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パンとスープとネコ日和 の商品レビュー

3.7

231件のお客様レビュー

  1. 5つ

    36

  2. 4つ

    83

  3. 3つ

    86

  4. 2つ

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2025/01/23

小林聡美主演でドラマ化された作品。あらすじはだいたい同じだが母と娘の関係性に焦点が当たっていたドラマ版とは異なり、こちらはこちらで面白く読めた。あっさりして読みやすくて、世界観も映画『かもめ食堂』まんまんのムードであった。立場の違う大人の女性たちがほどよい距離感で交流しながら等身...

小林聡美主演でドラマ化された作品。あらすじはだいたい同じだが母と娘の関係性に焦点が当たっていたドラマ版とは異なり、こちらはこちらで面白く読めた。あっさりして読みやすくて、世界観も映画『かもめ食堂』まんまんのムードであった。立場の違う大人の女性たちがほどよい距離感で交流しながら等身大の人生をしっかり生きるお話。色恋や男性との関係ぬきに描かれる女たちの風景は平和で癒しに満ちている。温泉につかるような心地よさがある。あと猫の描写がリアルでかわいい。よほど猫が好きなのだろうと思った。

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2025/01/16

れんげ荘シリーズを読んでいたので、非常に似た設定で安心して読める。結婚経験の無い女性とネコ。バリバリ働いていた女性が会社を辞めるところまでは同じだが、こちらは自分の店を開店させて、それを繁盛させているところが気持ちを明るくさせる。れんげ荘シリーズでは働くことを放棄した女性が徹底し...

れんげ荘シリーズを読んでいたので、非常に似た設定で安心して読める。結婚経験の無い女性とネコ。バリバリ働いていた女性が会社を辞めるところまでは同じだが、こちらは自分の店を開店させて、それを繁盛させているところが気持ちを明るくさせる。れんげ荘シリーズでは働くことを放棄した女性が徹底した節約で気持ちを暗くさせる。 また、このシリーズではネコの『たろ』と従業員のしまちゃんがいいキャラクターで華を添えてくれる。最後の方でネコのたろに悲劇が、、、。辛い内容だった。シリーズ化されているので新しいネコの登場か?

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2025/01/12

ほのぼのした気持ちになる。 ちょっと退屈だった。出版社の退職の話もあっさりだったし、お店の話からの父の話からの猫の話になる。どれも深みがなくて、あれ?って感じがした。

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2025/01/03

パンとスープとネコ日和。 丁寧に心を込めて作られたパン(サンドイッチ)とスープ。 そしてとにかくネコへの愛。 しまちゃんが好きです。

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2024/12/26
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

2024.12.26 アキコの何気ない日々の人生を丁寧に描いた作品だった。 ペットロスのシーンは、本当に経験した人にしかわからない感情の移り変わりをとても上手に表現されていて、自分も昔亡くしたペットを思い出してじーんときてしまった。 とにかく後悔するんだよね、そうそう。と共感した。 何か大きな事件も出来事もなく、淡々と毎日をしまちゃんとお店を営むことですぎていく毎日。 そこにちょこちょことアキコのルーツの話が挟まるので、飽きることなく気づいたら読み終えていた。 群ようこさんの作品はかもめ食堂に続いて2作目だが、こちらの方が断然わたしには刺さった。

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2024/12/18

タイトルのイメージ通り、ほんわかした日常が描かれていました。そんな日常をこんなにステキに輝かせる作家さんていいなぁ。そこに、身近な人やペットの死。こだわりを持った店作り。ところどころに、訴えるものがあって、とても楽しめました。

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2024/12/18

アキコの母を筆頭に「大雑把で俗っぽく社交的を履き違えた人」がたくさん出てくる。私もアキコやしまちゃんのようにそういう人たちが苦手なので一緒に嫌悪したりイライラしてしまった。アキコがしまちゃんに出会えて本当に良かった。 嫌なことや悲しいことが続いたり、素敵な人の素敵な振る舞いに救わ...

アキコの母を筆頭に「大雑把で俗っぽく社交的を履き違えた人」がたくさん出てくる。私もアキコやしまちゃんのようにそういう人たちが苦手なので一緒に嫌悪したりイライラしてしまった。アキコがしまちゃんに出会えて本当に良かった。 嫌なことや悲しいことが続いたり、素敵な人の素敵な振る舞いに救われたり、生きていくってこういう事だよな、と思った。生きるのって大変!

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2024/12/10

亡き母が残した食堂を改装し再オープンさせたアキコ。ちょっと毒のある母を反面教師にした分、お店もガラリと改装してある。 商店街の人たちやネットの書き込み、亡き母の常連だったお客さんとの気持ちのズレ、日々の生活を通して嫌なことや孤独。 いい事もあれば悪い事もある。特に最後の猫との別れ...

亡き母が残した食堂を改装し再オープンさせたアキコ。ちょっと毒のある母を反面教師にした分、お店もガラリと改装してある。 商店街の人たちやネットの書き込み、亡き母の常連だったお客さんとの気持ちのズレ、日々の生活を通して嫌なことや孤独。 いい事もあれば悪い事もある。特に最後の猫との別れは読んでいて辛かった。 きちんと描写されていて良かったけれど穏やかなカフェの話だと思っていたので読後は心が重い。

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2024/11/25

母親に対してあまり良い印象を持っていないことは私と似ている所があった。食べ物に関しての描写がとくに細かいわけではないが、サンドイッチとスープを食べたくなった。きっとほっこりするんだろうな、と思う。

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2024/11/03

以前はオチのある本ばかりを読んでいたが、ただ日々の日常の中で起こることが書かれているような本もほっこりしていいなあと思えるようになった。 知らない名前のお料理が出てくる本好きだな。 喫茶店でランチ後にコーヒーを飲みながら読みたくなる一冊。

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