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反省させると犯罪者になります の商品レビュー

4.1

157件のお客様レビュー

  1. 5つ

    52

  2. 4つ

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  3. 3つ

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2023/02/22
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

図書館にて。 反省って改めて思うと漠然とした言葉だなと思う。 それを具体的に言葉にしたものが反省文なんだろうけど、確かに私も子供のころ反省しなさいと言われてもぴんとこなかったし、中学時代のいじめっ子たちもいくら反省文だの廊下で正座などさせられても行動が改まることはなかった。 この本を読めば誰もがその理由について腑に落ちることだろうし、実際にそれを実行している立場の人たちも自分たちがどれだけ不毛なことをしているか思い知ることだろう。 なのに何故何も改善しないのか。 今までやってきた自分自身を否定することになるのだろうし、システムを変えたり他人の行動も変えていくのも難しいのだろうな。 指導する側こそ日々の勉強、改善への努力が必要なのだろうし、責任もあるのだと思う。 子どもがいるから親だけれど、子供を教育する立場で言うなら全然素人の私。 子どもがいるからこういう本も手に取ろうと思えたし、勉強になった。 素人なりにこれからも勉強していけたらなと思う。

Posted byブクログ

2023/02/18

問題行動があったらその背景を一緒に考える 反省させても意味ない 問題を起こしたことは子どもの将来のためにしたいと 思ってたことを自由に話してと 子供が本音を話してるときに正論で言ってもだめ 開きかけた心を閉ざす 本当に親に言いたいことを書いてもらう 更正は更に生きるつまり立ち直る...

問題行動があったらその背景を一緒に考える 反省させても意味ない 問題を起こしたことは子どもの将来のためにしたいと 思ってたことを自由に話してと 子供が本音を話してるときに正論で言ってもだめ 開きかけた心を閉ざす 本当に親に言いたいことを書いてもらう 更正は更に生きるつまり立ち直ることで、誤りを正すではない ありがとう嬉しいをいう 言えない人は甘えられない人 怒りの感情には自分を受け入れてもらっていない愛されていないという悲しい感情がある 子どもの部分を大事に ありのままの自分を出せる人こ強い人 感情に素直な人 家庭でもありのままが出せる場を

Posted byブクログ

2022/12/07

タイトルそのままというか、タイトルが全てというか。反省文を書かせた場合と書かせなかった場合で再犯率がどうなのか等のエビデンスが無く、その辺が物足りなかった。 ただ、所々絶妙な警句が挟まれていたのでそこは評価したい。 一番のお気に入りはこれ。 「あらゆる人間関係において、正論を言う...

タイトルそのままというか、タイトルが全てというか。反省文を書かせた場合と書かせなかった場合で再犯率がどうなのか等のエビデンスが無く、その辺が物足りなかった。 ただ、所々絶妙な警句が挟まれていたのでそこは評価したい。 一番のお気に入りはこれ。 「あらゆる人間関係において、正論を言うことは相手との関係を悪くする可能性があることを理解しておきたいものです」

Posted byブクログ

2022/12/06

「はじめに」反省させることがだめってこと。 まずは、自分勝手な公開があるはず。 アイツのせいで、自分の時間が、また罰が・・・ それを経た上で、どうして悪いことをしてしまったのかを考えさせ、思いを引き出さないと、形だけの反省しか出てこない。 根本はだいたい、育成環境か家族関係。 ...

「はじめに」反省させることがだめってこと。 まずは、自分勝手な公開があるはず。 アイツのせいで、自分の時間が、また罰が・・・ それを経た上で、どうして悪いことをしてしまったのかを考えさせ、思いを引き出さないと、形だけの反省しか出てこない。 根本はだいたい、育成環境か家族関係。 ★真の反省  自分の内面と向き合い、否定感情を吐き出し、最後に出てくるのが謝罪の言葉 ★頑張るしつけ  我慢できないこと、人に甘える人を見ると腹がたってしまう。  価値観はなかなか変えられない。まずは、自分の価値観を知る。 ★教師の子供だから余分なもの  周りから道徳的なことを求められる。  さらに、親もしっかりさせなきゃと思ってしまう  弱音を吐いたり、人に甘えたり、ありのままの自分を認める姿勢が大切 「反省」という形ではなく「更生」・・・更に生きる、立ち直る。

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2022/09/16

価値観が変わりました まず反省とは短絡的で根本的解決にならない でも、悪いことをしたらごめんなさい、でしょといっていました 相手を、思いやる気持ちは忘れずに 自尊心ではなく思いやりを大切に

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2022/09/04

* 反省させないこと * まずは自分の思いを吐き出す * なぜそれが起きたのか、根本の原因を明らかにする * 被害者意識を吐き出す * すると初めて、相手のことを考えられる様になる * ありのままの自分を見せて甘えられる人を作る→自分も相手の事を慮れる様になる→相手の気持ちを考え...

* 反省させないこと * まずは自分の思いを吐き出す * なぜそれが起きたのか、根本の原因を明らかにする * 被害者意識を吐き出す * すると初めて、相手のことを考えられる様になる * ありのままの自分を見せて甘えられる人を作る→自分も相手の事を慮れる様になる→相手の気持ちを考えられる様になる * ありがとう、助かったを相手に伝える * 我慢すると、いずれ爆発する。抑え込まない * 自分の弱みを出す、すると近しい存在になれる。誰しも弱い部分を持っているのだから * 相手にイラっとするのは、自分信じている価値観と違うから。もしくは、自分がありたい姿なのに、何らかの理由でそうなれないから

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2022/05/30

ケーキの切れない非行少年たちを読んだ後にオススメに出てきたため読んだ。 衝撃的なタイトルなのでどういった内容なのかと思ったが、個人的には納得できる点が多かった。 自分も少年の頃に悪いことをした事があるが、形だけの反省をしていたなと。 今も仕事でミスをした際に、一番最初に浮かぶのは...

ケーキの切れない非行少年たちを読んだ後にオススメに出てきたため読んだ。 衝撃的なタイトルなのでどういった内容なのかと思ったが、個人的には納得できる点が多かった。 自分も少年の頃に悪いことをした事があるが、形だけの反省をしていたなと。 今も仕事でミスをした際に、一番最初に浮かぶのは「どう謝って許してもらおうか」「面倒なことになったな」 と考えるし、逆にミスをされた時は「ミスをしたくせに反省の態度が見られないな」と苛ついたりもする。 しかし、この本によると反省というのは基本は形だけであり、罪を償うという事には結びつかない。 本音を話して初めて自分が取ってしまった行動に結びつけて自己分析ができ、 なぜ過ちを犯してしまったのかがわかるというもの。 また、ほぼ全ての犯罪者のルーツを辿ると、幼少期に親から受けたしつけにより押さえつけられた感情が 積もり積もって爆発していたという事例が非常に多いという。 人間は弱い。 弱さを出すことは恥ではない。むしろ大切なことだ。 この本は刑務所の話だが、会社や学校、家庭内など全てに通じていた。 改めて自分のルーツと向き合ってみようと思えた。

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2022/05/24

つまり、子供のうちから反省ばかりさせていると、反省上手な表現力を身に着けてしまう。「反省する言葉」はスラスラと出てくるが、本気で反省する機会を失う。 https://sessendo.hatenablog.jp/entry/2022/05/24/150059

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2022/02/06

刑務所で受刑者支援をしていた筆者。過激なタイトルですが、なぜ問題行動を起こしたか、その内面に向き合わず、上辺だけの反省で済ますと、後々爆発することがあるという話し。 どんな子育て本よりはっとさせられる内容で読んで良かったです。

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2021/09/26

最近自分でたどり着いた結論であった、ネガティブ感情をとことん吐き出すことの重要性について、エビデンスや犯罪者の更生に関わってこられた著者が正しいと証明しれくれたようでとても嬉しい出会いだった。 最近、職場でパワハラとまでは行かないまでも弱いものいじめをする人がいて、その人への対応...

最近自分でたどり着いた結論であった、ネガティブ感情をとことん吐き出すことの重要性について、エビデンスや犯罪者の更生に関わってこられた著者が正しいと証明しれくれたようでとても嬉しい出会いだった。 最近、職場でパワハラとまでは行かないまでも弱いものいじめをする人がいて、その人への対応について頭を悩ませていた。正直周りも傍観者となって誰も助けようとしない状況がいじめのような状態なのだと感じていた。 そんな状況でこの本を読んで、改めて冷静になることができた。いじめる側への怒りが沸騰していて、私自身その人のやった行為の重みを思い知らせて反省させたい衝動に駆られていたが、その人自身の心の本音を聞いた方がより解決に近づくことに気付かされた。 落ち着いたらわかることなのだけれど、ボルテージが上がっている状態であればなかなかそのことに気づかないので、とてもありがたかった。 また、この本で書かれていた、「ありのまま」の自分を曝け出して、甘えられる人を作ることの大切さは、子育てや人材教育全般につながる。〇〇しなければいけないとか、根性で我慢しなければいけないとかそういう考えではなく、もっと自分の弱みを出してもいい。その人の弱みこそがむしろ強みなのだ。 他罰的な人が多い現代、この本を世の中の多くの人に読んでもらいたい。

Posted byブクログ