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原発ホワイトアウト の商品レビュー

3.5

177件のお客様レビュー

  1. 5つ

    27

  2. 4つ

    60

  3. 3つ

    41

  4. 2つ

    19

  5. 1つ

    7

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2024/09/23

この小説に描かれていることはあるいは真実なのかも、と思ったりしましたが、もし真実ならえげつない話だなと思います。 そういった点や、最後がちょっと尻切れトンボな感じがする点、内容的にちょっと難しいかなと感じた点から☆2つにしました。

Posted byブクログ

2023/06/25

現役キャリア官僚の告発ノベル。本当にこんなモンスターシステムがあるのだろうか。間違っているとわかっていても、個人の力ではどうしようもないモンスター化したシステム。これが真実なら、これから日本はどこへどんな風に向かって行くのだろう。「知らないことは罪」だと言われ、色んな事を自分から...

現役キャリア官僚の告発ノベル。本当にこんなモンスターシステムがあるのだろうか。間違っているとわかっていても、個人の力ではどうしようもないモンスター化したシステム。これが真実なら、これから日本はどこへどんな風に向かって行くのだろう。「知らないことは罪」だと言われ、色んな事を自分から知ろうとしなければと思っているけど、内閣府の発表、マスコミ報道、一体何を信じていいのだろうか。不信感ばかりがつのる。

Posted byブクログ

2023/03/30

若杉冽ってのは現役官僚の匿名作家。 現役キャリア官僚が原発の裏側を告発したという小説で、かなり売れているんだが、内容が過激なので各種ランキングには登場しにくい。 ランキングなんて操作でどうとでもなるし、そもそも裏がある訳だしね。 よく講談社が発行したね。 これも、裏から抵抗が有っ...

若杉冽ってのは現役官僚の匿名作家。 現役キャリア官僚が原発の裏側を告発したという小説で、かなり売れているんだが、内容が過激なので各種ランキングには登場しにくい。 ランキングなんて操作でどうとでもなるし、そもそも裏がある訳だしね。 よく講談社が発行したね。 これも、裏から抵抗が有っただろう事は想像に難くない。 いつもは文庫本になるまで待つのだが、これについては今だから読まないといかんと思い単行本で購入。 小説仕立てなのは内部告発で握りつぶされる事を避けた為であろう。 しかし、実在する内容である事はすぐに読み取れる。 なぜ原発が止められないのか、再稼働させたいのか、このまま行くとどうなってしまうのか… これを読めば一目瞭然。 興味があろうがなかろうが日本に住む以上、問題意識を持つ必要があると思う。

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2021/07/04

フクシマの後、再稼働が着々と進む原発。 日本の原発には、実は国民が知らない致命的な欠陥が・・・。 キャリア官僚による、告発ノベル。 政治と原発、電気事業者との癒着を浮き彫りにした問題作。 驚きの小説です。

Posted byブクログ

2020/07/21
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

反対派を潰す方法が、やけにリアルだった。 最後は日本が壊滅的になるってのに、なんか爽快感。これってヤバいのかな? 金山が、冒頭とラストしか出ないのはもったいない。ちょっとだけでも織り込んでやるといいのに。

Posted byブクログ

2020/04/03

小説として、面白く書かれているので、逆にいくら何でもここまで。。。と思う人も多いのか知れない。裏は取れないが、真実はだいたいこのあたりにあるのだろう。

Posted byブクログ

2019/11/27

福島の原発事故後の架空の日本において、政府、電力会社、省庁、ジャーナリストなどが、どのように動き、何を目指すかという、ある意味、シュミレーション小説。あり得そうな部分も多く、だからこそ腹も立つし、参考にもなると言える。 ただ、これをフィクションとして閉じてしまうわけにもいかないと...

福島の原発事故後の架空の日本において、政府、電力会社、省庁、ジャーナリストなどが、どのように動き、何を目指すかという、ある意味、シュミレーション小説。あり得そうな部分も多く、だからこそ腹も立つし、参考にもなると言える。 ただ、これをフィクションとして閉じてしまうわけにもいかないところが難しい。現実世界で何をするか、考えてく必要がある。

Posted byブクログ

2019/01/06

電力会社と官僚、政治家のズブズブの関係がリアリティをもって描かれていた。 総合賦課方式を隠れ蓑にした献金システムなど鳥肌ものだった。

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2018/10/29

読後感最悪の昭和な悪い奴らが跋扈する政治小説、実はドタバタオチ 脱原発陣営、再稼働陣営ともに高潔で純粋な人は皆無。 腹黒キャラ同士の探り合いで世の中は全て動いていく。 なんで、個々の才能、他者と協力してエネルギー問題を打開していかないのか? そんな素朴な疑問が吹き飛ぶような壮大...

読後感最悪の昭和な悪い奴らが跋扈する政治小説、実はドタバタオチ 脱原発陣営、再稼働陣営ともに高潔で純粋な人は皆無。 腹黒キャラ同士の探り合いで世の中は全て動いていく。 なんで、個々の才能、他者と協力してエネルギー問題を打開していかないのか? そんな素朴な疑問が吹き飛ぶような壮大なネタ小説なのかと中盤あたりから思えてくる。 そこで、ラストの再稼働原発(柏崎モデル)でのテロによるメルトダウン。 ここからは往年の筒井康隆のようなノリが続く。 電力会社にTDLただ券漬けされた愚昧な地元民による高速道路麻痺、 東日本大震災の民主党とそっくりの動きしかできない政府首脳、 ディーゼル発電機を動かすために所員総出で放尿してあたためる現場…。 この下りが書きたくて、テンプレな昭和チック政治フィクションを背景として書いたのなら著者には、まあ拍手を送りたい。 (冒頭の捧文ともリンクしているし) しかし、著者が若手キャリアとは大嘘でしょう。政治フィクションパートでは余り目新しいところはなかったしなあ。 でも、エネ庁の事務次官クラスだと、六本木のホテルで銀座の店の娘と好き放題なのでしょうかねえ。 おっと、このブログは公安にチェックされているかもw

Posted byブクログ

2018/10/18

小説の名を借りた告発書 中国の陰謀による新潟原発事故による日本の崩壊 電力会社の裏金作りシステム 与野党を含めた政治家への献金システム 国策捜査による知事逮捕 内部告発を許さない公務員逮捕

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