1,800円以上の注文で送料無料

単純な脳、複雑な「私」 の商品レビュー

4.5

81件のお客様レビュー

  1. 5つ

    33

  2. 4つ

    26

  3. 3つ

    4

  4. 2つ

    0

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2013/11/24

脳のゆらぎによって、すべてが同じ条件でも結果に違いが出てくる。 フィードバック、今の自分を把握しなければ自分を制御することはできない。

Posted byブクログ

2013/11/16

へぇーがいっぱい。 今の自分の行動は脳がこう働いて…なんて考えるのもおもしろいかも。そう考えることができれば感情的になることも少なくなりそう。

Posted byブクログ

2013/12/18

この本は、目次を読むだけで、そそられる。 (2013年11月12日) 最近、「アンチエイジング」という言葉が流行っていますね。(……) 個人的な考えを言わせていただければ、私は、この言葉が好きではないんです。(……) この言葉は、歳をとることは「悪いことだ」というのを前提にして...

この本は、目次を読むだけで、そそられる。 (2013年11月12日) 最近、「アンチエイジング」という言葉が流行っていますね。(……) 個人的な考えを言わせていただければ、私は、この言葉が好きではないんです。(……) この言葉は、歳をとることは「悪いことだ」というのを前提にしている。 (池谷裕二『単純な脳、複雑な「私」』95ページ) だから、私は「アンチエイジング」ではなくて、むしろ「グッドエイジング」という言葉を推奨したいのです。 上手に歳をとりましょう、ということです。 (池谷裕二『単純な脳、複雑な「私」』96ページ) (2013年11月18日) いやはや、素晴らしい本です。 響きましたね。 (2013年12月18日)

Posted byブクログ

2013/11/10

とても面白く一気読み!脳科学が人文科学にも直接つながってきました。自然発生するノイズを利用しながら秩序を生み出し、愚直に回路を動かし続けている脳を愛おしく感じることができます。高校生向けに易しく解説しているスタイルですが、普段いろいろ考え過ぎのビジネスマンにもぴったり・スッキリき...

とても面白く一気読み!脳科学が人文科学にも直接つながってきました。自然発生するノイズを利用しながら秩序を生み出し、愚直に回路を動かし続けている脳を愛おしく感じることができます。高校生向けに易しく解説しているスタイルですが、普段いろいろ考え過ぎのビジネスマンにもぴったり・スッキリきますね。実は動こうと意図したときには脳は既に動くつもりでいて、とっくに準備を始めているらしい。ビックリ。 ニューロン回路の構造から機能を生み出し、また環境に適応して構造を書き換える自分の生命力をもっと素直に大らかに見守りたい気分。ニューロンのフィードバック回路から創発された一つの産物にすぎない「心」にはあまり惑わされる必要はないかも。僕らにある「自由」は自由意志でなく自由否定に過ぎないようです。不思議不思議。

Posted byブクログ

2013/12/04

持ち歩いて通勤や休憩中に読んでいる。高校生相手に話している内容なのでかなり分かりやすく、年を重ねた今、あぁ、あれはこういう事だったんだ…と思ったり。色々気づきがあって楽しい。個人的な今年読んだ本のベスト10には確実に入るお気に入りの一冊。 読み終わった感想。 ただただ、ひたすら...

持ち歩いて通勤や休憩中に読んでいる。高校生相手に話している内容なのでかなり分かりやすく、年を重ねた今、あぁ、あれはこういう事だったんだ…と思ったり。色々気づきがあって楽しい。個人的な今年読んだ本のベスト10には確実に入るお気に入りの一冊。 読み終わった感想。 ただただ、ひたすらに面白かった。 自由意思とは何か。本当に自由なのか。 自分の意思ありきの行動だと思っていたけど、実際はそうじゃない。 自分がそう思うより先に脳がすでに準備を始めているらしい。 なにそれ怖い。 私は何だか脳に操られているようで、どうしようもないと思ったあとにもう細かい事で悩むのはバカバカしく思えてきた。 何だこの投げやり感(笑) 著者である池谷裕二さんのHPで実験内容の映像などいろいろなコンテンツが楽しめます^^ さっそくブックマークしました!

Posted byブクログ

2013/11/04
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

脳科学者が母校の高校生相手に行った講義録。 脳と身体(行動)の関係、自由意志に先行する無意識、神経回路の働きの精密さ・単純さとゆらぎを利用することによる複雑な処理、リカージョン(入れ子構造)によるパラドクスなど、脳の働きの面白さと意外に単純で不合理なところもあるなど、脳の不思議や神秘的とされるベールをとってくれるような内容だった。 変えるのが難しい外的状況と心の状態が違うときには心の方を変化させるという脳の働きを読んで、心が沈んだ不機嫌の時も口角を上げ笑顔を作ってやることの意味を再認識した。 13-148

Posted byブクログ

2013/10/29

 講義形式がよいのか、さくさく読めるし、内容もそれほど難解ではなかった。脳の不思議をもっと知りたくなる本だと思う。

Posted byブクログ

2013/10/25

池谷さんの本は凄く面白い。 でも、中身が濃すぎ。 還元前の200%オレンジジュースみたいなので、次からは上下巻にわけてほしい。

Posted byブクログ

2013/10/25

自分はどれくらい世界を正確に見ているのかというと、かなり歪めて日々を生きている。 自分は簡単に変わるが世界はつねに同じ状態なんだなとより実感しました。

Posted byブクログ

2013/10/19

難解な脳科学について非常に分かりやすく書かれている良書である。大人だけでなく、中学生にも少し背伸びをして読んでほしいと感じる。 当たり前の物事が違って見えるようになる。本書の最後で述べられる脳の構造としてのリカージョンという入れ子構造の概念は、行き止まりや限界ではなく新たなる可...

難解な脳科学について非常に分かりやすく書かれている良書である。大人だけでなく、中学生にも少し背伸びをして読んでほしいと感じる。 当たり前の物事が違って見えるようになる。本書の最後で述べられる脳の構造としてのリカージョンという入れ子構造の概念は、行き止まりや限界ではなく新たなる可能性の萌芽として見ていきたいと思う。

Posted byブクログ