図書館の魔女(下) の商品レビュー
上巻の半分までの説明の ー理解力の低い私にはー 過多に、何度挫けそうに投げ出しそうになったことか・・・。 乗り越えてしまえば、下巻を「水の流れ下るように弛まず留まらず」読み終えてしまった。 涙をこらえながら。 まだまだ物語が続くのでしょう。必ず読もう。
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だいたい皆さん書かれていますが、とにかく長い! 長すぎる! ここまで長くなきゃ駄目だったのか?と思います それでも マツリカとキリヒトの関係性はとてもいいし、もう最後の方は泣きながら読みました 魔法とかじゃなく、言葉を操る魔女 私もきっと、マツリカにバカにされるんだろうな
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(借.新宿区立図書館) ファンタジー小説だが著者が言語学者ということで言葉(書かれたものを含む)についての考えなどが織り込まれている。ストーリーは波乱万丈だがやや冗長かも。
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文量と難しめの表現が相まって読むのにガッツが要る本やった。 雰囲気を楽しむくらいの心意気でやっと読み切れたけど、いつかちゃんと読み直したい。 雰囲気だけでも面白かった。 言葉とは?本とは?を考えさせられる。
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なんて壮大な本だと思った。長い!ストーリーが面白い!マツリカとキリヒトの関係が微笑ましい。続編はあるのか?映画で見てみたいと思った。
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上巻から一息つかせない怒涛の展開で最後まで物語が進んだ。色んな思惑、裏切り、謀略をたったワンフレーズの言葉や文字から引きずり出して自分の意に持っていくのが最高に面白かった! しかも敵の罠も真意が深いし気付かされてゾクゾクする。最後まで夢中になれる。それでも図書館を中心に人も国も協...
上巻から一息つかせない怒涛の展開で最後まで物語が進んだ。色んな思惑、裏切り、謀略をたったワンフレーズの言葉や文字から引きずり出して自分の意に持っていくのが最高に面白かった! しかも敵の罠も真意が深いし気付かされてゾクゾクする。最後まで夢中になれる。それでも図書館を中心に人も国も協力して収束する。ものすごい爽快感。
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あまりの面白さに一気読みか?と思わせたが、おしまいが近づくと惜しくて頁を捲る手が止まりがちに。読み終えてその完璧な世界にただただため息。 上巻は図書館のことはもちろん、手話(指点字!)地政学に基づく舞台設定など唸ることばかり。進化生物学や中世写本の本を読了したばかりなので読みな...
あまりの面白さに一気読みか?と思わせたが、おしまいが近づくと惜しくて頁を捲る手が止まりがちに。読み終えてその完璧な世界にただただため息。 上巻は図書館のことはもちろん、手話(指点字!)地政学に基づく舞台設定など唸ることばかり。進化生物学や中世写本の本を読了したばかりなので読みながら何度膝を打ったことか。 そして「包丁の分類」の箇所など図書館人として本当痺れる! そして下巻、ハラハラドキドキが続き、衛兵たちのそれぞれの心模様に落涙するばかり。その涙は、ストーリーの面白さだけでなく、一人一人の描き方が素晴らしい証拠。 あー本当にいい時間をありがとうです。本っていいなぁ。
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遂に1ヶ月続いた寝る前に訪れるこの世界が終わってしまった。 初めは進まなくて気が揉め、諦めが初めて頭をかすめたが、これが一旦この世界に浸ってしまえば残りのページ数が少なくなるにつれ終わりが寂しくなって行った。 最後の蚩尤(しゆう)との闘いしかり、炎で包まれたアンデシュの兵を助ける...
遂に1ヶ月続いた寝る前に訪れるこの世界が終わってしまった。 初めは進まなくて気が揉め、諦めが初めて頭をかすめたが、これが一旦この世界に浸ってしまえば残りのページ数が少なくなるにつれ終わりが寂しくなって行った。 最後の蚩尤(しゆう)との闘いしかり、炎で包まれたアンデシュの兵を助けるシーンしかり、海に飛び込んだシーンしかり、やはり強い人間というのは頭の中に1ミリも「諦め」に繋がる動作がないんだなと思った。 最後の最後まで向き合う。 マツリカもキリヒトもそういう面で似ている一流の頼れる人間だと思った。 この世界の実写化も観てみたい(実力のある俳優陣で) 長い長いと思った作品だが今ではキリヒトがキリヒトを自分の意思で手放し、灯として帰ってくるのを私も心待ちにしている。 外伝ではなくこの続き(ミツクビ、二ザマの後継、キリヒトの活躍)を切に読みたい。 最後に気になった点。 ・キリヒトは手一杯のハルカゼの後任という形で図書館に就いたと思ったが、その件はもう良いのか。喫緊ではなかったということか。 ・双子座が殺されることでマツリカの腕が良くなったのなら、先を競って双子座邸に赴かなくとも二ザマの刺客に殺させるだけで良かったのでは。 ・図書館の螺旋階段の謎(上りも下りも時計回り)の種明かしはなし?
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前巻と打って変わって、説明口調の冗長な文章から、政治の駆け引きあり、冒険、アクションありの大活劇に転身。 歴史長編を読む面白さがあった。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
2010年。第45回。 厚い。正直、やっと読み終えた~と思うw 下巻は、マツリカの逆襲。ニザマ帝を味方につけ、ミツクビを追い出す。人形使いの双子座をおいつめる。そして双子座の正体。ここは驚くところw 言葉は手段ではない。だな。 しかし長い物語だった。
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