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人類資金(Ⅲ) の商品レビュー

3.5

39件のお客様レビュー

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2024/08/10

2024/8/7読了(再読) 第二幕開幕。 舞台はロシアへ。10兆もの「M資金」をどうやって盗み出すか? キモとなるロシア担当のファンドマネージャーを誑かし、巧く行くかと思いきや……。 因縁の酒田の親分に、ローゼンバーグの清算人も現れ、目一杯クリフハンガー状態で第4巻に続く。

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2024/05/31

少しだけ見えてきたけど、まだまだ先は読めません。 そして、また(良い意味で)いやらしい所で終わるし。続きが気になる!

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2022/04/17

ロシアで仕事してるところ。 少しずつ役者が揃いだしました。 大きなヤマには大きな仕掛けが必要なのだなぁと思いました まる

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2018/05/15

真舟の天敵・酒田組の描写から始まり、真舟はロシアの空から永久凍土の大地を眺める描写へ繋げる。ロシア編とも言えるコンゲームは、財団のヘッジファンドマネージャーを篭絡寸前まで追い込んだのに、酒田組長一行との邂逅から絶体絶命の淵へと追い込まれてしまった。M資金とは何かという物語ではない...

真舟の天敵・酒田組の描写から始まり、真舟はロシアの空から永久凍土の大地を眺める描写へ繋げる。ロシア編とも言えるコンゲームは、財団のヘッジファンドマネージャーを篭絡寸前まで追い込んだのに、酒田組長一行との邂逅から絶体絶命の淵へと追い込まれてしまった。M資金とは何かという物語ではないが、展開としては面白い。

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2018/06/09

「地球の環境を守る」とは人類のエゴであり、地球を守っているのではなく、自分たちが住める環境を守るという事。人類も自然の一部であり、地球からしてみると、その人類が絶滅したとしても地球からしてみたら自然の成り行きである。 この場面は、好きだな。最近の日本は偽善が多すぎる。作者の社会へ...

「地球の環境を守る」とは人類のエゴであり、地球を守っているのではなく、自分たちが住める環境を守るという事。人類も自然の一部であり、地球からしてみると、その人類が絶滅したとしても地球からしてみたら自然の成り行きである。 この場面は、好きだな。最近の日本は偽善が多すぎる。作者の社会への怒りが感じられる。

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2017/04/25

徐々に登場人物が整理されてきて面白い展開になってきた。ロシアを舞台にした場面も気になる。早くつぎが読みたくなった。

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2017/02/14

7作中の3作目。「M」の依頼を受けることにした真舟が石と共にロシアに渡り、いよいよ「M資金」の引き出しにとりかかる様子を描く。前作とは全く違い、真舟の二枚舌が冴えわたる。1作ごとに作品の印象が変わるが、それが飽きさせず、どんどん作品にのめり込んでいく感じがする。「M資金」を巡り、...

7作中の3作目。「M」の依頼を受けることにした真舟が石と共にロシアに渡り、いよいよ「M資金」の引き出しにとりかかる様子を描く。前作とは全く違い、真舟の二枚舌が冴えわたる。1作ごとに作品の印象が変わるが、それが飽きさせず、どんどん作品にのめり込んでいく感じがする。「M資金」を巡り、真舟と「市ヶ谷」が差し向けた関西やくざの酒田、そして「清算人」の駆け引きから目が離せない!

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2017/01/12

Mにより詐欺の段取りが完璧につけられているから、この詐欺は真舟抜きでも十分成立する気がする。ちょっと都合良すぎである。浅田次郎作品のようなヤクザが登場。これが話にどう絡むのか。

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2016/07/21

舞台はロシアへ。 酒田組組長登場…。彼は高遠に使い捨てにされる役かと思っていたが、ここまで丁寧にバックボーンが描かれているのは、彼も主要キャラなのか? しかし、彼に割かれるページ数が多い分、話が進まなかった巻ではある…。 「特上三つ」取るかどうかで、笑った。

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2015/08/22
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

福井晴敏による大作長編第三弾。 いよいよ真舟、石、Mが組んでロシアでの仕事に取り掛かる。ファンドマネージャー・鵠沼を足がかりに、財団から巨額の金を盗もうというもので、詐欺師の真舟にとってみれば自分の生業を生かせる仕事に違いない。その口のうまさはさすがに詐欺師を彷彿とさせるもので、このあたりの描写はうまいなあと感心する。 一方で、ロシア・サンクトペテルブルクやモスクワの描写も、実際にその場で見ているかのように緻密で、情景が目に浮かぶ。 いまだに明かされないMの素性とその目的、彼らを追う高遠やブルームバーグのマーカスなどの登場人物のおかげで物語が加速していく。

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