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鸚鵡楼の惨劇 の商品レビュー

3.6

67件のお客様レビュー

  1. 5つ

    10

  2. 4つ

    25

  3. 3つ

    21

  4. 2つ

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2013/09/08

「フジコ」以上の衝撃なんて帯に書かれていたので期待しすぎたせいか 正直イマイチだった。 イヤミスというよりイヤキモって感じ。

Posted byブクログ

2013/09/08

いくつかの時代を超え、「鸚鵡楼」を巡って起こる事件の物語。事件そのものよりも、事件が起こるまでの過程がじわじわと嫌な感じを醸し出し、徐々に高まる緊迫感。そして解かれていく事件の謎と、現れた真相。どれもがインパクト抜群です。一気読み。 さすがは真梨さん、人間心理のいやらしいところが...

いくつかの時代を超え、「鸚鵡楼」を巡って起こる事件の物語。事件そのものよりも、事件が起こるまでの過程がじわじわと嫌な感じを醸し出し、徐々に高まる緊迫感。そして解かれていく事件の謎と、現れた真相。どれもがインパクト抜群です。一気読み。 さすがは真梨さん、人間心理のいやらしいところがこれでもか!というくらいに描かれてますが。決して彼ら彼女らが特殊な人というわけでもないんだよね。虚栄心、嫉妬心、好奇心、誰もが持ち合わせる感情のはず。なのにそれが絡んで起こってしまった惨劇の恐ろしさ。追い詰められていく心理描写も怖いなあ。

Posted byブクログ

2013/08/30

胸が悪くなるような読了感。でも、途中は先が気になって読み進めずにはいられない。真梨さんのそういうところが大好き。今回も中々面白かったですが、もっと真梨さん特有のドロドロ感があっても楽しかったかなぁ。うーん、やっぱりこの人、癖になる。

Posted byブクログ

2013/08/29

一気に読んでしまった。 イヤミスとはいうけれどそこまで、ぞっとはしなかった。 扱ってるワードは過激ではあるけど、動機や、心情は描けている。 犯人はかなり前半で分かってしまった。

Posted byブクログ

2013/07/30
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

既にイヤミス界の帝王、いや、女帝と化した取扱注意系作家、 真梨幸子渾身の新作。 今回の作品は強烈。これまでに幾度となく嫌悪感を感じる作風では あったが、この本はその中でもかなりのレベル。ここでアイテムを 詳しく書くとまたGoogleさんからストップ(^^;)がかかりそうで怖い から単語すら書けないのだけど、とにかくある種異常な世界描写の オンパレード。本来なら吐き気がしてもおかしくない。 しかし、そういう絶望的な文章なのにもかかわらず、今回も全く読書 が止まらない。惹きの強さに関しては、作品を出す度に深くなってる 気がするなぁ・・・。 書けるキーワードは、「バブル・ツインピークス・SM・スピリチュアル」 くらい?本当は重要な要素をあと2つばかり書きたいところなのだけど・・・。 もちろん好き嫌いは真っ二つに分かれると思う。 でも、イヤミス好きなら絶対に読むべき。 背筋に嫌なモノが3回は確実に走るので。

Posted byブクログ

2013/07/28

最後の最期まできちりと仕組まれている。 殺人鬼フジコとおなじくイヤミスなはずなのに、明かされた事実に救いはないけれど、立ち込めていた濃い霧が途端に晴れるようにすっきりしました。

Posted byブクログ

2013/07/25

最後のピースがはまった瞬間、恐怖が快感にかわる。 このヒトの小説がうけるのは、普段隠されてている自分の中のサディスティックな部分を刺激されるからなのかもしれない。 真梨幸子は癖になる。

Posted byブクログ