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パンとスープとネコ日和 の商品レビュー

3.7

223件のお客様レビュー

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  2. 4つ

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  3. 3つ

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2022/08/31

複雑な境遇で生まれ育った主人公アキコのこれまでのいきさつと、アキコが経営するパンとスープのお店のこと、そして飼い猫のことが描かれた小説。 淡々とほっこり読めた。 凛と強く生きているアキコの姿に、反面教師ではあった存在だったけれど、その境遇を感じさせない母親の愛情がちゃんと注がれて...

複雑な境遇で生まれ育った主人公アキコのこれまでのいきさつと、アキコが経営するパンとスープのお店のこと、そして飼い猫のことが描かれた小説。 淡々とほっこり読めた。 凛と強く生きているアキコの姿に、反面教師ではあった存在だったけれど、その境遇を感じさせない母親の愛情がちゃんと注がれていたんだなと思った。

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2022/08/28

2時間半くらいでサラッと読めた。サラッと読めた理由を考えてみたけど、主人公が卑屈な考えをしないからなんじゃないかと思った。

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2022/08/26

母が亡くなって、母の店を自分の好みの店に改装開店した主人公。私はこの店に行ってみたいと思いました。とても美味しそう。 最後の展開に泣きました。 でも、とても気になる終わり方をしたので、続きが気になります。

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2023/06/10

ドラマ化はまだ未視聴です。れんげ荘シリーズの様に好きなテイストのお話しに続編がある喜びを感じます。ネコ&脱サラは群ようこさん作品であるあるなのでしょうか?終盤の悲しい出来事は約2ヶ月前に愛犬を亡くした身にはこたえます…

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2022/08/11

唯一の身内である母を突然亡くしたアキコは、永年勤めていた出版社を辞め、母親がやっていた食堂を改装し再オープンさせた。 しまちゃんという、体育会系で気配りのできる女性が手伝っている。 メニューは日替わりの〈サンドイッチとスープ、サラダ、フルーツ〉のみ。 安心できる食材で手間ひまをか...

唯一の身内である母を突然亡くしたアキコは、永年勤めていた出版社を辞め、母親がやっていた食堂を改装し再オープンさせた。 しまちゃんという、体育会系で気配りのできる女性が手伝っている。 メニューは日替わりの〈サンドイッチとスープ、サラダ、フルーツ〉のみ。 安心できる食材で手間ひまをかける。 それが、アキコのこだわりだ。 そんな彼女の元に、ネコのたろがやって来た―――。 泣いたり笑ったり・・・・・・アキコの愛おしい日々を描く傑作長篇。

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2022/06/17

はじめての群ようこさん作品。タイトルが好きで読んでみた。独特のゆったりとした雰囲気が流れていて好き。この本はとりあえず猫が好きな人、猫をかっている人にオススメしたい。私自身猫と暮らしてきたから、猫と暮らす日常の描写がリアルで、そうそう、とにやけてしまうところも。最後は、感情移入し...

はじめての群ようこさん作品。タイトルが好きで読んでみた。独特のゆったりとした雰囲気が流れていて好き。この本はとりあえず猫が好きな人、猫をかっている人にオススメしたい。私自身猫と暮らしてきたから、猫と暮らす日常の描写がリアルで、そうそう、とにやけてしまうところも。最後は、感情移入しすぎて号泣してしまった。

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2022/06/07

群さんの世界はそこはかとなくゆるい空気が流れている。 社会に目を向ければ忙しい毎日。私もこの世界も同じ地球上のはずなのに、なぜこんなにも感じとる空気が違いすぎるのだろう。そんかことを思いながらページを捲る。アキコさんの生き方はほのぼのしていそうだけどぶれていない。私もこういう風に...

群さんの世界はそこはかとなくゆるい空気が流れている。 社会に目を向ければ忙しい毎日。私もこの世界も同じ地球上のはずなのに、なぜこんなにも感じとる空気が違いすぎるのだろう。そんかことを思いながらページを捲る。アキコさんの生き方はほのぼのしていそうだけどぶれていない。私もこういう風に年をとっていきたい。

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2022/12/30

そういえば、群ようこさんの本を読んだのは初めてのような・・・。 ほっこり系、ナチュラル系(ありのまま系、気取らない系)の本を書かれたり、最近は老後のあれこれの本を多く出されてる印象がある。 で、今回は「パンとスープとネコ日和」シリーズの一冊目。 タイトルからして、ネコはちょこっと...

そういえば、群ようこさんの本を読んだのは初めてのような・・・。 ほっこり系、ナチュラル系(ありのまま系、気取らない系)の本を書かれたり、最近は老後のあれこれの本を多く出されてる印象がある。 で、今回は「パンとスープとネコ日和」シリーズの一冊目。 タイトルからして、ネコはちょこっと出演だと勝手に思い込んでいたけど、後半ではけっこうメインになり、涙なしには読めませんでした。 主人公のアキコさんは、聡明な人だなぁと思い、まっすぐで、冷静で、真の通った女性。私もあと10年でアキコさん世代になるのだけど、すごく感情的だし、よくしゃべるし、接客業には向かない人間なので、ロールモデル的には厳しいです。 それでも、年だから無理~とかいうのではなく、自分の信じた道を、思いを大切にしながら生きていくことは素晴らしいと思うし、たった一度の人生なんやから、これだ!と思ったら動ける自分でありたいなと思いました。 単発で読んでも楽しい。でも続きがあるなら間違いなく読むでしょー!そして、もっと群さんの本、他のものも読んでみよう。

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2022/06/26

自然派志向で自分の好きなものを追いかけるという雰囲気は良いのだけれど、タイトルで美味しい食事と猫に癒される話だと思っていたので残念だった。 主人公にとって素敵な人は料理学校の理事長先生としまちゃんとお寺の方達。 それ以外の喫茶店の女主人、元常連さん、噂話をする生花店、新しい小料...

自然派志向で自分の好きなものを追いかけるという雰囲気は良いのだけれど、タイトルで美味しい食事と猫に癒される話だと思っていたので残念だった。 主人公にとって素敵な人は料理学校の理事長先生としまちゃんとお寺の方達。 それ以外の喫茶店の女主人、元常連さん、噂話をする生花店、新しい小料理屋の夫婦、タナカさんなど悪く描かれる人達が多いことに疲れた。 実際距離感の近い商店街や、人の心の中の好きな人嫌いな人の分け方はこんなものかもしれないが、現実から離れて癒されたいと思いながら読む本に悪意は少しで良いと感じる。 (タイトルとのギャップを感じる) そして最後は猫に癒されるどころか、自分の愛猫を思い出して泣いてしまった。 その後すっきりと救われてくれればこちらも良かったのだが、しかもその描写が長く、哀しみを押し付けられ放り出された感じ。 主人公の境遇は複雑なのにそれが内容の深さに繋がっていない様に感じた。 また文体で読みにくいと感じる所、さっきも同じことを言っていたなぁと感じる所が何箇所かあった。

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2022/04/23

すごく見かけるから手に取った。 「ネコ日和」と書いてあるから猫のことが多く、最初はネガティブな感じが続いてあんまりいい気持ちはしなかった。 人に合う合わないがあるが、私には合わなかった。

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