開かせていただき光栄です の商品レビュー
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タイトル回収が割と早い。 海外のしかもかなり過去の話で英名覚えられないしビビってたけどいけた。私でも読めた。 分からなくなったら最初の人物一覧にとにかく戻ること。 ハマってからの後半はそうとう面白くなってくる。結構長めだからじっくり楽しめる。 エドとナイジェルのことがめちゃくちゃ好きになった。2人して妖しすぎる。 こんなに敬愛してる師がいるのって凄いわ。
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長らく読みたい作家リストに挙がっていた皆川博子氏。 やっとエドワード・ターナー三部作の1作目にて、初読了しました。 もっと幻想的で読みにくいかと先入観を持っていたが、なめらかな読み心地、そして綺麗に絡まったミステリーで先が気になり読み応えがあった。 登場人物の多さ、そしてロン...
長らく読みたい作家リストに挙がっていた皆川博子氏。 やっとエドワード・ターナー三部作の1作目にて、初読了しました。 もっと幻想的で読みにくいかと先入観を持っていたが、なめらかな読み心地、そして綺麗に絡まったミステリーで先が気になり読み応えがあった。 登場人物の多さ、そしてロンドンが舞台のため、横文字の名前が入れ代わり立ち代わり出てくることで最初は面食らったが、それぞれの人物達のキャラが立ってくる頃、愛着が湧いてきて、脳内で彼らが動きだす感じが良かった。 解剖ソング、可愛い。譜面が載っているのも良い。 純粋がゆえに引き起こされた事件。 あっと言わせる後半の回収劇は抜群の読み応え。 回りくどくなく頭の切れる雰囲気が漂う文章。 エドワード・ターナーシリーズの残り2作品も是非読みたい。
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美しい文章で紡がれる、残酷な殺人事件。 二転三転四転五転、、と、ドキドキしながら読んだ、初めてのミステリーでした。
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日本人作者なのに、舞台をロンドンにして外国作品風に描いた作品。とても読みにくかった。ストーリーやプロット、最後のドンデン返しはとても良くて面白かったのに、敢えて外国風にしたのが、自分には奇を衒い過ぎてる感じがして大きなマイナスだった。
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さいこーーーーー!!!一気読みした! 底知れない10代後半の少年…夜抜け出して女装して舞台に立つ… あと優しいミステリーが読みたい人におすすめ、みたいな… 17C英の話なのにすごく読みやすいの作者の技術という感じ 皆川博子3冊目 古本屋
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18世紀のロンドンの解剖医学教室という設定がとても興味深かった。 謎が謎を呼ぶミステリーとしても面白かったけど、歴史小説としても楽しめた。 医学にしても、法曹界にしても、未発達で、こんな酷いことがまかり通ってたんだと、びっくりした。 美少年、天才画家、盲目の判事と彼に眼になる姪な...
18世紀のロンドンの解剖医学教室という設定がとても興味深かった。 謎が謎を呼ぶミステリーとしても面白かったけど、歴史小説としても楽しめた。 医学にしても、法曹界にしても、未発達で、こんな酷いことがまかり通ってたんだと、びっくりした。 美少年、天才画家、盲目の判事と彼に眼になる姪などキャラクターも魅力的だった。
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18世紀ロンドンの解剖学教室からあるはずのない屍体が発見された。四肢を切断された少年ネイサンの屍体を中心に、欲と策謀が入り乱れた複雑な事件の全貌が徐々に明らかになるが… 解剖学が偏見に晒されて遅れていたロンドンで、外科医ダニエル・バートンと弟子たちが事件の解決のため解剖で謎をとくミステリー、と思いきや謎解きは盲目の治安判事サー・ジョンが嘘を見抜く鋭い洞察力と、聡明な補佐役のアンがメイン。 前半は田舎から出てきたネイサンがロンドンで受ける酷い仕打ちに目が行きがちで事件そのものもネイサンを巡るものだと思っていた。 死体が増える(新たな殺人が起こる)に従って明らかになる資産家エヴァンズの策謀と悪事、資金難の解剖学教室の事情。 ロバートの弟子達は何を隠しているのか。 翻弄されたあげく、最後に事件の全貌と真の目的が明らかになって、とてもいい意味で愕然とした。
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少し馴染みがなかったから読みにくかったが、おもしろかった。 殺人事件でも、肉親が告訴しないと裁判が行われない。そんな時代だったんだと驚いた。 話が複雑で誰が誰を殺したのか!複雑だったが、最後はほっと安心した。 ダニエル先生は、兄と最愛の弟子がいなくなって寂しくなると思うが、医学のために邁進してほしい。 盲目の判事は、スッとした英国紳士っぽくて素敵だった。
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面白かったです。 話が二転三転するのでどんどん読めました。 結末は切なく哀しかった。まあそうなるよねという感じ。
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面白かったです。 18世紀のロンドンというと、あまり予備知識のない私の中では薄暗いイメージはあれどそこまでネガティブなイメージはなかったのですが、偏見や汚職、ただれた風俗などの負の面が丁寧に書かれています。そんな醜い舞台設定の話なのに、やはり描き方は美意識高く、美しい。表紙もとて...
面白かったです。 18世紀のロンドンというと、あまり予備知識のない私の中では薄暗いイメージはあれどそこまでネガティブなイメージはなかったのですが、偏見や汚職、ただれた風俗などの負の面が丁寧に書かれています。そんな醜い舞台設定の話なのに、やはり描き方は美意識高く、美しい。表紙もとても素敵です。 参考文献も多く、かなり研究されている気がします。 こういった解剖医の方たちがいてこその、今の医療ですね。解剖学や医療史系の関連文献も気になります。
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