スナックちどり の商品レビュー
いとこ同士の旅行のお話。 寂しさの中から互いに接し、見える希望がキラキラ輝いて美しかったです。 よしもとばなな先生好きは好きかと思いますが、斬新ではないかな。
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ひたすら主人公の思考についていくので、ぐるぐるぐるぐる同じことばかり考えてるうちはめんどうだなと思った。 でも、思考が徐々に徐々に前に進み始めていくにつれて、一人の人と向き合うって大変なこと、時間のかかることなんだよなと思った。
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すごく優しいお話でした ポテトたべたくなっちゃった! そして、すべてのおばあちゃんがいとおしくなってしまう感覚、すごくよくわかる。 私も祖母を亡くしてからというもの、デパートや病院の待合室や銭湯にいるおばあちゃんたちみんなに抱きつきたいようなそんな気持ちになったの、凄く思い...
すごく優しいお話でした ポテトたべたくなっちゃった! そして、すべてのおばあちゃんがいとおしくなってしまう感覚、すごくよくわかる。 私も祖母を亡くしてからというもの、デパートや病院の待合室や銭湯にいるおばあちゃんたちみんなに抱きつきたいようなそんな気持ちになったの、凄く思いだしました。 でも、前向かなきゃいけないんだよね。
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育ててくれた祖父母を相次いで亡くしたちどり。 離婚が決まったさっちゃん。 従姉妹同士の二人がイギリスの端っこ、ペンザンスに旅をする。 初めて聞いた場所だけど、さっちゃん曰く、 「軽井沢ではなく佐久平というか、大宮ではなくて熊谷というか、赤羽ではなくて十条というか…」と、いう場所...
育ててくれた祖父母を相次いで亡くしたちどり。 離婚が決まったさっちゃん。 従姉妹同士の二人がイギリスの端っこ、ペンザンスに旅をする。 初めて聞いた場所だけど、さっちゃん曰く、 「軽井沢ではなく佐久平というか、大宮ではなくて熊谷というか、赤羽ではなくて十条というか…」と、いう場所らしい(笑) ここでごはんを食べ、いっぱい語って、いっぱい泣いて、アバンチュール?(と言っていいのかどうか…)あって…そして、ひとつ終わって始まっていく…そんなお話。 とにかく、さっちゃんとちどりは色々と話してくれるので、それを飲みながら傍らで聞いているような、そんな感じ。 うんうん、わかる。というのもあれば、いつかわかる時がくるのだろうか…。一生わからないままかも。っていうのもあって、きっと読み返すたびに印象が変わるのだろうな、と思う。 絶対的に愛してくれる人がいて、それをちゃんと理解していて、それが自分の根っこになってる。 二人を見てるとそう思う。それがすごく眩しくて羨ましかった。
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40歳を目前に離婚した「私(さっちゃん)」と、身寄りをすべてなくしたばかりの、いとこの「ちどり」。イギリスのいなか町ペンザンスを旅行しながら、己の淋しさと向き合い立ち直っていく。 哲学っぽい話がちりばめられている感じ。恐らく、読む年齢・環境・精神状態により、感想が変わると思う。また読み返したい一作。
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一緒に住んでいた祖母を亡くしたちどり。離婚したさっちゃん。いとこ同士の2人がイギリスの小さな街へ旅をする。大切な祖母の影を思い返しながら、ゆったりと時は流れていく。
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小さい頃には感じないような、ひとりぼっちの気持ちが書かれていた。主人公二人のさみしさは、なくならないものかもしれないけど、それでも生きていかなくてはいけない、という強い意志を感じた。よしもとばななさんの著書は、落ち込んだ気持ちをすーっと持ち上げてくれるというか、温かい気持ちにしてくれると思う。
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大切な人を亡くし、また、大切だった人と別れ、落ちている2人のいとこ同士の旅。 さみしく悲しく傷ついているさっちゃん(主人公)とそのいとこちどり。2人がイギリスの名もない田舎町ペンザンスに旅をするというストーリー。 さっちゃんの傷付いた心のうちが、彼女の言葉でまっすぐ素直に語られて...
大切な人を亡くし、また、大切だった人と別れ、落ちている2人のいとこ同士の旅。 さみしく悲しく傷ついているさっちゃん(主人公)とそのいとこちどり。2人がイギリスの名もない田舎町ペンザンスに旅をするというストーリー。 さっちゃんの傷付いた心のうちが、彼女の言葉でまっすぐ素直に語られていて、それは、閉塞感を感じさせるものなのだけど、逆に癒され、勇気づけられる。そして、共に旅するちどりのたたずまいがさっちゃんを癒しているように、読み手のわたしまで癒されていた。 いつか、セントマイケルズマウントにいってみたいなぁ、そしてあのクリームティーを頂いてみたい。
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人生の大きな転機と転機の間に、ふと感じる孤独とか不安とか。 それを知らない外国の土地で、気のおける人と過ごしながら感じる話しかな。 面白いとは思えないけれど、悪くないと思う。
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好きな感じのよしもとばななだった。読んだ時期もよかったのかな。大学生の時に読んでたら、なんだか寂しくてウジウジした話だと思ったかもしれないけど、今の自分には、この登場人物たちが抱えてる虚しさとか寂しさとかそれでも生きていくんだ感とかに、ある程度共感できるから、しみてきた。図書館で...
好きな感じのよしもとばななだった。読んだ時期もよかったのかな。大学生の時に読んでたら、なんだか寂しくてウジウジした話だと思ったかもしれないけど、今の自分には、この登場人物たちが抱えてる虚しさとか寂しさとかそれでも生きていくんだ感とかに、ある程度共感できるから、しみてきた。図書館で借りて読んだけど、手元に置いておきたくなる本だったな。弱った時、読みたい。
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