かあちゃん取扱説明書 の商品レビュー

いとうみく【作】,佐藤真紀子【絵】

2024/07/26

娘(小5)が読んだ本。
中学年向けの児童書ということもあり、1時間以内くらいでパパッと読めてしまった様子。

娘の評価→★4
お母さんがこわいから取扱説明書を書こうとした男の子のお話。
はじめは怒られないようにと書いていた取扱説明書だったけど、お母さんを観察していくうちにお母さんの頑張っていることがたくさん分かっていくというものだった。
ちゃんとお母さんには素直な気持ちを持ったほうがいいな～と思った。

2024/07/14

お母さんは褒めるといいんだよ。例えば料理とかもね、「ママの〇〇はおいしいよね」っていうとその日はその〇〇になるんだよ。ハンバーグって入れたらハンバーグになるんだよ。（9歳7ヶ月本人談）

2024/06/25

小学四年生の拓哉はいつもかあちゃんにガミガミ怒られている。なんとか怒られずに過ごしたいと考えた拓哉はかあちゃんの取説を作ってみようと思いつく。その為にかあちゃんを観察しはじめたら怒られる事が減ってきて…。
魅力的なかあちゃんと、飄々としたとうちゃん、元気でまっすぐな拓哉の関係性が面白くていい。
取説もすごくよく書けてるし、かあちゃんの取説のはずが拓哉の行動を改める事になってるのが楽しい。
ラストも爽快で、いい家族の素敵な話で気分良く読めた。

2024/05/20

姪っ子（小5）に借りた本。SNSで見かけて気になっていたところ、偶然にも姪っ子が持っていて「おもしろかった」と。姪っ子と本をシェアできるの、なんだか嬉しい。

そしてこの本、口語体で読みやすいし、登場人物が限定されていて分かりやすい。
“ぼく”の発想のユニークさに感心するし、観察力や大事なことに気づく力にも感心する。

大人にもぜひ読んで欲しい！“親”という立場の人に限らず、いろんな大人に読んで欲しい。すっと心が洗われます。
今子どもでこの本を読んだ人には、ぜひ大人になって再読してほしい！
…姪っ子に返したら、自分で買って再読しようかな。

2024/04/29

都内の本屋でみかけた本。
なんてすごいタイトル！！と思ったけど、中身も面白かった。大人でも面白いと思いました。小学生だったら何年生くらいがオススメかなー
やはり主人公が四年生だから四年生くらいかなー

2024/04/06

児童書だけど、大人、親の立場から読んでも面白い。10歳くらい子の子どもたちの親への感情。うなずくばかりだし、自分の子どもも同じ感情だったかな〜なんて思いながら読んでました。お互いのことをよく見て、よく感じているから、お互いに上手に操縦できていると思うのでしょう。私も、子どもたちに上手に取り扱われているんでしょうか？

2024/04/19

てっちゃんがお母さんの取扱説明書を書いていく中で、お母さんのいろいろなことがわかって、どんどん話に引き込まれていく感じがした。最後の一言の文、1番最後に面白いところがあって良かったです！【小5】

2023/12/03

わかるわ、子どもの気持ち。わかるわ、母の気持ち。私も子どもや夫に見えないトリセツ作られているかも知れない。母と子はいつも百戦錬磨だ。

2023/08/31

てっちゃんが最初はヤンチャだけな男の子だったけど、最後は優しい男の子になってていいなと思った！カズくんがお母さんに「パティシエなれるよ」て言って、カズくんもいい結果で終わったし、
かあちゃんが最後に一行つけ足してたのも面白かった！

2023/04/07

家の中でいちばんいばっているのはお母さん。どうしたら食べたいものを作ってもらえる？　どうしたら勉強勉強言われない？　どうしたら片づけなさいと言われない？　てつやは、母さんの取扱説明書を作り始めるが…。

てつやが作る母さんの取扱説明書がとってもユーモラスで微笑ましい。しかも、ただ面白い説明書ができていくだけじゃなくて、説明書を作る過程で、母さんの愛情やかっこよさに気づいていくところにグッと引き込まれる。