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あんじゅう の商品レビュー

4.3

169件のお客様レビュー

  1. 5つ

    63

  2. 4つ

    65

  3. 3つ

    23

  4. 2つ

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  5. 1つ

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2020/12/01

あんじゅう…「じゅう」というには、可愛すぎる 今回も、濃密で闇深いお話が聞けました いくつになっても、考え方は変えられる。たまたま、前日に見た映画も、偏屈頑固じいさんが、だんだんほぐれて、考え方が変わったこともあり、本当にしみじみとお話を聞きました だんだんキャラも増えてきて...

あんじゅう…「じゅう」というには、可愛すぎる 今回も、濃密で闇深いお話が聞けました いくつになっても、考え方は変えられる。たまたま、前日に見た映画も、偏屈頑固じいさんが、だんだんほぐれて、考え方が変わったこともあり、本当にしみじみとお話を聞きました だんだんキャラも増えてきて、にぎやかで楽しい雰囲気になってきた 百話まで続くのかな。続いてほしい。

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2020/09/13

三島屋百物語。お旱さん、針千本、あんじゅう、吠える仏+α。お旱さんは可愛らしい話だが、底にあるのは人の信心の薄情さ。針千本は後味悪いが、ここでお勝さんが女中に仲間入り。あんじゅうは可愛らしく健気な一方で寂しい物語。くろすけは孤独だが、独りぼっちではない。新左衛門先生の言葉が温かい...

三島屋百物語。お旱さん、針千本、あんじゅう、吠える仏+α。お旱さんは可愛らしい話だが、底にあるのは人の信心の薄情さ。針千本は後味悪いが、ここでお勝さんが女中に仲間入り。あんじゅうは可愛らしく健気な一方で寂しい物語。くろすけは孤独だが、独りぼっちではない。新左衛門先生の言葉が温かい。吠える仏は人の業ってやつは…。青びょうたんな青野若先生が今後どう絡んでくるのかがお楽しみだ。行然坊も。

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2020/08/30

あやかし草子まで読み終わったので再読。 やはり宮部さんの時代小説は人間味に溢れている。人の闇や温かさがそれぞれの作品に現れていて読み応えあり。 何度読んでも心温まるので、少し疲れたときに読みたくなる時代小説です。 くろすけの振る舞いに泣いてしまいました。

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2020/07/13

5巻で一区切りついたので,再読. 2巻は結構忘れているエピソードがあった. 「逃げ水」 お白子様が可愛い.平太,船頭の修行に励めよ. 「藪から千本」 この話は忘れていた.お花人形,はたからみたら結構怖いよね.お梅さん幸せに.お勝さん登場. 「暗獣」 丁稚の新太の友人となる直太郎...

5巻で一区切りついたので,再読. 2巻は結構忘れているエピソードがあった. 「逃げ水」 お白子様が可愛い.平太,船頭の修行に励めよ. 「藪から千本」 この話は忘れていた.お花人形,はたからみたら結構怖いよね.お梅さん幸せに.お勝さん登場. 「暗獣」 丁稚の新太の友人となる直太郎と深考塾の金太,捨松,良介と青野利一郎登場.紫陽花屋敷のくろすけが可愛く切ない. 「吼える仏」 青野の友人で偽坊主の行然坊が若かりし頃経験した,隠れ里での出来事.笑う木仏,怖い. 「変調百物語事続」 三島屋をねらう押し込みを黒子の親分や青野,行然坊の活躍で捕まえる話.青野利一郎の腕が立つのは憶えていたけど,この話もほぼ忘れていた.

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2020/07/13

商家に訳ありで引き取られた娘「おちか」が、主人の命を受けて始めた百物語のお話の第2巻目。 怪談は大嫌いだけれど、ゾクゾクしながらも引き込まれた第1巻目とはちょっと雰囲気が違う。百物語で語られる妖がかわいらしかったり、妖よりも人の心の闇や怨念を語るものだったり。 一つ一つのお話が結...

商家に訳ありで引き取られた娘「おちか」が、主人の命を受けて始めた百物語のお話の第2巻目。 怪談は大嫌いだけれど、ゾクゾクしながらも引き込まれた第1巻目とはちょっと雰囲気が違う。百物語で語られる妖がかわいらしかったり、妖よりも人の心の闇や怨念を語るものだったり。 一つ一つのお話が結構長いものなので、読みごたえがある。 百物語を通じておちかの周りに新しい人間関係もできてくる。 自らの忌まわしい過去に心を閉ざしていたおちかが、少しずつ心を開いていく。 しばらくこの『三島屋変調百物語』にどっぷりはまりそう。

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2020/07/12

ストリーテラー宮部みゆきのうまさを堪能しました。 妖の旱やくろすけのなんて愛らしいこと。 情がわくキャラクターの描き方の素晴らしさ。さらに新たな仲間たちがぞくぞく現れ、満足のいくシリーズ2作目でした。

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2020/07/04

★語りの妙★物語の内容はもちろん、語りのよどみなさが真骨頂なのだろう。1冊目の冒頭の落語を思わせる流れのよさとはまた異なるが、読みだしたら止まらない。それぞれの話だけでなく、おちかを巡る取り巻きの話が進んでいくのが何とも言えずうまい。登場人物がきちんとつながっていく技術は何なのだ...

★語りの妙★物語の内容はもちろん、語りのよどみなさが真骨頂なのだろう。1冊目の冒頭の落語を思わせる流れのよさとはまた異なるが、読みだしたら止まらない。それぞれの話だけでなく、おちかを巡る取り巻きの話が進んでいくのが何とも言えずうまい。登場人物がきちんとつながっていく技術は何なのだろう。

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2020/05/03
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

単行本を読んだ。 表題作はいきものを飼ったことがある人にはかなり刺さるのではないだろうか。 他の作品も人間の狡さを突く内容でさすがと思った。

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2020/02/12

圧倒的に暗獣のくろすけの話が印象深かったけど、お旱さまに、住吉屋の双子。そして三島屋まわりの子供たち。ちいさきものは、愛らしい。。。 お勝さんに青野利一郎に行然坊。おちかを見守る大人も増えて、楽し気に、でもやはりおそろしげに続く百物語が楽しみでならない。 そして、ハードカバーなら...

圧倒的に暗獣のくろすけの話が印象深かったけど、お旱さまに、住吉屋の双子。そして三島屋まわりの子供たち。ちいさきものは、愛らしい。。。 お勝さんに青野利一郎に行然坊。おちかを見守る大人も増えて、楽し気に、でもやはりおそろしげに続く百物語が楽しみでならない。 そして、ハードカバーならではなのか。ページの下の挿絵がとっても素敵な1冊です。

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2020/01/28

暗い気持ちで三島屋に入ったおちかは、百物語の聞き手を通して様々な人と関わりを持っていく。気持ちも軽くなっていく様子が読み手にも嬉しい。物語はそれぞれ引き込まれていく。

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