かあちゃん取扱説明書 の商品レビュー
小学4年生の哲哉はかあちゃんを自分の思いどおりにするために取扱説明書(トリセツ)を作ることにした。 そのためには、かあちゃんをよく知らなくてはいけない。 よーく観察すると、かあちゃんは思っていたよりずっと ずっといいやつだった。 そして、気付く。 みんなそれぞれのトリセツを持って...
小学4年生の哲哉はかあちゃんを自分の思いどおりにするために取扱説明書(トリセツ)を作ることにした。 そのためには、かあちゃんをよく知らなくてはいけない。 よーく観察すると、かあちゃんは思っていたよりずっと ずっといいやつだった。 そして、気付く。 みんなそれぞれのトリセツを持っているんだってことに。 私も友だちのもっと詳しいトリセツ作ろう。 ムカつくやつがいる人も、仲よくなりたい人がいる人も、 この本を読んでトリセツ作ってみよう!!
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
児童向けの小説でガッツリ読んでしまったのは「ガラスのうさぎ」か「十二歳の合言葉」以来。おもしろかった! 大人が…というより母親が読んでもおもしろい。 この本はFacebookで「息子が図書室で借りてきたらしい本。どういう意図で借りてきたんだ」的なことを友人が書いていたのを見て、おもしろそうと思って借りました。 寝坊しても怒られない方法、早く宿題をやりなさいと言われない方法、好きなおかずを作ってもらう方法などなど・・・書いているうちに友達の親子関係の悩みを知ることになったり、「トリセツ書くにはかあちゃんのことをもっと知らないと!」と思ってパートで働いている様子を見に行ったりと、単なる取説の話だけでは終わらないし、読後もすっきり。 ただ、4年男子がここまで深く考えるのかな~と思わなくもないけど、まぁそれはお話ということでw でもこのかあちゃん、パート行って、お金貯めて好きな韓国旅行にぽーんといったりして、ある意味、こんなおかあちゃんがいいな~と思いました。って、私もすでに散々好きなことばっかしてますがwww
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かあちゃんに怒られないように、取扱説明書をつくる小4少年。 実は、父には父の、母には母の、頭の中にそれぞれの取扱説明書を持っているのでは。 相手の気持ちを思いながら、自分の思いを通すために、必要な生きる知恵かな。
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発想おもしろい。 子どもの視点で書かれていて、無理なく理解できる。物語の展開が、自然で日常的なところがとても良い。身近なところに題材をとり、誰でもマネのできるように書いてある。自分⇒友達⇒親(社会)へと考えが広がって行くところも、効果的である。 大人向けの自己啓発書より、よくわか...
発想おもしろい。 子どもの視点で書かれていて、無理なく理解できる。物語の展開が、自然で日常的なところがとても良い。身近なところに題材をとり、誰でもマネのできるように書いてある。自分⇒友達⇒親(社会)へと考えが広がって行くところも、効果的である。 大人向けの自己啓発書より、よくわかるだろう。
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文章にするっていうことは、色々と考えるし、気付くこともあるし… やはり 大事ですね。 でも、さすがかあちゃん、おそるべし!!
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お母さんを思い通りにしたくて、トリセツを作るうちに、いろんな人との関係に気づく。 トリセツを作るきっかけ、気づいていく過程に無理がなく、読みやすい。中学年くらいから。男の子にもオススメです。
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いつもかぁちゃんが怒っている割にはちゃんとできていないことがいっぱいあるじゃないかと思う息子。 あることがきっかけでかぁちゃんはすごいと思う ときが来てかぁちゃんの存在は宝だと思う息子である。
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ぼくんちで一番威張っているかあちゃん。うるさいかあちゃんのことを作文に書いたぼくは、とうちゃんに「ほめるときげんがよくなるんだ」と、かあちゃんとの付き合い方?についてアドバイスをもらいます。そこでぼくはかあちゃんの取扱説明書を書きはじめますが…。 笑いの中にも相手のことや自分のこ...
ぼくんちで一番威張っているかあちゃん。うるさいかあちゃんのことを作文に書いたぼくは、とうちゃんに「ほめるときげんがよくなるんだ」と、かあちゃんとの付き合い方?についてアドバイスをもらいます。そこでぼくはかあちゃんの取扱説明書を書きはじめますが…。 笑いの中にも相手のことや自分のことをじっくり考えさせてくれる本です。
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面白い。 わざわざ対人用の取扱説明書なんて作成しないけど頭の中にある。 これは自分だけなのかな。(苦笑) それを主人公(子ども)に作らさる。 しかも相手は口うるさい!?母親。 母親の取扱説明書を作成するには今まで以上に詳しい情報を手に入れないといけなかった。 そこで知る母親の見た...
面白い。 わざわざ対人用の取扱説明書なんて作成しないけど頭の中にある。 これは自分だけなのかな。(苦笑) それを主人公(子ども)に作らさる。 しかも相手は口うるさい!?母親。 母親の取扱説明書を作成するには今まで以上に詳しい情報を手に入れないといけなかった。 そこで知る母親の見たことがない姿。 そして母性としての本質。 主人公は何かを感じ取ります。 そこが素晴らしい。 なによりオチも素晴らしい。 親子で読んでもらいたい一冊です。
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恐るべし゛かあちゃん”。 やっぱりかあちゃんは凄いや。笑えて考えさせられて時にホロリとくる。誰にでも楽しめるおはなしです。
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