働かないの の商品レビュー
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前巻からの続き。 新しい住人が来たり、テレビを捨てたり、刺繍に手を出したりと相変わらずの隠居暮らし。 羨ましい気もする反面、この暮らしがずっと続くと考えた時に蓄えは減る一方で身体も老いていく恐怖と戦えるのかというと自分には無理な気がする。
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主人公「ヒステリックな奥さんが放射能汚染がどうのと店員を問い詰めている」「仕方がないことを悩みすぎるとそちらの方が体に悪そう」「何があっても淡々とした気持ちでいたい」 コレ物語だけど、群さんあちらのかたね?主人公の思いとしてこんなふうに書いているし、群さんの考えなんだろうなぁ。ショック(^^;; 放射能が怖くて泣く泣く西へ逃げた私はヒステリックってことね・・ - - - - - メモ P79「対象が何であっても、自分が動かないと何も動かない」
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れんげ荘続編。お母さんも相変わらずです。自分で決めた道なのに、ウジウジ悩んでいる主人公。暇だと考える時間も多いから大変よね。でもしっかりして!と言いたくなった。
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あのキョウコさんの日々の続き。 自分が望んでいた暮らしにもこれでいいのかと心がザワつくキョウコさん。 本を好きなだけ読めて、お散歩をして、刺繍をする…こんな日々を送ってみたいなぁ。めちゃ肩が凝りそうだけど。。。 表紙をよく見ると物語に関連している刺繍でなんだほっこりする。
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れんげ荘がおもしろかったから読んでみたけど、こっちはあまり内容がなくていまいちだったな…。 キョウコの考え方に途中で疲れてしまった。 のんびり生きたい。
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働きたくない自分が題名だけに惹かれて読みました。 前作にれんげ荘物語があるのも知らずこっちを先に読んでしまった。
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れんげ荘物語の続編だったのに、れんげ荘物語、読んでいなかった。 群ようこさん久しぶり。以前はエッセイなどで等身大の著者が垣間見られていた。ペンネームが決まったことを母親に報告する場面だけが記憶にある。 「働かないの」は48歳独身のキョウコが主人公。お風呂もトイレも共同の古いアパートに一人暮らし。 健康で探せば仕事がありそうなのに、無職。 そのキョウコの日常とれんげ荘の住民たちとの関わりと家族についての物語。 女性はこのように、無職でいながら、きちんと計画をたて、自分に見合った暮らしができるが、男性の場合、どうなんだろう。 自分が使えるお金の事も考えて、新しく趣味や生きがいといえるようなものをキョウコのように見つけていくことはできるのだろうか。 50歳くらいだったら、パチンコなんかで、無駄に時間とお金を消費してしまうんじゃないかな。もう少し若ければ、ネットやゲーム。アルコールにおぼれてしまうかも。 キョウコと母親との関係は「一番長い夜に」の芭子と母親との関係に似ていると思った。母親と娘。どの親子も分かり合えて、いるわけではないのだ。
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すぱっと会社を辞め、隠居生活をおくることにここ数年憧れを抱いている。人間生きていれば、ある一定の間隔で「何かを求めなくちゃ、何かの、誰かのためにならなくちゃ」なんて気持ちがよぎり、不安になる瞬間がくる。でも結局、何かを追い求めなくても、何かと比較しなくても生きていく道ってものもあ...
すぱっと会社を辞め、隠居生活をおくることにここ数年憧れを抱いている。人間生きていれば、ある一定の間隔で「何かを求めなくちゃ、何かの、誰かのためにならなくちゃ」なんて気持ちがよぎり、不安になる瞬間がくる。でも結局、何かを追い求めなくても、何かと比較しなくても生きていく道ってものもあっていいのだとキョウコの生活を垣間見て改めて元気づけられた気がする。人間いろんな生き方があっていいのだと。続編待ち遠しいなぁ〜。
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働きたいです。 若いうちに仕事しまくったから40代で仕事辞めてもう働かない。と決め、働かない生活を描いたものでした。 なんでも反動で極端なことになるよなーと思いました。 先月40冊ぐらい読んだ反動で、今月まだ12冊です。 やっぱ毎日少しずつが大切のようです。
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働けるのに働かない貯金を取り崩しての生活。 自由なような後ろめたいような、同じように働いていない私は少々身につまされる。
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