新参者 の商品レビュー

東野圭吾(著者)

2023/12/09

日本橋で殺人事件が発生。
殺人事件の捜査に平行して、日常にある優しさが原因の事件を解く加賀。
どの事件も「素直に話してれば」と思う事ばかりなんだけど、相手を思っての優しさと隠し事が誤解を生んで人間関係が拗れてしまって、どんどん事件の謎も深まってしまう。
事件を解くと人間関係が修復して、事件解決にスッキリするし「よかったなあ」と幸せな気分にさせてくれる。
加賀さん好きだなあ。

2023/11/22

シリーズを追うごとに、加賀シリーズへの好きが増していく！1章毎の短編集かと思いきや各章が絡み合っていて、1つの事件が各人物がどこに向かっていくのかページをめくるのが楽しみすぎた。自分にとっては大事な言葉も詰まっていて、宝物の様な作品。

2023/11/18

社内で隣の席の人におすすめの本を聞いたら、
新参者と容疑者xの献身とのこと。

早速書店で見たら、
ガリレオシリーズは知っていましたが、
新参者もシリーズだったのですね…！
しかも第８弾…！笑

シリーズを最初から読むのも、
お財布的にも時間的にも（ほかに積読が山盛り苦笑）
厳しかったので、内容を全く知らない「新参者」を手に取りました。
（容疑者xの献身の映画は見たことがあったので）

加賀恭一郎という刑事が、
一つの殺人事件の謎を解き明かすために
周囲に聞き込みを行うなか、
他の謎を解き明かしていきます。
その謎もまた、相手を思うが故だったり、
誰かのための嘘だったり。

知っている地域が舞台になっていたため、
余計に読んでいて楽しめました。

最後にすべてが回収され、
一つにつながり事件が解決されていくのは、
さすがでした。面白かったです。

2023/11/12

ミステリー系小説にも関わらず最後には人情味のある作品になっています。

また、探偵や刑事が犯人を追い詰めるわけではなく、当事者の周りにいる人にアプローチしていくことで読者に犯人を示すスタイルがとても読んでいて面白いと感じました。

加賀の台詞にもあったように犯人を見つけるというのはあくまでも通過点で事件の真相を知ることに重点が置かれていて最後まで飽きずに読むことができる作品だと思います。

2023/11/07

　まさに江戸情緒たっぷり、でてくる人みんな、髷のかつら付けててもおかしくないお話しでした。
　初め短編集かと思ってたら、３つ目くらいでこの人、前にも殺されてたなと気付いて、ようやくわかった次第です。
　ゆったり、おもしろく読めました。時代小説のお好きな方にもおすすめします。

2023/10/31

ようやくドラマに追いついた。
日本橋署にうつって最初の加賀恭一郎は人情味が加わりさらにパワーアップしていた。
麒麟の翼も楽しみ。

2023/11/04

シリーズ二作目。
商店街の一つひとつの話がおもしろい。
独立して違う面白さがあり読みやすく。
加賀刑事というひとりの人物が際立つ話になっていて、事件もさることながら加賀さんについてよんでいる気になる。

2023/10/25

加賀恭一郎シリーズ8作目
ドラマは見ていないので、先入観なしで読みました。章ごとに主人公が変わり、それぞれの人物にとっての物語が展開されていたので、最初は短編集のような感じでした。ですが、読み進めていくにつれて様々な箇所で話が繋がっていくので、大きな物語をいろんな角度から見ていたような感じがして良かったです。

新参者では加賀恭一郎の人情や絆を大事にする思いが多く描かれていたので、加賀の魅力度がさらに高まった感じがしました。次作も楽しみです。

2023/10/25

鮮やかに事件を解決した挙げ句に

「加賀さん、あんた、一体何者なんだ？」
すると加賀は傍らに置いてあった扇子を広げ、顔を扇ぎながら答えた。
「何者でもありません。この町では、ただの新参者です」

くあー、めっちゃカッコいい！
一生に一度くらい、言ってみたい！

2023/10/18

2013年
日本橋に赴任したばかりの刑事の加賀
離婚後一人暮らしの女性(40代)
女性は成人したばかり
の息子の家の近く(日本橋)
に引越してきて殺される
人情味溢れる街の住人たちに
事件の日の様子を
詳しく詳しく
聞き込みをする刑事
冷静に細かく仕事をする
加賀刑事は冷静なだけではなく
事件関係者の心情も
読み取れる感情の持ち主

東野圭吾さんの小説は
後半に入るとグッと
面白さましますね
(この本は家族間の愛情
気に食わない人は
　面白くないんだろうなぁと思った)

加賀恭一郎シリーズ..面白かったです