鸚鵡楼の惨劇 の商品レビュー
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久しぶりに、真梨幸子。 ここのレビューを見て、「イヤミス」って言葉を知る。 なんとなくストーリーが予想できるし、ありがち感も否めない。 最後もっと、うわーってなるのを期待してたけどなぁ。。。 でも、続きが気になって、一気読み。 まぁまぁ。
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【あらすじ】 一九六二年、西新宿。十二社の花街に建つ洋館「鸚鵡楼」で惨殺事件が発生する。しかし、その記録は闇に葬られた。時は流れて、バブル全盛の一九九一年。鸚鵡楼の跡地に建った高級マンションでセレブライフを送る人気エッセイストの蜂塚沙保里は、強い恐怖にとらわれていた。「私は将来、息子に殺される」―それは、沙保里の人生唯一の汚点とも言える男の呪縛だった。二〇一三年まで半世にわたり、因縁の地で繰り返し起きる忌まわしき事件。その全貌が明らかになる時、驚愕と戦慄に襲われる!! 【感想】 タイトル通り、ものすごい惨劇を描いた物語だと思った。もしこんなことが本当にあったらと考えると、絶対信じられないけれど妙に生々しい描写も多々あって、それがまた不思議だった。
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エログロナンセンスミステリー 全員が不幸で終わる怖ろしい物語 舞台は西新宿、十二社 まだ浄水場がある頃 鸚鵡楼で殺人事件がおきた それから29年後、15年後と同じ場所で人が死んだ 呪われた場所なのか!? それとも、犯人が居るのか!? (1/09/'14)
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やっぱり一応ミステリなのかなあ。 いつもに比べてグロが足りなかったことが残念です。 想像すれば確かに惨劇なんだけど、欲を言えばもっと描写がほしい。イヤミスってほど鬱でもなかったし。 毎回同じトリック使うくらいならミステリじゃなく鬱小説書いてほしいです。最初はおもしろいけど同じの使...
やっぱり一応ミステリなのかなあ。 いつもに比べてグロが足りなかったことが残念です。 想像すれば確かに惨劇なんだけど、欲を言えばもっと描写がほしい。イヤミスってほど鬱でもなかったし。 毎回同じトリック使うくらいならミステリじゃなく鬱小説書いてほしいです。最初はおもしろいけど同じの使ったんじゃ流れ読めちゃうよ。ミズキもマサキも怪しいよ。気になっちゃうよ。 血みどろで醜悪で狂ってるのが読みたいので、トリックのためにどろどろ減らすのは勿体なく感じました。ミステリにこだわらなくていいと思ってしまう。 話自体は淫靡でよかったです。 真梨幸子入門編って感じ。
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この作者の他の作品を読んで、人の(特に女の)嫌~な感情をねちっこ~く書かれてる点がちょっと苦手だったのですが、これはミステリ色が強くてそれとのバランスがすごく良くて、一気読み。久しぶりに面白いミステリでした。
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なかなか衝撃的な作品だった 名前にトリックがあり 最後いろいろ結びつくのに前を読み返したりした ざっーと一気に読める作品 前置きが細かくおもしろかっただけに結果がわかりだすとあっというまだった
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舞台が自宅の近くだったのでかなりリアルな気持ちで読むことができました。 ラストの持っていき方は評価は分かれると思います。 落ちはともかく個人的に時代背景や世界観は好きだったので難なく読み進めました。
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電車の車内広告に負けて。 うーん、「イヤミス」と聞いていたので かなり身構えて読んだせいか、 最悪の読後感ではなかった。 ただ、ねちねちネチネチねちねち、 長くひっぱった割には、 怒涛の大展開で無理やりまとめられ、 押し切られたような。 もっと登場人物それぞれの話を肉付けして、 長編にした方が良かったのでは。 催眠療法はなんの意味があったのか わからないし、 犬殺しになってしまうのも安易だし。 あ、でもその作品を読みたいかどうかは、 正直、よくわからない。
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初めから私たちは騙されている 鸚鵡楼と呼ばれていた洋館。 その後、バブル期には豪奢なマンション(億ション)になった。 しかし、そこで起きた痛ましく、おぞましい事件。 誰が、誰で物語の真実はどこに着地するのか。 結末を見れば、完全にミスリード。 やられたという気持ちになる。 こう...
初めから私たちは騙されている 鸚鵡楼と呼ばれていた洋館。 その後、バブル期には豪奢なマンション(億ション)になった。 しかし、そこで起きた痛ましく、おぞましい事件。 誰が、誰で物語の真実はどこに着地するのか。 結末を見れば、完全にミスリード。 やられたという気持ちになる。 こういった手法は別に珍しくもないが、その度に私は罠にはまる。 動物だったら真っ先に食べられていることだろう(いや、二度目はないのか)。 事件の不快さをより強調するためか、それぞれの描写がきわどい描かれかたをしている。 幼児に対するもの、男性同士、性的にあまり耐性のない人はお勧めしない。 性的な部分(事件)のインパクトが強いのと、伏線回収に追われてしまい、人物の描写が荒く感じる。 あえて自己を投影しないようにしているのかもしれない。 『フジコ』シリーズ前二作の時も、どこかハリウッドの作る化け物を思わせたが、私が知りたいと思うのは、なぜ、彼らはそうしたかということなのだ。 例えば、河上は幼い子供に興味を持っているのに、大人になった沙保里とつきあったのか。 依子はどうして今の状況にあるのか。 駿が母親を嫌うのは彼女が押し付けてきたからというだけだったのか。 そしてマサキが死んだのは母親から逃げたかったからというだけなのか? 結局REIKOは何者だったのか? わからないことが多すぎる。 物語がどこに進んでいくのかわからない、それが魅力なだけに人物の心情がわかりにくいのが欠点だ。
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謎がいっぱいで、早く読みたい衝動にかられて読み進めました。 ずっともやもやすっきりしない気分で読み進めましたが、最後ですっきり。 たくさん殺されていき、こわいんだけどこわい中で最後のすっきり感。 あぁ、これでやっと事件すべてが終わったんだ、と。
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