残月 の商品レビュー
みをつくし料理帖シリーズ8 残月──かのひとの面影膳 彼岸まで──慰め海苔巻 みくじは吉──麗し鼈甲珠 寒中の麦──心ゆるす葛湯 特別収録 秋麗の客
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「みをつくし料理帖」シリーズ第8弾。これまで通りの雰囲気で相変わらずの安定した雰囲気ながら、登場人物それぞれに少しずつ環境が動きだしそうな感じ。そろそろ大団円?
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Kindle版が出ていないので図書館で借りてきて読んだ。 このシリーズはドラマから入ったクチ。 ごりょんさんに新しいご縁が生まれる感じ。 澪はさぞ寂しいやろうけど、 かえって野江の身請けに決心がついてええかも知れんね。
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みをつくし料理帖シリーズの8作目。 料理人としての生きる道を選んだ澪にとって、欠くことの出来ない存在だった又次。お盆の期間の献立を考えながらつるやの面々と又次を偲ぶ澪でしたが、彼が死ぬ間際に残した言葉が彼女の周囲にも波紋を広げていきます。 一方、行方不明になった息子の佐兵衛を探す...
みをつくし料理帖シリーズの8作目。 料理人としての生きる道を選んだ澪にとって、欠くことの出来ない存在だった又次。お盆の期間の献立を考えながらつるやの面々と又次を偲ぶ澪でしたが、彼が死ぬ間際に残した言葉が彼女の周囲にも波紋を広げていきます。 一方、行方不明になった息子の佐兵衛を探す芳に手掛かりが見つかります。会いたいと一途に願う芳でしたが‥思いがけない返事が返ってきます。 そして、この一件がその後の芳の運命を変えることにつながっていきます。 気になるあさひ太夫こと、野江は火事から逃れてその後どのように過ごしているのか‥? この作品ではまたもや登場する悪役の登龍楼の店主との対決や澪が秘かに抱く夢を実現させるための道筋が少しづつ見えてくるストーリーになっているようです。
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実は「つる屋」によく行くのです。 献立はその日にそろっている食材 その日だけの料理が出てくるのです ちなみに その日の献立は 玄米ごはん、 一週間前から仕込んでいる納豆、 その地で獲れた季節の野菜、 自家製味噌を使ったみそ汁、 裏の畑で取れた菜の漬け物、 その日に巻いた生春巻き...
実は「つる屋」によく行くのです。 献立はその日にそろっている食材 その日だけの料理が出てくるのです ちなみに その日の献立は 玄米ごはん、 一週間前から仕込んでいる納豆、 その地で獲れた季節の野菜、 自家製味噌を使ったみそ汁、 裏の畑で取れた菜の漬け物、 その日に巻いた生春巻き、 それらが 一枚の黒板に色チョークで それはそれはすてきなイラストとともに 描かれているのです 一日限定○食ということなので 売り切れてしまうことも しばしば ちょっとした書籍コーナーがあって そこには なかなか選ばれた絵本 その地に関係している地元出版の本 暮らしの手帖、田んぼの写真集 そして みをつくし料理帖 全巻 始めて 寄せてもらったのが 半年前 通えば 通うほど 「つる屋」なのです はい もちろん 澪さんはいらっしゃいます お客さんが少なくなって ちょっとした時間ができた時に そこの澪さんと あれやこれやの話が できるのも また 大きなご馳走の一つです きっと 「みをつくし料理帖」シリーズの贔屓の人は 一人一人 自分の「つる屋」を もっていることでしょうね
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シリーズ第8作。今回の陰の主役は芳。 相変わらず読ませる文章なんだけど、 最後の方が読者置き去り急展開な気がしてなあ。
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久々の幸せモードへ…!後2巻で終了するので見逃せない展開。芳へのプロポーズの言葉が沁みます。「気持ちに区切りをつけることは難しいかもしれない。けれど、私はそうした想いも全て受け止めて、あなたという人と生きていたいのです。」受けないわけないわ…
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みをつくし料理帖シリーズ第8弾。 全体的に皆新たな日々を迎えていく。 野江とのこと、佐兵衛とのこと、坂村堂と一柳の関わり、お芳さんの行く末… 澪の行く先も見えてきて、少しずつ変化が訪れてきた。 今後の展開が気になります!
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14/08/13読了 小松原との破談、又次の死のあとどうするのかな、と思いきや、話を丁寧にまとめつつ展開させつつで面白く読んだ。 登龍楼とのやりとり、芳と佐兵衛の再会。次巻も楽しみ
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澪ちゃん恰好いー!の巻 又次が帰らぬ人となり、ふきちゃんが成長し、澪も覚悟を決めてきた。4000両!と関西弁で啖呵を切る所は今迄の澪には無かった恰好良さです。 瑣末な出来事と哀しみの澱でドロドロしかけていたご寮さんがもの凄く良い形で片付いて、本当に良かった。もうやるしかない澪。でもまだ22歳なんですよね。 滝沢馬琴のライバルって山東京伝ですね。 この回は味醂屋の話も含み、献立帖を読んでから読む事をお勧めします。
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