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総理の夫 First Gentleman の商品レビュー

3.7

195件のお客様レビュー

  1. 5つ

    37

  2. 4つ

    61

  3. 3つ

    65

  4. 2つ

    16

  5. 1つ

    1

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2020/06/11

4.6 面白かった。 想像してた以上に良かったです。良い意味で裏切られました。 びっくりしたのは、 原田マハの私の大好きな、本日はお日柄もよくに登場した久遠久美さんが同じ伝説のスピーチライターとして登場してきたことでした。 それもあってか、とても心温まるスピーチを読むことが出来ま...

4.6 面白かった。 想像してた以上に良かったです。良い意味で裏切られました。 びっくりしたのは、 原田マハの私の大好きな、本日はお日柄もよくに登場した久遠久美さんが同じ伝説のスピーチライターとして登場してきたことでした。 それもあってか、とても心温まるスピーチを読むことが出来ました。 頼りない総理の夫でしたが、何をもって頼りがいがあり、頼り甲斐がないのか、を考えさせられました。 引っ張っていくだけ、決断していくことだけが頼りになるとは限らない、決断力のある人にとっては支えてくれる人こそが頼りになる人という事もあるんだなぁ、あるんだろうなぁと思わせられました。 最後はびっくりな展開でしたが、綺麗にまとまって終わってます。 読後感も良かったですが、続きを読みたい気もしましたね。

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2020/06/28

原田マハさんにしては変わったテーマですが、楽しめました。政策の是非はともかく、政治が絡む物語としては軽めで、特に中盤以降はスピード感もあり、さくっと読めました。

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2020/05/05

面白くないとまでは言わないけど、読んでて疲れた。中身が小泉劇場に鳩山さんにって、実際のモデルが見えちゃうし、そしたらこーんな上手くいかないでしょうが・・・。って思ってしまい、その中途半端感がめちゃくちゃ疲れた。原久郎のモデルなんて、どう見てもいっちゃんだし(苦笑)なんか憎めない奴...

面白くないとまでは言わないけど、読んでて疲れた。中身が小泉劇場に鳩山さんにって、実際のモデルが見えちゃうし、そしたらこーんな上手くいかないでしょうが・・・。って思ってしまい、その中途半端感がめちゃくちゃ疲れた。原久郎のモデルなんて、どう見てもいっちゃんだし(苦笑)なんか憎めない奴的な設定になってますがね(´-ω-`)まぁ、凛子さんも日和さんもいい人で、日和ママはなんだかんだいってもカッコいいし、最後の問題提起(女性が総理になったら?しかも任期中に妊娠したら?)とかは良かったと思うけど。

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2020/03/16
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

総理の夫が、日本初の女性総理大臣になった妻のことを後世の″あなた″に伝えるために日記に記すという設定。 鳥類学者で、「相馬一族」の次男でもある相馬日和の妻、相馬凛子は野党の一少数政党の党首だったが、ある大物政治家の新党と連立を組んだことから与党に転じ、第111代内閣総理大臣になる。 本気で日本を変えよう、国民の未来を守ろうと闘う凛子は国民からの驚異的な支持を受け、旧態の政治・政策に対して改革を断行していく。 気が優しく、温厚で妻を心底愛する日和は凛子を支え、何があっても妻を信じ、守り抜くと決め、様々な苦難をともに乗り越えていく。 前半は凛子と日和の出会いとか、総理になるまでの経緯とか平穏な内容だが、後半は具体的な政策の実行が始まったり、連立を組んで後ろ楯だったはずの大物政治家の腹の内が判明したりと躍動感が出てきて、スリル感を味わえた。 結末には意表を突かれて、唐突感も否めないが、面白い展開だと思った。 日本もこういうことが現実になるような国になったら日本国民はどんな反応をするだろうか。保守的で、ほぼ老人男性中心の政治に慣れきった日本人には受け入れられるだろうか。 そもそも、男女関係なくここまで真剣に日本の政治・経済の未来を憂い、公約実現に責任と覚悟、実行力を持った政治家はいるのだろうか。小説と知りながらもこんなリーダーが日本には必要だと願ってしまう。

Posted byブクログ

2020/01/11

令和2年、2020年東京五輪のお正月です。 政治家、現政権に、安倍総理夫妻に思い出してもらいたい。政治家を志した時、総理になった時の純粋な思い、そして義務、役割。たぶん、この本を読めば思い出せる。

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2020/01/05

年の初めに相応しく、スカッと爽快な読後感。 2013年に書かれた小説ではあるが、奇しくも昨年増税した我が国。 少子化対策とか、非正規雇用とか、ホントにそーりんの言う通りにしてみたらいい… こういう政治家が出てきてほしい。 心から思います。 原田ファンとしては、伝説の久遠久美が登場...

年の初めに相応しく、スカッと爽快な読後感。 2013年に書かれた小説ではあるが、奇しくも昨年増税した我が国。 少子化対策とか、非正規雇用とか、ホントにそーりんの言う通りにしてみたらいい… こういう政治家が出てきてほしい。 心から思います。 原田ファンとしては、伝説の久遠久美が登場したのが嬉しい限りです。

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2019/12/21
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

女性が総理になったら… 日本では、この物語がフィクションだと感じてしまうくらい、女性の政治進出が遅れているのかもしれない。 旦那の日和くんがとても優しくて良いキャラで好き。ドラマ化とかされてほしいなぁと思うくらい、ドキドキほんわかする内容だった。 最後のオチ(総理の産休やいかに⁈)に親近感。

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2019/08/18
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

理想的…!こんな現実になってほしい。笑 でもさ、これが書かれたのが2003年でしょ? その後2017年に首相になったアーダーンNZ首相が在任中に産休とって…って、世界では現実の話になってるよねって嬉しくなった。 できる、やるって決めたら何でもできちゃうんだな、と勇気をもらえる本でした。

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2019/05/21

[private]20XX年、相馬凛子は42歳にして第111代総理大臣に選出された。 夫である私・日和は鳥類研究家でありながらファースト・レディならぬ ファースト・ジェントルマンとして、妻を支えようと決意する。 凛子は美貌、誠実で正義感にあふれ、率直な物言いも共感を呼んで支持率ば...

[private]20XX年、相馬凛子は42歳にして第111代総理大臣に選出された。 夫である私・日和は鳥類研究家でありながらファースト・レディならぬ ファースト・ジェントルマンとして、妻を支えようと決意する。 凛子は美貌、誠実で正義感にあふれ、率直な物言いも共感を呼んで支持率ばつぐん。 だが税制、エネルギー、子育てなど、国民目線で女性にやさしい政策には、 政財界の古くさいおじさん連中からやっかみの嵐。 凛子が党首を務める直進党は議席を少数しか有せず、他党と連立を組んでいたのだが、 政界のライバルたちはその隙をつき、思わぬ裏切りを画策し、 こともあろうに日和へもその触手を伸ばしてきた。 大荒れにして権謀術数うずまく国会で、凛子の理想は実現するのか? 山本周五郎賞作家が贈る政界エンターテインメント&夫婦愛の物語。[/private]

Posted byブクログ

2019/04/13

日記帳をイメージした、表紙が素敵だった。 政治の勉強にもなったが、こんな総理がいたらいいなと思った。

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