大栗先生の超弦理論入門 の商品レビュー
今となっては、少し古いが良い本です。 ただし、かなり詳しく丁寧に記述されているので、素人にとっては、難解な部分も多い。
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物性研の所内者、柏地区共通事務センター職員の方のみ借りることができます。 東大OPACには登録されていません。 貸出:物性研図書室にある借用証へ記入してください 返却:物性研図書室へ返却してください
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うーん、これはダメなタイプの本だと思う。 大事なところとかを詩で誤魔化した怪しい教養本のように感じてしまう。ただ、友人はこの本を褒めていて、超弦理論の世界観を楽しめたようなので、彼とは少し違う感想を持った。 「金融市場にもある電磁誘導」というキーワードが来た時点で、そりゃないだろ...
うーん、これはダメなタイプの本だと思う。 大事なところとかを詩で誤魔化した怪しい教養本のように感じてしまう。ただ、友人はこの本を褒めていて、超弦理論の世界観を楽しめたようなので、彼とは少し違う感想を持った。 「金融市場にもある電磁誘導」というキーワードが来た時点で、そりゃないだろと。何かまやかしか、アナロジーかわからないけど、そういうものが含まれているような感じがしてしまった。
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日本においてヒモ理論といえば大栗さんですが、私自身まだまだ理解が追いついていません。 Newtonなどでは断片的に理解していましたが、本書ではなぜ次元を高次元にし、そして点ではなくヒモでなければ成立しないのか?がよく理解できます。 一方で、これを完全に理解するためのトポロジカル...
日本においてヒモ理論といえば大栗さんですが、私自身まだまだ理解が追いついていません。 Newtonなどでは断片的に理解していましたが、本書ではなぜ次元を高次元にし、そして点ではなくヒモでなければ成立しないのか?がよく理解できます。 一方で、これを完全に理解するためのトポロジカルな見識が私には不足していて、ところどころ不明な部分もあります。 他の専門書と合わせてまた読み直したい1冊です。
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“ 私たちは習慣によって、 重力があったり、 次元があったり、 空間があったりすると思うが、 現実に存在するのは…… (p.248)” 『重力とは何か』、『強い力と弱い力』といった優れた啓蒙書を世に送り出してきたカリフォルニア工科大学カブリ冠教授 大栗博司。本書のテーマは、ま...
“ 私たちは習慣によって、 重力があったり、 次元があったり、 空間があったりすると思うが、 現実に存在するのは…… (p.248)” 『重力とは何か』、『強い力と弱い力』といった優れた啓蒙書を世に送り出してきたカリフォルニア工科大学カブリ冠教授 大栗博司。本書のテーマは、まさに彼の専門分野である「超弦理論」だ。 超弦理論に関しては、「物体は極微のひもから出来ている」、「空間は三次元ではなく実は九次元」といった何ともワクワクさせられる煽り文句(?)が広く人口に膾炙していると思う。一方で、その内実、つまり「『なぜ』物体がひもから出来ていると考えるのか」、「九という数字は『どのように』導かれるのか」といったことはほとんど知られていないのではないだろうか(もちろん僕も知らなかった)。超弦理論は現代物理学の最前線にある理論で、当然かなりの難解さを誇るわけだが、本書は、専門家が理論のエッセンスを噛み砕いて一般向けに易しく、しかもなるべく誤魔化しを入れずに解説してくれている貴重な一冊だ。また、当時の研究の現場の活気溢れる様子を紹介できるのも、第一線で活躍してきた筆者ならではだろう。 扱われているのは次のようなトピック。 ・標準模型の限界 ・なぜ点ではなくひもなのか ・超対称性とは何か ・空間の次元はどのようにして決まるのか ・双対性のウェブ ・AdS/CFT対応 ・時空とは一体何なのか 個人的には、九次元がコンパクト化されて三次元になる、六次元多様体「カラビ-ヤウ空間」のオイラー数から素粒子の世代数が決定されるというのが興味深かった。 ただ、これだけ難解な理論を数式を用いず言葉だけで説明するというのにはやはりどうしても限界がある。「なるほど!」と腑に落ちたこともあったのだが、正直なところ、僕には理解が追いつかない箇所が多かった。特に、空間次元D=9を導く過程で、例の 1+2+3+4+5+…=-1/12 という式を使っているけれど大丈夫なのか?(Re s>1でしか成り立たないはずのζ(s)=Σ1/n^sという関係をs=-1に適用しているが…) 多分問題ないのだろうとは思うが、モヤモヤが残る。 1 なぜ「点」ではいけないのか 2 もはや問題の先送りはできない 3 「弦理論」から「超弦理論」へ 4 なぜ九次元なのか 5 力の統一原理 6 第一次超弦理論革命 7 トポロジカルな弦理論 8 第二次超弦理論革命 9 空間は幻想である 10 時間は幻想か 付録 オイラーの公式
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物資の基本は、点ではなく、ひも、とする超弦理論(Super String)の解説ですが難解です。空間は弦の運動から現れる、集合の一種です。重力は、空間や時間の伸び縮で伝わる、とか、時間も幻想かもしれない、という辺りは、理解が追いつきません。とはいえ、138億年前の宇宙の始まりが、...
物資の基本は、点ではなく、ひも、とする超弦理論(Super String)の解説ですが難解です。空間は弦の運動から現れる、集合の一種です。重力は、空間や時間の伸び縮で伝わる、とか、時間も幻想かもしれない、という辺りは、理解が追いつきません。とはいえ、138億年前の宇宙の始まりが、理論的に解明されるようになった時代の統一理論を追いかけている大栗先生の良くわかる超弦理論の説明。あまり良くわかりませんが、★四つです。
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超弦理論については、何冊か本を読み、ネットでも参考となるものを見たりしました。超弦理論の入口はとても興味深く、何とか、この不思議な世界をイメージとして、もっと理解したい!と思っていました。 今回、この分野の第一人者である大栗先生の解説本を読み、超弦理論の全体像について、何割かでも...
超弦理論については、何冊か本を読み、ネットでも参考となるものを見たりしました。超弦理論の入口はとても興味深く、何とか、この不思議な世界をイメージとして、もっと理解したい!と思っていました。 今回、この分野の第一人者である大栗先生の解説本を読み、超弦理論の全体像について、何割かでもいいので、納得したいと思ったわけです。 読み終わった結果は・・・・。 完敗でした。 書いてある事が、さっぱり分からず、頭の中で意味を持って咀嚼する事はできませんでした。 いま、私は、大きな絶望感の中にいます。 もっと時間がたてば、また、あらためて超弦理論を理解したいと思えるのでしょうか? もっとも、本書で書かれた通り、「時間」も「空間」と同様に幻想にしか過ぎないのであれば、超弦理論を理解する事自体が幻想なのかもしれないとも思えます。 他の方の感想を読むと、わかりやすいという声も多いので、ちょっとびっくり。 確かに、この理論を取り巻く、大栗先生を含む物理学研究のこれまでの歴史などに関してはとても面白いと思いました。 ただ、わたしが知りたかった、超弦理論をイメージとして捉えることは、できなかった。 とりあえず、しばらくは「超弦理論」には触れないでおこうと思います・・。
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語りがうまい 物理の歴史総まとめ からの先端理論 ■前書き ○時間と空間 アリストテレス 空間も時間も、物質やその運動に付随して定義されるものである 最初の革命 ニュートン力学「絶対空間」「絶対時間」 第二の革命 アインシュタイン 相対論 時間や空間は伸び縮みする 第...
語りがうまい 物理の歴史総まとめ からの先端理論 ■前書き ○時間と空間 アリストテレス 空間も時間も、物質やその運動に付随して定義されるものである 最初の革命 ニュートン力学「絶対空間」「絶対時間」 第二の革命 アインシュタイン 相対論 時間や空間は伸び縮みする 第三の革命 今起きようとしている “空間とは私たちの「幻想」にすぎない”
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https://elib.maruzen.co.jp/elib/html/BookDetail/Id/3000057340
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理論物理学、素粒子論、宇宙論の最先端がわかりやすく説明されていてワクワクする。 特に疑問だったなぜ空間が9次元とか10次元とか言われているのかがようやく理解できた。 けど「時間」についてはまだ謎らしい。 不思議だ。
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