おとなが育つ条件 の商品レビュー
とても有意義な時間だった。特に子育てに関するところでは、親になると親をすることの違いや、親をすることで発達する機能について興味深く読み進められた。また夫婦間において、妻が働いていることによって良好な関係が築ける傾向にあることや、妻自身の幸福にも影響しているといった内容は育休中の私...
とても有意義な時間だった。特に子育てに関するところでは、親になると親をすることの違いや、親をすることで発達する機能について興味深く読み進められた。また夫婦間において、妻が働いていることによって良好な関係が築ける傾向にあることや、妻自身の幸福にも影響しているといった内容は育休中の私にはとても響いた。 ■メモ 主な幸福感は、以下の3つからくる。有能感(知識や技能を獲得し有能感や効力感を味わう、生命感(家族や他者との親和と承認)、達成感(活動を通じて達成感を味わう)
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『おとなが育つ条件 発達心理学から考える』 こちらのnote記事で紹介されていた本。 コミュニケーションをよくするために、発達心理学の本まで読むのかと思っていたのですが、言われてみれば「おとなが育つ条件」とは一体何なのだろう。 教養、仕事、人間関係... いや「他者へのケアの...
『おとなが育つ条件 発達心理学から考える』 こちらのnote記事で紹介されていた本。 コミュニケーションをよくするために、発達心理学の本まで読むのかと思っていたのですが、言われてみれば「おとなが育つ条件」とは一体何なのだろう。 教養、仕事、人間関係... いや「他者へのケアの心と力を備えていること」。 当たり前なのに、全然できていないことだ。 【夫婦関係を4年間研究してたどり着いた『夫婦仲の改善に本当に役立つオススメ本』10選!】 https://note.com/atsuatsu/n/n8cc9f696d40a
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家族関係に問題を抱えている時に出会った。 日本と諸外国との比較や、日本の社会性からの家庭環境の考察がされていて印象的であった。
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著者の「子供が育つ条件」を読み、ハッと気づかされることが多かったので、続編的なこちらも読みました。男の人は読んでいると、普段の自分を省みて、いかに妻のことを理解していないか、いかに自分本意であったかを痛感します。。 家族とは、家事とは、誰のためにあるかなど、普段当たり前になってい...
著者の「子供が育つ条件」を読み、ハッと気づかされることが多かったので、続編的なこちらも読みました。男の人は読んでいると、普段の自分を省みて、いかに妻のことを理解していないか、いかに自分本意であったかを痛感します。。 家族とは、家事とは、誰のためにあるかなど、普段当たり前になっていることを考えるきっかけになります。
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おとなも発達する、というか能力に偏りがでてくるという主張。日本でのおとなの発達課題をアイデンティティやジェンダーというキーワードから紐解く。夫は幸せ妻は不満という典型的な家庭が熟年離婚となるには、コミュニケーションの方法やコミュニティの広げ方に問題があった。今後は「働く母」とか「...
おとなも発達する、というか能力に偏りがでてくるという主張。日本でのおとなの発達課題をアイデンティティやジェンダーというキーワードから紐解く。夫は幸せ妻は不満という典型的な家庭が熟年離婚となるには、コミュニケーションの方法やコミュニティの広げ方に問題があった。今後は「働く母」とか「イクメン」とか言ってないで男女子供ともに自分のケア、そして他人のケアが出来るようになることが大事とのこと。p169「ああはなりたくない」は、動物のようにモデルをそのまま模倣せず、モデルから逆の「なりたい」自分を考える、人間ならではのこと。能動的に学ぶ姿勢と力です。という言葉が良かった。図や表があまりにきれいにまとまってたのでほんまかいな?と思うとこはあったが、数値を根拠に論が進むので感情論でなくよく分かった。
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※このレビューにはネタバレを含みます
おとなの発達障害というのが話題になっていて、ふと手にとってみた本。学力よりも実務能力が「賢さ」の指標。 大人の未発達の原因を、基本的に家族における性役割に求めている。すなわちジェンダー論からの指摘のため、家事分担や育児に関わらない夫は妻の重荷になる「大きいだけの子ども」「退職後のネットワークがないため孤独」という、いささか既婚男性に厳しい論評が繰り返されている。女性も女性で未婚であるために幼稚な人や、既婚でも精神的に大人じゃない人も多いにいるわけだが、それについてはほとんど論じられない。 発達心理学からというよりも、ジェンダー、フェミニズムから考えた本。 超長命社会化で、男も女も、仕事一筋ではない家庭を軸にした生き方を考えるべきという主張は納得できるが。未婚で仕事ひと筋の人だって必ずしも子どもっぽいとは限らないと思うけど。とくに結婚による幸福感に「夫は満足、妻は不満」という研究結果がそれを語っている。だからこそ妻の不満を和らげるために、男は努力しなさいよ、という啓蒙書なのだろうな。 経済的に自立するのみならず、幼弱衰病老者に寄り添いケアする心こそが、おとなの要件である、には大いに同意。
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「結びに代えて」の一節に「ジェンダーというと、とかく女性の問題だとか攻撃的な言説などと敬遠される向きがありますが、それは誤解であり、認識不足です。」とある。 この新書には、なるほど、と感じるところもそれなりにあるし、途中までは納得いく部分もあった。 しかし。 議論が乱暴なとこ...
「結びに代えて」の一節に「ジェンダーというと、とかく女性の問題だとか攻撃的な言説などと敬遠される向きがありますが、それは誤解であり、認識不足です。」とある。 この新書には、なるほど、と感じるところもそれなりにあるし、途中までは納得いく部分もあった。 しかし。 議論が乱暴なところが気になり、最終的には受け付けることが出来なかった。 どこが乱暴かというと、例えば「日本の特産である育児不安を招来している要因が、母親の無職であること、父親の育児不在であることにつきることをみてきました。」というようなところ。 「つきる」という以上、せめてもう少し他の要因もまともに検討して欲しかった。 一言でいうと、自分の感覚だけに基づく決めつけがひどい。 「攻撃的な言説などと敬遠される」というのは、多分そんな決めつけがうんざりされているのだと、私は思う。 よい分析もあるだけに残念。
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この本は,タイトルに期待される内容が書かれていない.マクロに捉えた,日本の家族像に対する著者のコメント集のようなものである.文献等のデータを引用しているが,それらから総論なりを抽出できていない.新書という位置づけで良心的にみれば,近年日本の社会状況レビューといったところか.とても...
この本は,タイトルに期待される内容が書かれていない.マクロに捉えた,日本の家族像に対する著者のコメント集のようなものである.文献等のデータを引用しているが,それらから総論なりを抽出できていない.新書という位置づけで良心的にみれば,近年日本の社会状況レビューといったところか.とても「発達心理学」に関連する内容とは思えない.日本の場合,夫は仕事第一・妻は専業主婦の形が多く,この構図がよくないというのが最も言わんとすることのようだが,その解決への提案は具体的に示されない.おしなべて論じる焦点(読者としてはタイトルに対する見解を期待しているわけだが)が散漫で,何が言いたいのかわからない.加えて,文章も上手くない.
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タイトルからはもう少し科学的な内容で、人間という生物の成り立ち方、育ち方、かと思ったが あにはからんや。日本社会の持つ歴史や文化を、古き悪しきものと考えて引っ張られすぎているかなあ、という印象を強く持った。いわゆる濡れ落ち葉的退職後のオッサンの話やら、家族を顧みない過労死の話やら...
タイトルからはもう少し科学的な内容で、人間という生物の成り立ち方、育ち方、かと思ったが あにはからんや。日本社会の持つ歴史や文化を、古き悪しきものと考えて引っ張られすぎているかなあ、という印象を強く持った。いわゆる濡れ落ち葉的退職後のオッサンの話やら、家族を顧みない過労死の話やら。これは、「日本のジェンダー論」とでもしたほうがいいのかなあ、と思った。おとなが育たない要因は、そういう昔ながらの夫婦の依存関係の歪みよりも、「マイルドヤンキー」のような内向的社会分断のほうが今後は問題になるんじゃないかなーと想像。
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2014.2.18 前半が面白い 男性が仕事を避けられるかどうかについては書かれていないので、やや理想論的。 有職、自分の好きなことをして成長する母がいいのは理解できる。では、子にとって無職在宅の母と、有職の母のどちらがいいのかは書かれていない。 子どもの育つ条件も読むべきかも。
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