かあちゃん取扱説明書 の商品レビュー
最初はニヤけながら読んでたけど終盤まさかの涙ほろり。 いやーーーーとっても深くて、あったかくて良い本。 自分が子どもだった時、こんな風に親を見れたことなかったな、と振り返って。子どもの頃にはもう戻れないけど、自分が親になって、より一層親の気持ちが分かるようになると感謝してもしき...
最初はニヤけながら読んでたけど終盤まさかの涙ほろり。 いやーーーーとっても深くて、あったかくて良い本。 自分が子どもだった時、こんな風に親を見れたことなかったな、と振り返って。子どもの頃にはもう戻れないけど、自分が親になって、より一層親の気持ちが分かるようになると感謝してもしきれない思いが溢れてくる。 子どもが読んでも良し、お母さんが読んでも良し、お父さんが読んでも良し。 誰が読んでもそれぞれに合ったように響く言葉に出会える。
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お母さん頑張りすぎなくていいし、お父さんが家事に参加してるの素敵、とか思いながら素敵な本だなーとずっと読み進めてたら、最後の方にでてきた「キム様」にめちゃめちゃ笑った。 お父さんが家事に参加していることに関して、共同生活をしているなら本来当たり前であるべきかもしれない。わたしに...
お母さん頑張りすぎなくていいし、お父さんが家事に参加してるの素敵、とか思いながら素敵な本だなーとずっと読み進めてたら、最後の方にでてきた「キム様」にめちゃめちゃ笑った。 お父さんが家事に参加していることに関して、共同生活をしているなら本来当たり前であるべきかもしれない。わたしにとってまだ当たり前ではないんだなと、これを書きながらだったり、当たり前に家事をしてくれる恋人と暮らして気づく日々。 それから、小学校の同級生を思い出した。彼を思い出したのは、自分に見せるLINEの言葉遣いと、子供時代を知っていて現在も交流のある友達が彼だけというのもあるかも。やんちゃな男の子に読んでほしいなあ。 >あつかい方。そうか、あつかい方だ!言い方はよくないかもしれないけど、人間関係の上手な方ってこれを人ごとに早くつかむんだろうなあと思った。 >「ぬるい」(中略)「トリセツってのはさ、それを読めばだれにでも操作ができて、使えるようなもんじゃないと。ほめるったってほめ方にもいろいろあるだろ」お父さんの言葉。息子と同じ目線でお母さんの扱い方を考えるお父さんも素敵だし、仕事でマニュアル作成を度々していた自分としては共感する言葉だった。 トリセツを作るにあたって働いてるかあちゃんを直接見なければいけないという気持ちも、仕事と重なる。現場だよね。 >日曜日は朝ねぼうの日、と、かあちゃんは決めている。だから早くおきておなかがすいたら、自分で勝手にたべるのがぼくんちのルールだ。これ素敵じゃないですか、って恋人に伝えたくなった。いなかったけど。子供よりあとに起きて、ご飯も誰かが作ってくれたものをいただく、そんな日があってもいいんだよって、そんな背中も見せられる大人になりたいな。
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人と関わるとき、知らず知らずのうちにみんな考えているその人のトリセツ。 最後に実はかあちゃんの方が一枚上手で、笑った。
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図書館本。読売こども新聞イチオシ100冊から。読売こども新聞推しの安定の面白さ。かあちゃんに取り入るための説明書を作り、かあちゃんの観察をする。と、見えてきたものが。
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これ、児童書です。 とあるブログで見つけて、図書館にリクエストしてみました。 小学生の男の子が、いつも怒ってばかりのお母さんに怒られないように、かつ、自分の思い通りにお母さんに動いてもらうために、取扱説明書を書くお話し。 自分の希望は… ・好きな晩ご飯を作ってもらう ・宿題をしなくても怒られない ・おこづかいをもっと欲しい などなど… 取扱説明としては… ・褒めること! ・勉強しているふりをすること! などなど… お母さんを動かくために、取扱説明通りに自分が行動すると、なぜか、本当にお母さんが優しくなる。 なぜかな~と、お母さんに聞くと… 自分が、いい子になっているという…オチです。 「妻のトリセツ」や「夫のトリセツ」などもありますが、基本は同じなのかな。 この子も、取扱説明書を書くにあたり、 どうしたらお母さんの機嫌が良いのか、観察して、対応策を考えて、実行する。 相手の喜ぶことをする。結局、思いやりが大切なんですよね。 そして、本に出てくる友達… 主人公とは対照的に、過保護なお母さん。遊びに行くと手作りお菓子を出してくれるなど素敵なのですが、友達は不満そう。彼にも、取扱説明書を書くように勧めると、その子の家も良い方向に…めでたしめでたし。
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小4息子の感想:やはり僕のママは頭の中に子供の取扱説明書を持っていると思う。オススメの一冊。 母の感想:息子が読んでいるのを聞いて、登場人物のかあちゃんが、まるで、自分のようで何度も息子と顔を合わせて笑った。どこの家も同じなんだなぁとホッとさせてくれる一冊。オススメです。
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まず、1ページ目の作文から読んでください!子供の本心がありありと書かれた面白い作文です。そこからグッと本の世界に引き込まれました。久しぶりに本が面白いと思った作品です。
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最高だと思います。 笑えると同時に物事の本質を突いている。 佐藤真紀子さんのイラストもバッチリ合います。 総ふりがなつきなので低学年でも読めますが、やはり、反抗期に入りかけの中学年以上に読んでほしいなあ。
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かあちゃんのことを書いた、4年生の作文からはじまるお話。その作文がまあ面白くて、最初だけ読んであげたら食いつく子が多そう。 中学年〜。 かあちゃんのトリセツを作ろうとする男の子と、それを止めようとしないお父さんのやり取りも面白く、最終的にやっぱりかあちゃんが最強。となるところまで、ワンセットで面白いです。 かあちゃんのことを見ているうちに、母の偉大さに気づいていく様子がとても可愛らしかった。 感想文に書きやすそうでおすすめかも。
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すぐ怒るお母さんにうんざりな、小学4年生のお話です。主人公は、お母さんをどうやって操れるか考え、お母さんの取扱説明書を作ることにしました。そこでお母さんを観察して、分かったことを書きました。説明書のとおりにやってみると、以前のお母さんより優しくなりました。 僕もお母さんにいつも怒られて嫌な気分になっているので、取扱説明書を作ってみようと思います。でも、お母さんの立場になってみると、お母さんも大変だなと思いました。
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