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国道沿いのファミレス の商品レビュー

3.5

58件のお客様レビュー

  1. 5つ

    8

  2. 4つ

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  3. 3つ

    23

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2014/09/01
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

佐藤善幸、外食チェーンの正社員。父親がだらしなかった(仕事をせずにふらふら、様々な女の家を回る日々)ため、自分はそうなるまいと努力。しかし女にだらしないことには変わりなかったが、綾ちゃんとの出会いで変化かと思いきやまさかの綾ちゃんが父親の浮気相手だった過去があることを知り別れる。親友のシンゴの結婚が破談になったり、それをやっぱり結びつけたり。同僚の粧子さんと喧嘩したり、ストーカー退治したり、付き合うことになったり。普通にたんたんと読めた。たまににやっとした。セックスはしたくなるけど幸せならしなくていいかなって気分になる気持ちはわかるけどやっぱしちゃう感じの気持ちもすごくよくわかった。

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2014/08/29

淡々と進むお話 大きなハプニングも、劇的にドラマティックな展開もないのに、平坦ではない感じ 不思議 読みやすかったです

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2014/08/10

「国道沿い」の部分に惹かれてタイトル買い。 その舞台設定は良かったが、登場人物にあまり感情移入できなかった。

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2014/07/08

 外食チェーン店の社員である善幸は故郷にある店舗に移動となった。恋人、親友、同僚、両親との人間関係と巻き起こる様々な問題を描いた小説。  女性にモテる優しい系のダメ男、として善幸は描かれているのですが、正直彼の描写というものは「女性が好きそうなダメ男」という雰囲気がものすごく漂...

 外食チェーン店の社員である善幸は故郷にある店舗に移動となった。恋人、親友、同僚、両親との人間関係と巻き起こる様々な問題を描いた小説。  女性にモテる優しい系のダメ男、として善幸は描かれているのですが、正直彼の描写というものは「女性が好きそうなダメ男」という雰囲気がものすごく漂っていて、男である自分としてはなんとなく共感しにくいものでした。彼の女性関係に対する考え方も自分と似ていないからかイマイチ入り込めませんでした。  話としても大きな起伏もなく、中盤まではイマイチかなあ、と思っていたのですが、終盤の親友やバイトのために必死になる彼の姿は、なんとなく好感を持てるものがあってよかったと思います。  ある登場人物のその後についてなど、モヤモヤするところもあるにはあったのですが、話の筋や人間関係が織り成すトラブルの描き方が大げさではなく、日常にありそうなものを上手く描いていて、作品や著者の畑野さん評価が高いのには納得できました。  個人的な好き嫌いの部分があると思うので、もうちょっと畑野さんの作品を読んでみたいです。 第23回小説すばる新人賞

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2014/05/31

借りて読んだ。 主人公が自分に似てるってことですすめられた。 読んでみて確かに似てるとこあるかなぁ。 サクサク読めて、2日くらいで読んでしまったけど、感情的にはならなかった。

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2014/03/10

実家のある郊外の町のファミレスに転勤になり高校卒業以来初めて町に戻ってきた主人公と同級生や同僚達との出来事を書いた本。 半分位までダラダラと読み進めてからやめようと思いつつ読了してしまった。面白くはないがなんとなく引きつけられてしまった。

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2014/03/05

ありきたりな話かと思いきや、登場人物それぞれの心の動きが鮮やかに描かれていました。 でも自分の恋人が父親の愛人だったって、ショックだよなぁ。

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2014/02/05

ずっと気になってて、やっと読めた。すばる新人賞受賞作。よくある、けれど王道の青春小説。あっという間に読み終えたけれど空っぽな感じはなくて、単純に、いいお話だなあと思った。シンゴが天使のようだ。

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2014/01/19

2014/01/14読了。 題名の通り、ちょっと田舎のファミレスが舞台で、主人公はファミレスチェーンの社員。店長、先輩社員、アルバイトのフリーターや学生とのエピソードは、バイトあるある的なところもあって面白く読めました。 東京の店舗でバイトに手を出したという濡れ衣を着せられて、納...

2014/01/14読了。 題名の通り、ちょっと田舎のファミレスが舞台で、主人公はファミレスチェーンの社員。店長、先輩社員、アルバイトのフリーターや学生とのエピソードは、バイトあるある的なところもあって面白く読めました。 東京の店舗でバイトに手を出したという濡れ衣を着せられて、納得できない異動になってしまった主人公が、地元に戻ってだんだん周りの人たちや家族との関係を築いてくのは、読んでいてじわじわ心があったまるような感じです。でもちょっとみんないい人すぎるのでは!?。最後も、ラストもハッピーエンドすぎですかね~。

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2014/01/18

これだけ信じあえる人がいるのに、これだけ人と信じあえない。 幼なじみの男同士が心の奥で通じ合っている一方で異性とは肉体でしか通じ合えない。 しかし、幼なじみが結婚することで、異性を愛すること、理解すること、許し合うことに気付いていく。 20代のガキっぽさが人間関係に傷つきなが...

これだけ信じあえる人がいるのに、これだけ人と信じあえない。 幼なじみの男同士が心の奥で通じ合っている一方で異性とは肉体でしか通じ合えない。 しかし、幼なじみが結婚することで、異性を愛すること、理解すること、許し合うことに気付いていく。 20代のガキっぽさが人間関係に傷つきながら、階段を上るように少しずつ大人に近付いていく様子が上手く描かれている。 心の深いところをそっと撫でられるような感じ。 2014.1.17読了

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