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白いしるし の商品レビュー

3.5

442件のお客様レビュー

  1. 5つ

    64

  2. 4つ

    119

  3. 3つ

    162

  4. 2つ

    34

  5. 1つ

    8

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2024/12/03

圧倒的な恋に出会ってゴロゴロゴロゴロ!ってもう止められん落ちてくって感じの熱さの文字表現うま まともだと思ってた人が実は恋でおかしくなっちゃってるという事象に高ぶる

Posted byブクログ

2024/11/14
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「好きな人には恋人が。 究極の失恋小説。」 ⁡ 帯の文に惹かれ手に取りました。 ⁡ 恋愛小説大好きなのですが、この作品は最初から最後まで苦しくて苦しくて。 ⁡ 主人公は32歳の女性。 過去に傷ついてきたことから恋愛に臆病に。 そんな主人公が、ある絵をきっかけに恋に落ち、のめり込んでいく。 だけど絶対に彼は自分のものにはならない… ⁡ ストーリーとしては共感し難く、登場人物みんなが結構ぶっ飛んでるんだけど、西さんの書く文章がとても美しくて、あぁわかる、この感情!という場面がところどころに出てくる。 ⁡ 読み進めるのがすっごく苦しいんだけど、全身で恋愛する主人公たちが羨ましくもなる超絶恋愛小説でした。

Posted byブクログ

2024/11/12

パーッて読んじゃったけどあまり意味が分からなかった。というより共感できなかった?(特にラスト) その理由は自分自身が猛烈なほどの恋情を抱いたことがないからかもしれない。 ただ中盤〜終盤の塚本の話はなんか良かった。

Posted byブクログ

2024/11/11

"これ程深く感情を揺さぶられた相手には、いつか同等の憎しみが待っているような気がした" 32歳の女性がある絵画と衝撃的な出会いをして、作者の真島に恋をする。 ありきたりな恋愛小説では全くなく、とにかく恋に夢中になって行く描写が強烈、鮮烈。 溺れるような恋、な...

"これ程深く感情を揺さぶられた相手には、いつか同等の憎しみが待っているような気がした" 32歳の女性がある絵画と衝撃的な出会いをして、作者の真島に恋をする。 ありきたりな恋愛小説では全くなく、とにかく恋に夢中になって行く描写が強烈、鮮烈。 溺れるような恋、などとよく言うけれど、多彩な言葉で真島にズブズブにのめり込んで行く姿が描かれていて、溺れるなんてもんじゃないな、と思った。 私はここまで思えるような人にも絵にも出会ったことがないし、自分が今後、これ程の恋愛をするとも思えないから共感できるポイントは少なかった。 だからこそ、悩みながら、恐れながらもまっすぐに恋をして、ボロボロになっては立ち上がる夏目の姿が羨ましい。 読み始めた時は瀬田と夏目の恋愛が描かれるのかな?って思ってたら全然違ったし、後半に出てくる瀬田の抱えているものや歪な生活が判明するシーンでは驚きもあって、むしろ瀬田の物語がもっと見たくなった。 真島は20代の諦観した男だけど、その静かな魅力と関西弁なのもあってどうしても又吉の姿が浮かんでしまう。

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2024/11/02
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全ての始まりであるあの富士山を見に、ハイエースを借りて高速をかっ飛ばしていくところが痛快。まるで自分がこっそり助手席に乗っているみたいにドキドキした。 あの山はエベレストでもアルプスでもしっくり来ない、富士山やから良い。この感覚を持ってこの本を読めるのは日本人ならではなんやろなぁと嬉しくなった。

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2024/10/31

ひょんなことから再読。(億らぶYouTubeラランドサーヤの一言+kyonちゃんと西加奈子について話した) 超全身恋愛小説!夏目かっけぇよアンタ!! どこまでも嘘をつけない清らかな動物みたいな夏目を愛おしくおもうし、生命力が豊かで本能がたくましい彼女をかっこよく思った。こんなん側...

ひょんなことから再読。(億らぶYouTubeラランドサーヤの一言+kyonちゃんと西加奈子について話した) 超全身恋愛小説!夏目かっけぇよアンタ!! どこまでも嘘をつけない清らかな動物みたいな夏目を愛おしくおもうし、生命力が豊かで本能がたくましい彼女をかっこよく思った。こんなん側から見たら社会不適合者と見做されるし恋に溺れる愚かなオンナと見ることだって簡単...ほんと...。 ケド夏目はちがう。全身全霊で人と交わって傷ついて力を発散して生きのころうとしている。そんな姿に惚れ惚れした。 めっちゃ好きな小説。西加奈子読み漁るぞ〜

Posted byブクログ

2024/10/29

好きな文章だった。友人に勧められて読んだ本。愛の大部分が、焦燥感や切迫感に占められていたとしても、愛おしいと思う気持ちは止められないです。

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2024/10/16
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台湾に長期滞在する前にブックオフでまとめ買いしたが、その後読む機会がなく放置していた本。 とにかく、主人公の「人を好きになること」の過程と今までの恋愛遍歴を辿っていく本。私は正直ここまで恋愛にのめり込めるタイプではないが、人生=恋愛というくらいのめり込められる主人公を羨ましく思った。 主人公が相手を好きという具体的には明確に述べるのは難しいが、相手の存在、「間島」そのものを好きとしているところ。他の登場人物もそのように存在もして人を愛しているところ。 好きという感情は、何だから好きというわけではなく、無条件に好きと言えることをいうのかもしれない。 また、主人公はこの恋愛の顛末も想像して恋愛をしているところ。恋愛を始める時に終わりも想像しながら恋愛を始めたことはないが、主人公は恋愛を一つの流れ、断片として捉えているところが、これまでの経験からそういうふうに捉えてしまうようになったのかもしれないなと感じた。

Posted byブクログ

2024/10/10

恋に落ちていく感覚 公園で間島と話をしている時、間島のことをあんまりわかってない段階なのに夏目と一緒に私まで間島に落ちていってしまう 文字だけなのに 西加奈子ってすごいな 夏目の生きる強さをすごく感じた

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2024/10/06
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夏目と美登里が作者への好き嫌いが作品を見る目に直結してしまうみたいな話をしてるシーンが印象的だった。 ラストの夏目の白絵の具を全身に塗りたくって壁に体当たりするシーンの理解不能さが文学って感じがして良かった。 解説の男修行云々のくだりがなんか気持ち悪かった。

Posted byブクログ