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からくさ図書館来客簿(第一集) の商品レビュー

3.5

58件のお客様レビュー

  1. 5つ

    5

  2. 4つ

    17

  3. 3つ

    21

  4. 2つ

    4

  5. 1つ

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2016/12/26

ティーン向け小説なのかな? 自分が住んでいる土地の話なので借りてみました。 大人でも読めます。 いまのところ面白いです。

Posted byブクログ

2016/11/02

時間制で席を指定し紅茶かコーヒーを飲みながら本を読むことができる図書館。 そこにいる館長と少女(皇女)が「道なし」と呼ばれる善行を積んでいるのに天道に行くことができない存在を導いていく話です。 館長の小野篁は本当にいた平安貴族で井戸を通じて冥界に通い閻魔様の元で働いていたという...

時間制で席を指定し紅茶かコーヒーを飲みながら本を読むことができる図書館。 そこにいる館長と少女(皇女)が「道なし」と呼ばれる善行を積んでいるのに天道に行くことができない存在を導いていく話です。 館長の小野篁は本当にいた平安貴族で井戸を通じて冥界に通い閻魔様の元で働いていたという逸話があります。 それが逸話ではなく本当のことだったというちょっとファンタジー性があって面白いと思います。 どの話もかげがある人がでてくるのだけれど終盤は希望が持てる形なのがよかったです。 「俺たちの未来はこれからだー!」みたいな明るすぎる未来じゃないほうがいいです。 京都の地理などには詳しくないのでわかりませんでしたが聖地巡礼してみるのも面白いかも。 続きも読んでいきたいけれどどこかで安倍晴明が登場してくれるといいなぁ。

Posted byブクログ

2016/09/24

小野篁と斎院が、冥府の役人としてこの世に再び現れる。 京都の北白川に小さな図書館を作り、そこで成仏できない者を見つけて冥府に送る役割をしている。 短編連作で、実際に悩みがある現代に生きている人間と、その人に取り憑いた道なしを成仏させることで、人間の悩みも解決に導いていく。 ファン...

小野篁と斎院が、冥府の役人としてこの世に再び現れる。 京都の北白川に小さな図書館を作り、そこで成仏できない者を見つけて冥府に送る役割をしている。 短編連作で、実際に悩みがある現代に生きている人間と、その人に取り憑いた道なしを成仏させることで、人間の悩みも解決に導いていく。 ファンタジー小説です。

Posted byブクログ

2016/09/19
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

メディアワークス文庫。やっぱり、他の本の巻末広告を見て 「面白そう」 と、思ってリクエストしてみた。 著者もまったく知らんし、内容もほぼ知らんまま読み始めたんやけど・・・。 第二話の半ばくらいまでは、なんともいえない手触りの本やった(笑 面白くないわけでもないし、むしろ面白いんやけど、なんやろう、距離感がつかめないというか・・・? 結構な設定を放り込んできてるわりには説明がほとんどないし・・・ と、思っていたら、第二話含め、その後の第四話まで読んだらいろんなことがわかった。 で、面白かった・・・! つづき・・・!!! 調べたら、続きは5冊くらい出てるようやのに、図書館に蔵書はない・・・。涙 大変肩身が狭いけど、リクエストしよう・・・。 だって、時子や篁の出会いや、二度目の出会いまでのいきさつがやっと見えてきてんで!? 面白くなるのはこれからでしょうよ!! この「転生」モノって、年齢とかスッとばしてキャラが動いてくれるのが、いいね(笑)。 実際の年の差を考えると、時子は子どもやし篁はおっさんなわけやろ(笑)。 (それをいうたらミもフタもない) チョイチョイ名前が出てくる安倍晴明が上司っていう設定もいいな! 今後登場することがあるんかな。 執事キャラ(?)な篁をSキャラで妄想したらそりゃあもう色々なネタがあるんやろうけど、残念ながら私はS的なキャラも執事もさほど惹かれないのでそこはスルーで。 むしろ篁がヘタレ攻めのほうが好み(でた)。あと、時子にメロメロすぎるところとか。 第二話の冒頭で上目遣いでのお願いをわざわざ時子にさせる、みたいな展開になったときは、ここに恋愛感情を想像してなかったのでふつうにびっくりしたよ! 今時の料理人のような小森くんが、施餓鬼会について知ってるのも 「スゲッ」 って思ったけど、彼の実家でこの行事をやっているというのもすごい。こういうのが 「さすが、京都」 と、サラッと流してしまうから、京都のイメージがこう、だんだんすごいものになってくるんだよね・・・。(;^ω^) (2016.06.11)

Posted byブクログ

2016/08/10

ここ、ブクログさんの献本企画でいただきました。 手元に届いてからずいぶん時間経過してしまってすいません。 もう少しひとつひとつの話に読み応えのある長さが欲しかったかも。 「図書館」の文字に惹かれて応募したのですが、想像してた雰囲気とはちょっと違ってました。 面白ければ次巻も・・・...

ここ、ブクログさんの献本企画でいただきました。 手元に届いてからずいぶん時間経過してしまってすいません。 もう少しひとつひとつの話に読み応えのある長さが欲しかったかも。 「図書館」の文字に惹かれて応募したのですが、想像してた雰囲気とはちょっと違ってました。 面白ければ次巻も・・・と思ってたのですが、好みではなかったです。

Posted byブクログ

2016/06/14

いながらにして異国にいくことができる いながらにして異世界にいくことができる いながらにして異時代にいくことができる 人間の想像力って 素敵ですね 小野篁さんが1000年後の今 図書館の館長として、 もしいたら その発想が面白いですね

Posted byブクログ

2016/04/13

献本企画で当選しました。 タイトルに図書館とあったので期待しましたが、図書館が舞台という感じではなかったです。 主人公たちが現代人ではなく、時代考証もされているとは思いますが、文章に関しては、私には少し読み進め辛かった部分が多々ありました。

Posted byブクログ

2015/12/23
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

不思議な図書館、こんな風な雰囲気の場所にあこがれてしまいます。 それぞれの話はちょっとほろにがかったりするのもあるけど読み終わったあと、前向きであたたかい気持ちになれます。

Posted byブクログ

2015/12/17

(15-90) 初読み作家さん。 ブラウスの上から十二単という不思議できれいな表紙に惹かれ手に取った。 私立図書館の館長が小野篁!なんて私好みのお話。好感が持てたのは、邪悪な霊を調伏するんじゃなく、本当は善行があったから天道に行けるのにうっかり迷った魂を救う話だということ。だから...

(15-90) 初読み作家さん。 ブラウスの上から十二単という不思議できれいな表紙に惹かれ手に取った。 私立図書館の館長が小野篁!なんて私好みのお話。好感が持てたのは、邪悪な霊を調伏するんじゃなく、本当は善行があったから天道に行けるのにうっかり迷った魂を救う話だということ。だからどの話も読後感が良かった。 篁と姫の過去のいきさつも、ところどころに挟まれていてバランスが取れていた。満足です。

Posted byブクログ

2015/11/16
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

最近、図書館とか古書店とか文化系うんちくノベルもしくはコミックが多いので、もう食傷気味なんだけど。 ネットカフェのような私立図書館を運営する青年と、助手の美少女。実は彼らはこの世に彷徨う「道なし」たちを成仏させるための冥界からの使者で…という筋書き。 お話が面白くなるのは、第三話ぐらいからだろうか。 四話めの住職の息子だが建築家になりたい学生の話が印象に残った。 個人的に惜しいのは、表紙の少女の髪の色。栗色のはずなのだが、あきらかに黒髪に見えるし、そもそも彼女が主人公に見えてしまう。 人物造形が、いかにも漫画ライトノベルで育った女子ならではの設定で、人格があっさりしすぎて、イマイチ魅力的には思えない。 図書館の蔵書の設定じたいは興味深いが、あまりそれが活かされていないように感じる。別に図書館という設定でなくて、この二人がどこでも行くという動きがあったほうが良かったように感じる。 『ビブリア古書堂』と同じ出版社なので、よけいに比較してしまう。

Posted byブクログ