ゼツメツ少年 の商品レビュー
悔しい…こんな選択をそんな年齢で決断しないといけないなんて…。親としても友達としてもどうしてあげられたのだろうかと考えてしまう。辛すぎる…。 元気に生まれて来てくれた。だんだんいろんなことができるようになっていった。その姿を微笑ましく見守っていた頃、ただただ君の笑顔が見たいだけ...
悔しい…こんな選択をそんな年齢で決断しないといけないなんて…。親としても友達としてもどうしてあげられたのだろうかと考えてしまう。辛すぎる…。 元気に生まれて来てくれた。だんだんいろんなことができるようになっていった。その姿を微笑ましく見守っていた頃、ただただ君の笑顔が見たいだけだった。どれほど勇気をもらったことだろう。君のためなら強くなれると思った。大きくなるにつれ、親離れ子離れしていくけど、その事だけは親としてきちんと伝え、感じさせてやらないといけないと思う。 悲しい出来事がこれ以上起きませんように…。
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不思議な話だったな。お親より先には逝きたくないかなって思った。 最後のほうで出てくる帽子をかぶった少年は「きよしこ」? ナイフさんは「ナイフ」?
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最終章は涙なくして読めない。。 生きるっていうのは、何かを信じていられるってことなんだよ。 2013.11.1
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不思議な話だと思っていたが、だんだんと深い話になっていった。背景には悲しい現実があるが、そこをさまざまな形で乗り越えていこうとするパワーを感じた。
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小説家のセンセイのところへ、助けを求める少年からの手紙が届きます。 「ゼツメツしそうだから助けて。先生の書く小説の中へ入れて下さい。」 不登校の5年生の少女ジュンと中学生のタケシ。 そしていじめられている5年生のリュウ。 3人は夏休みの不登校生の合宿で知り合い、 つまらない毎日...
小説家のセンセイのところへ、助けを求める少年からの手紙が届きます。 「ゼツメツしそうだから助けて。先生の書く小説の中へ入れて下さい。」 不登校の5年生の少女ジュンと中学生のタケシ。 そしていじめられている5年生のリュウ。 3人は夏休みの不登校生の合宿で知り合い、 つまらない毎日でゼツメツしそうだからと、冒険に近い家出をします。 「いじめ」と「不登校」。 切っても切れない現実問題をされる側からの立場で描いた小説でした。 恐竜などのゼツメツ種は今ではとても貴重な存在となっています。 彼らが、それを望んでいないのが救いでした。 なんとかこんな状態から抜け出たいという気持ちが伝わってきましたから。 弱いものが強いものに押しつぶされていく様子。 どうにもならずに自殺を考える心理。 それらを総括して「ゼツメツ」と表現したことに、 なるほどなぁと思いました。 彼らは架空の人物なのか、実際の人物なのか、 最後まではっきりしなかったのが、少し残念でした。
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小中学生の男女3人が主人公。 3人とも学校や過程で微妙な立場にいる。 これくらいの年齢だと開き直るということもできないだろうし、真正面から受け止めて苦しんでいるようだ。 相手から嫌だと思うことをされるなんて耐えられないよ〜。 3人が出会えたことが良かった。
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信じることが希望。 そして、生き続けることが希望。 現実と物語が織りなす、繊細な心を掬い取る・・・真骨頂ってやつですかねー。 今までの重松さんの作品を読んでいると、より味わい深いです。
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伝えたいことが分かったと思う。私には伝わった。 リュウの状況が私と同じだったので更にひきこまれた。 どうか世の中からいじめが無くなります様にと祈る。
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立ち読みの斜め読みだったけど、十分に色々な重さを感じてしまいました。損得の話ではないと思うけど、正しい事をすると損するの?でもこういうこと良くある、というシチュエーションが出てきて切なくなります。重松さんはあっち側こっち側が良くわかっているなと毎度感じます。次回はしっかり読みたい...
立ち読みの斜め読みだったけど、十分に色々な重さを感じてしまいました。損得の話ではないと思うけど、正しい事をすると損するの?でもこういうこと良くある、というシチュエーションが出てきて切なくなります。重松さんはあっち側こっち側が良くわかっているなと毎度感じます。次回はしっかり読みたい。
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ゼツメツしたくないからセンセイの物語に僕たちを出して!といういつもとちょっと違うファンタジーな展開でお話は始まる。これは、重松さんのご友人の実話なのかなー?と。美由紀ちゃんとセンセイは本当なのかな。 リュウの正義感の強いところ、すごく好きでリュウみたいな子がいじめに合うのは許せな...
ゼツメツしたくないからセンセイの物語に僕たちを出して!といういつもとちょっと違うファンタジーな展開でお話は始まる。これは、重松さんのご友人の実話なのかなー?と。美由紀ちゃんとセンセイは本当なのかな。 リュウの正義感の強いところ、すごく好きでリュウみたいな子がいじめに合うのは許せなくて、というかいじめがそもそも許せないけど今回のお話もそういう葛藤とか優しさとか重松さんらしくて好きだった。 それと大好きな「君の友だち」のエミちゃんと「エイジ」のツカちゃんにまた会えたのがすごく嬉しかった。 「助ける」ことはできなくても「救える」ことが出来るような人になりたい。
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