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開かせていただき光栄です の商品レビュー

4.2

129件のお客様レビュー

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  2. 4つ

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2017/12/01

it's a little bit in the BL? what a releaf, Nasan not to be killed. good flame with era. delighted to meet you.

Posted byブクログ

2017/10/02

登場人物たちに感情移入して、この先の展開がどうなったら彼らは幸せな結末を迎えることができるんだろう、と思い巡らせ、読むスピードも自然と早くなった。作者の緻密で丁寧な描写が物語の世界へぐんと引き込んでくれて、読み終わったときの脱力感というか、まだ物語の世界に居たいという気持ちが沸い...

登場人物たちに感情移入して、この先の展開がどうなったら彼らは幸せな結末を迎えることができるんだろう、と思い巡らせ、読むスピードも自然と早くなった。作者の緻密で丁寧な描写が物語の世界へぐんと引き込んでくれて、読み終わったときの脱力感というか、まだ物語の世界に居たいという気持ちが沸いた。他の作品も読んでみたい。

Posted byブクログ

2017/09/09

本の厚さや舞台が外国である事、外国ならではのジョーク?が慣れずなかなか進まなかった。 でも読み進めると二転三転する展開に衝撃が与え続けられた。本当に一気読みだった。 最後の最後まで驚きと衝撃があった。何だこのサスペンス… 本の厚さに挫けず、読んでもらえたら。

Posted byブクログ

2017/09/04

初皆川。本格ミステリ大賞受賞作。あまり期待していなかったのですが、こんなに面白いとは…ね。私が最初に感じたのは——この世界観が世界名作劇場「ロミオの青い空」とか「フランダースの犬」とかそういう雰囲気にどこか似ていないか、ということだ。エド、アルと聞いたら○○の錬金術師が頭にずっと...

初皆川。本格ミステリ大賞受賞作。あまり期待していなかったのですが、こんなに面白いとは…ね。私が最初に感じたのは——この世界観が世界名作劇場「ロミオの青い空」とか「フランダースの犬」とかそういう雰囲気にどこか似ていないか、ということだ。エド、アルと聞いたら○○の錬金術師が頭にずっとありましたw 他の作品も気になったので、『薔薇密室』『死の泉』あたりをそう遠くない先に手に取るだろう。

Posted byブクログ

2017/08/23

格調高い文体と上品なユーモアが融合した傑作。 解剖学に血道を上げる変人教授と個性豊かなその弟子たち、愛すべきキャラクターが奇妙な死体の謎を解くスラップスティック英国ミステリー。 清濁併せのむ当時の風俗の活写にも注目。

Posted byブクログ

2017/08/01

18世紀のロンドンが舞台のミステリ。皆川博子は87歳の高齢ながら活躍する作家。本作は2012年の本格ミステリ大賞を受賞。解説は有栖川有栖、逆に『江神二郎の洞察』では解説が皆川博子。精緻な描写力と、隙のない伏線回収が見事。18世紀のロンドンなど誰も知らないが妙に現実味がある。皆川博...

18世紀のロンドンが舞台のミステリ。皆川博子は87歳の高齢ながら活躍する作家。本作は2012年の本格ミステリ大賞を受賞。解説は有栖川有栖、逆に『江神二郎の洞察』では解説が皆川博子。精緻な描写力と、隙のない伏線回収が見事。18世紀のロンドンなど誰も知らないが妙に現実味がある。皆川博子、実は300歳なんじゃないか・・・・・・。説明的になりがちな文化の描写が自然で、それでいて登場人物はきっちり書き分けられ、登場人物が全員生きている。翻訳のような文体が日本人の西洋のイメージをそのまま体現している。美しいミステリ。

Posted byブクログ

2017/10/02

ボリュームはあるが、この作者にしては軽い文体なのでさくさくと読める。本当にハッピーエンドでよかった!と珍しくニコニコしながら読み終えた。ウィリアム・ホガースの版画のことをイメージしながら読むと雰囲気出る。

Posted byブクログ

2017/06/20

ヨーロッパが舞台で、翻訳小説のような読みづらさを覚悟していたけど、何のひっかかりもなく読めた。二転三転どころか四転も五転もする展開、しだいに深まる疑惑、払えない疑惑。キャラクターも個性的で、どんどん引き込まれる。ラストはだいぶ寂しいなぁ。。

Posted byブクログ

2017/06/19

作者は幻想耽美小説の大家であり、 慣れない雰囲気の作品かと身構えたが キャラ立ちしたユーモラスな ドタバタ劇で幕を開けたので、 非常に入りやすかった。 ラノベ調のテンポの良さと、 血、遺体、解剖、劣悪な社会環境等、 一見相入れない様な要素が 見事に融合した不思議な世界観。 ミステ...

作者は幻想耽美小説の大家であり、 慣れない雰囲気の作品かと身構えたが キャラ立ちしたユーモラスな ドタバタ劇で幕を開けたので、 非常に入りやすかった。 ラノベ調のテンポの良さと、 血、遺体、解剖、劣悪な社会環境等、 一見相入れない様な要素が 見事に融合した不思議な世界観。 ミステリとしても一流。 緻密に計算された複雑な背景に、 二転三転する捜査。 予想はことごとく裏切られ、 あっと驚く真相が待っていた。 続編も是非読んでみたい。

Posted byブクログ

2017/06/05

ドブと死臭と、この世のありとあらゆる醜いものと美しいものの表裏一体を描かせたら一流なのはいつもの通りなのに、出てくるキャラクターが記号的なので軽快に読める。ドブ臭が軽快に漂ってくる。

Posted byブクログ