よくわからないまま読み始めたもので Parall...
あらすじだけ大まかに決まっていて そこから二つのお話が生まれる… そんな小説を読んだことが無かったので Parallelを読み始めて 少し驚きました あらすじは一緒でも設定次第で 視点やキャラクターが変わっていくものなんですね よくわからないまま読み始めたもので Parallelは有川浩じゃない人が 書いたのだと思っていたけれど 主人公たちの言いまわしが 有川浩独特のもので そこで気づきました(笑) 有川浩の小説に出てくる人は みんな他人への気遣いや優しさに溢れていて 好きです 。 自分もそうなりたい と思わせられる 個人的にはストーリーは最初の方が好きかな、 家族と仕事のあり方みたいなものを 考えさせられました Parallelの方は 自分が親になったときに もう一度読みたい 人が幸せにならない嘘 ってなんなんでしょう
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七行のあらすじからできた 異なるふたつの物語。 愛に溢れたひとつめの話 人間味あふれたふたつめの話 さらっと読めるけど、 家族の深いとこまでちゃんと書いてあって 印象には残るかな。 読後にさわやかな気持ちになれるのは 有川さんの作品のすきなところ。
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出版社で編集の仕事をする真也は、物や場所に残った人間の気持ちが見える。 そんな彼が、同僚のカオルとその父親の20年ぶりの再会に立ち会ったとき見えたもの…。 そんなあらすじからできた二つの物語が収録されています。 ダメな父親を持った苦悩。信じたい、だからこそ許せない。でも愛してる。...
出版社で編集の仕事をする真也は、物や場所に残った人間の気持ちが見える。 そんな彼が、同僚のカオルとその父親の20年ぶりの再会に立ち会ったとき見えたもの…。 そんなあらすじからできた二つの物語が収録されています。 ダメな父親を持った苦悩。信じたい、だからこそ許せない。でも愛してる。 一つ目の物語では心がぎゅっとつらくなり、上演された舞台に着想を得た Parallel では、父親の薄っぺらい嘘の数々に哀しくなりました。
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登場人物の心の動きを読み間違えることのないわかりやすい作品 県庁おもてなし課、空飛ぶ広報室と、読みごたえのある面白い作品が続き、すっかりファンになったつもりでした。 確かにこのバラレル作品も人物の心の描写が詳細で読みごたえがあり、登場人物の心の動きを読み間違えることのないわかりや...
登場人物の心の動きを読み間違えることのないわかりやすい作品 県庁おもてなし課、空飛ぶ広報室と、読みごたえのある面白い作品が続き、すっかりファンになったつもりでした。 確かにこのバラレル作品も人物の心の描写が詳細で読みごたえがあり、登場人物の心の動きを読み間違えることのないわかりやすい作品でした。ただ、有川さんのこの描写の詳細さは読み手に??を残します。浅田次郎や村上春樹のような長い長い余韻は手に入らずに、スパッと収まってしまってなんだか物足りなさ(あるいはもったいなさ)を感じてしまうのはワタシだけではないと思います。
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ずっと気になってた一冊で、書店で冒頭を読んだ瞬間から引き込まれてしまいました。 購入して目次を開いた時に、「しまったΣ(・□・;)」と思いました。 同じ話を読むのかと。 良い意味で裏切られましたけど(*^^*) どちらとも、とても素敵でした。 涙しながら一気に読んでしまいま...
ずっと気になってた一冊で、書店で冒頭を読んだ瞬間から引き込まれてしまいました。 購入して目次を開いた時に、「しまったΣ(・□・;)」と思いました。 同じ話を読むのかと。 良い意味で裏切られましたけど(*^^*) どちらとも、とても素敵でした。 涙しながら一気に読んでしまいました。 真也もお父さんもそうですが、この小説に出て来るすべての登場人物が、素晴らしいです。 実際に居たら、迷わず尊敬します。 言葉下手で伝わらないですけど、本当に素晴らしい一冊です‼︎
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同じ登場人物達が、全く異なる設定で登場する2つのパラレルストーリー。 サイコメトリー能力を有している主人公真也。 ものに触ることで、その所有者の強い想いを感じ取る。 その能力をこっそりと生かして、 2つの物語に登場する同僚・恋人の父親の問題を解決していく内容。 有川作品らし...
同じ登場人物達が、全く異なる設定で登場する2つのパラレルストーリー。 サイコメトリー能力を有している主人公真也。 ものに触ることで、その所有者の強い想いを感じ取る。 その能力をこっそりと生かして、 2つの物語に登場する同僚・恋人の父親の問題を解決していく内容。 有川作品らしい、読後のさわやかさは健在。 その後もあえて詳細に書かずに、読者の想像を煽る終わり方もグッド。
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