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ストレスと適応障害 の商品レビュー

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34件のお客様レビュー

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2024/08/30

適応障害を客観的に理解したくて手に取った。様々な要因から発症することや、それぞれに対する具体的な対応策が分かりやすく書かれており、期待通りの一冊だった。適応障害は誰がなってもおかしくない心の病気だからこそ、自分が診断された人は勿論、身近に適応障害の方がいる人にもオススメしたい。

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2024/05/12

 後輩が引っ越しの際にもうどうせ捨てるからと言って、いらない本をくれました。その一冊です。知識はこのように受け継がれるのだなとしみじみ。  私自身はストレスに耐性がある方なので、自分自身に役立てるというよりは、周囲の人に役立てる際に使えるなと思うことや、人を見立てる時に勉強になる...

 後輩が引っ越しの際にもうどうせ捨てるからと言って、いらない本をくれました。その一冊です。知識はこのように受け継がれるのだなとしみじみ。  私自身はストレスに耐性がある方なので、自分自身に役立てるというよりは、周囲の人に役立てる際に使えるなと思うことや、人を見立てる時に勉強になる内容が多かったように思います。勉強させていただきました。

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2024/02/07

名著 文章の1つ1つか、すぐに臨床に使える内容ばかりだった。 岡田尊司先生の本を全て読破しようと考えた。 蛍光マーカー引きながら読むのは有効。 座右の書 自分自身の,診療に関する意見や考え方を言語化した本。 ノートの元ネタにすることができる。

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2023/10/20

今の自分を客観視できるような本であった。まさにこれ!っていうのがたくさんあった。こうなりたい、あーなりたい。でもそれが困難。じゃあどうしようか、たくさんアプローチの仕方があるんだなと思う。がむしゃらにやっても限界が来る。だったら希望をもって、何のためにやってるのかを考え、書き出し...

今の自分を客観視できるような本であった。まさにこれ!っていうのがたくさんあった。こうなりたい、あーなりたい。でもそれが困難。じゃあどうしようか、たくさんアプローチの仕方があるんだなと思う。がむしゃらにやっても限界が来る。だったら希望をもって、何のためにやってるのかを考え、書き出して、働いたり生きたりするのも良いんだなと思う。それができるようになりそうだと感じた一冊であった。

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2023/10/09

為になる本だった。「合わない環境に無理矢理しがみつかせることは無益なばかりか、傷口にもなる。むしろ見切りをつけて新天地に賭けた方が、展望が開けることも多い」は本当にそう思う。おわりににあった「適応とは、その人がその人らしく生きるということ」にも共感できる。人は思う様に生きられない...

為になる本だった。「合わない環境に無理矢理しがみつかせることは無益なばかりか、傷口にもなる。むしろ見切りをつけて新天地に賭けた方が、展望が開けることも多い」は本当にそう思う。おわりににあった「適応とは、その人がその人らしく生きるということ」にも共感できる。人は思う様に生きられないと、精神を蝕まれ、身体への影響も大きい。自分の思う様に生きていきたい。

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2023/04/28

結局、適応とは、その人がその人らしく生きるということになるのではないだろうか。 「おわりに」に記載されていたこの一言が全て。

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2023/02/09

適応障害について理解が不足している事に大いに気づかされた1冊。適応障害になりやすいパーソナリティについて、世間でよく出会う事例と合わせて紹介されておりとてもわかりやすい。適応障害を「心の病気」と安直に捉えるのではなく、その形成過程や自助努力の大切さを学ばせてもらった。適応障害は社...

適応障害について理解が不足している事に大いに気づかされた1冊。適応障害になりやすいパーソナリティについて、世間でよく出会う事例と合わせて紹介されておりとてもわかりやすい。適応障害を「心の病気」と安直に捉えるのではなく、その形成過程や自助努力の大切さを学ばせてもらった。適応障害は社会のどのような形であれ組織に属して生きていくうえで自分自身や他者も陥る可能性があるものと理解できただけに、再びどこかのタイミングで再読したいと思った。

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2022/08/11

この本に書いてあることはある種の事実だと思う、一方で気休めと捉えることもできる。 「悩みの尺度は本人がどれだけ辛いかだけだから他の誰にもわからない」とは思う。 それでも 当事者は、決して一人ではないことと周りが理解しようとしてくれるありがたさを 周りの人たちは、当事者にならなけれ...

この本に書いてあることはある種の事実だと思う、一方で気休めと捉えることもできる。 「悩みの尺度は本人がどれだけ辛いかだけだから他の誰にもわからない」とは思う。 それでも 当事者は、決して一人ではないことと周りが理解しようとしてくれるありがたさを 周りの人たちは、当事者にならなければわからないということを理解することとそれでも寄り添うことの大切さを それぞれ学ぶことができる、素晴らしい本です。

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2022/07/06

心が折れそうになったとき こんなときは適応障害を疑え 試練を乗り越える技術 第1章 ストレスに負けない生き方 自律神経失調 急性ストレス障害とPTSD 第2章 「生きる意味」と適応 フロイトの精神分析とアドラー心理学 愛着スタイルと適応 フランクルが唱えた生きる意味 偏った認知は...

心が折れそうになったとき こんなときは適応障害を疑え 試練を乗り越える技術 第1章 ストレスに負けない生き方 自律神経失調 急性ストレス障害とPTSD 第2章 「生きる意味」と適応 フロイトの精神分析とアドラー心理学 愛着スタイルと適応 フランクルが唱えた生きる意味 偏った認知はどうする 第3章 発達特性と適応障害 第4章 パーソナリティ・タイプと適応障害 第5章 あなたの適応力をチェックする 第6章 学校で起きやすい適応障害 第7章 職場で起きやすい適応障害 第8章 家庭生活で起きやすい適応障害 第9章 凹まないための思考法 第10章 葛藤と試練を乗り越える

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2022/04/22
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

自分らしくありたいという気持ちと集団に所属してうまくやりたいという気持ちと、 その狭間で摩擦が大きくなるのが適応障害だということがわかった。 偏った認知が摩擦を生む原因になったりするので、そういった認知を修正し訓練しながら自我の強度を高めていくことが必要そうだ。 コロナ禍で人と会わず孤立した生活をしていると、自分の認知が歪んでくるような気もしているので、社会的な人とのつながりを大切に、周りの人たちに認知の修正を手伝ってもらいながら、たくさん本を読んで、心を大切にして生活していきたいと思う。 この本にも書いてあるように、環境になじむことが第一ではなく、見切りをつけて向いてないことは止めて新しいことに挑戦した方が幸せになれることもあるようだ。適応障害に悩む子供にも大人にも、その人らしい幸せな道が見つかることを心から祈る。

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