かあちゃん取扱説明書 の商品レビュー

いとうみく【作】,佐藤真紀子【絵】

2017/12/28

とうちゃんのある一言をきっかけに、哲哉はかあちゃんの取扱説明書を作り始めます。トリセツを書きすすめていくのと同時に、かあちゃんのことやカズのなやみ…いろいろなことが分かってきます。次へ次へとページをめくりたくなるほどのおもしろい一冊です。

2017/11/06

深いところと軽妙なところとのバランスがいい。小学４年生（そんなに読書好きじゃない）も気に入っていた。

2017/09/07

元々は凄い怒りん坊だったお母さんだったけど、子どもがお母さんの取り扱い説明書をノートに書いて本当にやってみたら全部あってた。だから最後元々より優しくなった。取扱説明書でそんなことになるとは！凄い。そんなになったらいいなぁ！

2017/06/27

4年の哲哉はかあちゃんの怒られてばかり。家族のことを書く作文でも、かあちゃんに対する文句を書いた。先生にはほめられたし、父ちゃんにはウケたけど、哲哉はかあちゃんになんとかなって欲しい。いつも「早く早く」って言うし、あれしろこれしろってばかり。ちょっと褒めると、同じメニューばかり続くし。

父ちゃんによると、かあちゃんに機嫌よく動いてもらえるようにしたらいいと言う。哲哉は、かあちゃん取扱説明書を作る事にした。それにはかあちゃんを観察して…

2019/07/08

2017/3/1読了

子供のころは何かと、図鑑とか資料とかを作りたがる（私もした）
お母さんの悪いところを、自分で解析してトリセツを作る　って
面白い試みなのと、きっと似たような分析をしている子っているよなあ･･･
対比して友達の母親が出てきたのもミソ。
隣の芝は青い、とはいうけれど、全くその通りで。
小さい頃は友達の母親がなんだかすごく素敵に見えて羨ましかったのを思い出した。
でも、子供のことを誰よりも何よりも好きで知っているのは
自分の母親以外の、何者でもないのです。

最初の作文が良かったなー。そしてオチも面白かった。
胸がちくりと痛むところとかも･･･
なかなか、おもしろい本でした！

2016/08/14

読書記録です。まだの人は読まないでね。

某新聞の読者エッセイで、息子さんがこれを読んで内容を参考にして母である彼女をコントロールしている、いくつかは息子の思惑通りになっているらしい、でも息子には読まないでくれと言われて読んでいない、とあって興味を持ちました。
一応「こどものために買った」けど、（念のために私は）渡す前に先に読みました。やられた…あっという間に読んで大笑い！
とどめは、息子も読んで「どうやっても勝てないんだよな～」と言ってるのを聞いて、呼吸困難になりそうでした…

2016/07/16

「ぼくんちで、一番いばっているのはかあちゃんです。今日も朝からガミガミうるさくって、ぼくはハラがたちました。」かあちゃんの悪口を作文に書いたぼく。その作文をとうちゃんに見せたら「かあちゃんはほめるときげんがよくなるんだ。パソコンやビデオも、あつかいかたをまちがえると動かないだろ。」だって。よし、『かあちゃん取扱説明書』を作ってみよう！はじめはおもしろがって作り始めた「トリセツ」。でも、かあちゃんをじっと観察してたらいろんなことが見えてきて･･･。

2016/01/07

帯文：”かあちゃんなんて、チョチョイのチョイだ！”

もくじ：ほめられた作文、サイテーな授業参観、かあちゃんのあつかい方、オトナはむずかしいモノが好きらしい、勉強勉強といわせない方法、かあちゃんルール、ねぼうしたときにしかられない方法、「スーパーめだか」のかあちゃん、こわれたゴブレット、これがぼくのパラダイス？ かあちゃんおそるべし

2015/12/16

【2015年交換会】子どもと学ぶさちまる⇒TSUNAMI④
小4の娘のためにと頂きました。（私にもこの説明書は必要？）ありがとうございいました。

2015/07/06

こんなふうに身内のことを分析してみるのって楽しいし、近すぎて見えていなかったことがいろいろ見えてきたりもするから面白いなっておもいました。
それにしても一枚上手のかあちゃん、さすがです。