スナックちどり の商品レビュー
2015/10/30 読了 タイトルから想像していた話とまったく違ったけど、もわもわと日常を愛でる気持ちが湧いてきた。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
ちどりやさっちゃんと同年代のせいか、わかるわかると頷きながらページをめくった。 ばななさんの小説は、何気ないけれど胸にぐっと突き刺さる言葉が突然現れるので、読むときは少し緊張する。 けれどこの本はそんな言葉が柔らかくオブラートに包まれて、そっと差し出されるようで、ばななさんも年齢を重ねたからかなぁと勝手に想像してしまった。 そしてリハビリのような優しい性描写。こんなシーンを読んだのは初めてかもしれない。 とにかく隅々までやさしいお話だった。 ゲテモノの元オット君にもそれは注がれている。
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親しいものの死と離婚という、よしもとばななお得意の主題による中編小説。 従姉妹2人の英国田舎旅行。沁みます。
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久しぶりによしもとばななさんの長編を読んだ。女の人2人の話だったせいか、他の作品を読んで感じたような、世を儚むような絶望的な雰囲気がなく、読みやすかった。 旅先の寂しいような、清々しいところが、2人の異なる寂しさが染みてきて最後に昇華されていく読後感が好き。手元に欲しい。
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はじめてよんだ、よしもとばななさん。 ゆったりと言葉を紡ぐ人。 この本のテンションがすごく好きだ。 誰も悪くない、ただ時間が流れていくだけ。 クリームティが食べたくなりました。
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よしもとばななの本は体が欲した時にしか読まないから、逆に言うとハズレない、わたし的に。 今回は育ての親をなくしたちどりと、離婚をしたさっちゃんの二人旅。 特に大事件はないけど、イギリスの田舎町で過ごす。 多分この雰囲気は好き嫌いが分かれると思うけど、今の私の体にはやっぱりあって...
よしもとばななの本は体が欲した時にしか読まないから、逆に言うとハズレない、わたし的に。 今回は育ての親をなくしたちどりと、離婚をしたさっちゃんの二人旅。 特に大事件はないけど、イギリスの田舎町で過ごす。 多分この雰囲気は好き嫌いが分かれると思うけど、今の私の体にはやっぱりあっていたなぁ。 でもやっぱハワイとかとは違うなぁ。 ハワイはもっと優しかった。イギリスの片田舎が醸し出す雰囲気は明るくなかったなぁ。 イギリスにいるのに前向きになれたのは相方のおかげ。多分静かで落ち着いたところならイギリスでなくて良かったかも。 ってことで星3つ。 まぼろしハワイはハワイじゃないとダメだってすごい感じたけど、今回はそれがなかったので。
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気取らずに、素直に、心の底を見つめて。 旅をして、一歩前に進む物語。 この表現は、文章は、ばななさんにしかできない、としみじみ感じながら読んだ。
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よしもとばななさんらしい作品です 調子の良いと夫と別れたさっちゃんと、親代わりの祖父母を亡くしたちどりさんが二人でイギリスの片田舎に旅行にでかける こういう女性作家さんにありがちな夢みる作品は苦手かなぁ
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よしもとばななの本は最近になるにつれてあまり面白く感じれなくなっていて、今回の話も中年女がただ同じ所で足踏みしてちょっと前に出たり後ろを向いてみたりしてるようにしか感じれなかった。 でもたまにどきっとするのは真実の欠片みたいなのがひょっと出てきて、過去の自分を裁きたいような気持に...
よしもとばななの本は最近になるにつれてあまり面白く感じれなくなっていて、今回の話も中年女がただ同じ所で足踏みしてちょっと前に出たり後ろを向いてみたりしてるようにしか感じれなかった。 でもたまにどきっとするのは真実の欠片みたいなのがひょっと出てきて、過去の自分を裁きたいような気持にさせられた。 押しつけがましい、或いは仰々しくスピリチュアルな事云わなきゃいいのに。
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201411 よしもとばななさん特有の癒し効果アリ。 ハマる人にだけ、わかってもらえればいいんだと思います。
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