働かないの の商品レビュー

群ようこ(著者)

2018/07/16

れんげ荘に新しい入居者とキョウコに新しい趣味が。新しい風が入ってくるのはいつでも刺激があって嬉しい。

2018/06/09

群ようこさんの本だと手にとって読んでいましたが、どうやら続編だったようですね。なぜ主人公が10万で生活する事になったかなどは前作のストーリーなのかな？でも、問題なくさくさく読めました。

群ようこさんのこれといった大事件がおきるわけではなく淡々と女性の生活とか心情を描くスタイルがとても好きです。新しく入ってきた人への興味との葛藤とか、喫茶店でチラ見しただけで急に刺繍に興味もっちゃうとか、母親との確執をちょいちょい思い出すとことか。普段なかなか垣間見れないリアルな部分。

実際、結婚して子供がいて、毎日カツカツな私には月10万のテレビがない生活は考えられなかったりもするけど。

キョウコさんは、芯が通った人間なようでものすごくウジウジしてみたり。好きなタイプの主人公ではなかったけど、とりあえず不動産屋さんのおじさんの事は好き！笑
次は前作も読みたいです！

2017/12/18

生きていくって、結局いろいろ考えちゃうのね
自分のしたいことをしたいままに
しないこともしたいままに

2017/08/04

散歩に読書に刺繍、時々おしゃべり。
48歳、貯金生活社のキョウコは、
月10万円の綱渡り生活を今日も
愉しんでいます…。
ささやかな幸せを求める女性を描く。
「れんげ荘」第2弾。

2017/06/08

れんげ荘の続編。3年たって48歳になったキョウコ。クマガイさんも変わりなく嬉しい。そしてサイトウ君のいた部屋に新しく入ったお大尽ことチユキさん。この人もとてもいい人だ。モデル並みに背が高くて美人だというのに、おじいちゃんちの跡地に建ったマンションの部屋を人に貸して、自分はれんげ荘に入ったという。やっぱ家賃収入があるっていいよな。今回は無職でいると役所の人が調査に来るというのが分かった。なるほど。税金を納めないってことだもんな。でも父を見てるとたまに働く、セミリタイヤぐらいがいいのかも、と思う。でも新しい環境に慣れるの、苦手だもんな。配当生活なら税金払ってることになるのかな。続きもすぐ読みたいけど、まだ図書館入ってないんだよな。

2017/04/22

40代女ひとり暮らしでも近所の人に恵まれれば楽しく生活できそう。それもある程度お金があるからよね〜。
若い時にうんと働いて、ある年齢で「もう働きません、月10万円でやりくりします」と言い切ってしまえるなんてすごいよ。そんな悩みのない生活を送ってみたいが、先立つものがないな（笑）。
うーんと働いておけば良かったか……。今さらだな。

2017/02/18

群ようこさんのれんげ荘シリーズ№２「働かないの」（２０１３．８）再読完了です。これで３つの本が気持ちよくつながりました(^-^)　お母さんだけは一人浮いた感じですが、それ以外のひとはみんな温かく有難いですね！それにしても若くて（６０歳以下で）仕事をしていないと区役所からいろいろ聞かれたり大きなお世話をされるんですね。無収入だと所得税や住民税が発生しないし、生活保護などとの関係もあるんでしょうね・・・。

2017/02/15

「働かないの」
働かないということも強い意志を伴う。
何を選択するかは自由だけれども。
もう働かない
そう叫びたくなったらこちらの本を。
働けない
のではなく
働かないという選択
思ったより生易しいものではないかもしれないなと感じる。

2013年
装画：藤田知子
装幀：川畑杏奈

2017/01/02

会社を辞めて古びたアパート「れんげ荘」に住む48歳ササガワ・キョウコののんびりした日常。
前作「れんげ荘」同様に肩ひじ張らずに気軽に読めてとても良かった。
『まだ出来るのにその手前でやめておくと、出来栄えを見て自己嫌悪に陥らなくなる』というのが印象的。
とかく忙しい毎日を頑張りすぎている皆さん。今年はちょっと肩の力を抜いてみませんか？…と自分にも言ってみる（笑）

2016/10/09

働かないの。そう、もう働かない。
十分に働いた。一生懸命勉強した。いい学校というところも行った。いい会社というところにも入った。
だけど、もうね。いいの。
月々、10万円で暮らす。収入がないとね、住民税とか払わなくていいの。
貯金を切り崩す生活だけど、何もないけど、、、
いいんだ。。
・・・とは思いつつも、ちょっと割り切れなかったり、時間を持て余したりする。
そして、ふと気が付くと、いろんなことが若いころのようにできなくなっていることに気が付くんだな。。
そうだね。
もっともっと年をとっても、ちゃんとしていられるように、、、過ごしていきたい