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国道沿いのファミレス の商品レビュー

3.5

57件のお客様レビュー

  1. 5つ

    7

  2. 4つ

    19

  3. 3つ

    23

  4. 2つ

    2

  5. 1つ

    2

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2024/05/16

全てうまくいって全員報われるハッピーエンドでは全くないけど、それでもなんか読み終わった後に少しスッキリする話だった、読みやすい

Posted byブクログ

2024/01/20
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

90頁まで我慢して読んだが、うんざりして読むのをやめた。小説すばる新人賞受賞なので期待していたのだが、もう無理。

Posted byブクログ

2023/05/06
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

以前、歌手の方が「地方の人間にとって国道は大切」と仰っていた。生活の要なのだろう。その国道にあるファミレス。近くに大きなショッピングモールが出来て、今後の見通しは不明。主人公の境遇と良く似ている。2つの景色が合わさる中、主人公は「ちゃんとした社会人になる」事を目標に淡々と生きる。 仕事して、彼女もいて、ある意味幸せそうな彼が1番好きになった女の子の1番好きになった男が自分の父親で、家族に暴力を振るわなくなった代わりに愛人に暴力をふるっていたという状況はかなり衝撃的だと思うが、それすらすんなり受け入れる主人公の度量の大きさにびっくり(笑)その後の彼女の言動にもびっくり。 シンゴとみちるの結婚の為に、みちるのお父さんを説得するシーンが好き。何だかんだ言って、2人は深い絆を持った友達なのだ。常に塩対応なのだが、人一倍愛嬌のあるシンゴが相手だから、これからも彼らの幸せな友情は続いて行くんだろうな。

Posted byブクログ

2022/09/11

畑野作品は「運転見合わせ中」以来だったかと思う。こっちがデビュー作。起承転結もはっきりしているし、人物の本性が徐々に明らかになる様な構成も、それを活かす筆力もあると感じられる。 年齢的には離れているけれど、社会人というよりはもう少し下の人に焦点を当てて書いてるのかもしれない。

Posted byブクログ

2022/06/19

図書館でジャケ借りした本。 青春小説と言う帯があって、確かに25歳の恋愛小説だった。登場人物が皆すごくクセがつよいというか設定が混んでいて、最後に一気に予定調和になるところがちょっと不自然な感じもした。 とは言え話題になった人のデビュー作とかがあると、こんな感じでゴリゴリ読み進...

図書館でジャケ借りした本。 青春小説と言う帯があって、確かに25歳の恋愛小説だった。登場人物が皆すごくクセがつよいというか設定が混んでいて、最後に一気に予定調和になるところがちょっと不自然な感じもした。 とは言え話題になった人のデビュー作とかがあると、こんな感じでゴリゴリ読み進めていくのもすごく楽しい。 あやちゃんが、途中から、すごい勢いで、フェードアウトしていくのが、ちょっと寂しい。 主人公は主人公なりに悩んでいるのだけれども、家族関係以外ではなく、仕事の悩みももう少し実際はあるのかなぁとか思いながら読んでいた。

Posted byブクログ

2021/11/03
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

p144「自分が止まっている時ほど、違う速度で動く誰かのことを思い出し、不思議な感覚に襲われる。」 p204「平気で親に心配をかけられるようなら、そっちの方が子供だよ」 p263「お父さんとお母さんの間には、もう愛情はないのかもしれない。ただ、夫婦なんてどこもそんなものよ。情で繋がるの」 p269「彼女がいると、そういう嫌になっちゃうようなことを誤魔化すことができる。自分以外の誰かのためにとがんばっていると、それだけで立派な人になれたような気になる。それが気のせいであっても、それでいいんだと思う。自分自身なんていくら見つめても、何も出てこない。」 p281「嘘偽りなく好きだと思ってくれる人とだけ一緒にいたい。僕の考え方は甘いのかもしれないが、知り合える人なんて限られているのだから、何も知らずに噂するような人と仲良くしようなんて、考える時間がもったいない。」

Posted byブクログ

2021/09/07

小気味よいテンポ。 ハードボイルドやミステリーを読む元気はないけどなんか読みたいって時にちょうどいい。

Posted byブクログ

2021/01/01

第23回小説すばる新人賞受賞作。 ファミレスの店員の主人公が地元のファミレスに左遷され、 親友と恋人との関係を通し、問題があった家との関係に折り合いを付けながら、 成長して行き、最後は幸せな結末を迎える。 主人公にハラハラしながら、読み終わると最後に心あたたまる小説。

Posted byブクログ

2020/01/14

暖かい小説だったが、綾ちゃんの言動にショックを受けた。 あまりにも尻軽すぎでしょ。「夏のバスプール」の方が、純で好みだった。

Posted byブクログ

2019/09/16

タイトルどうりファミレスで働く25歳男子の日常が語られている。 若い主人公の青春物語を楽しむには歳をとってしまった、、と気付かされてしまう。同じような年頃の時に読めばまた違う感想になるのだろう。著者の年齢もチェックして今の自分に合った本を選ぶようにしないと。

Posted byブクログ