「やりがいのある仕事」という幻想 の商品レビュー
仕事・労働について。 森博嗣さんのエッセイや新書を何冊か読んでいる人にはお馴染みの内容なのではないかと思う。 同意できることばかり。 理系・文系の選択で将来性を狭めている、という指摘が個人的に響く。 学生時代は完全に理系だった自分も、今は文学作品が好きになっていたり、全く興味がな...
仕事・労働について。 森博嗣さんのエッセイや新書を何冊か読んでいる人にはお馴染みの内容なのではないかと思う。 同意できることばかり。 理系・文系の選択で将来性を狭めている、という指摘が個人的に響く。 学生時代は完全に理系だった自分も、今は文学作品が好きになっていたり、全く興味がなかった金融工学や農業を大人になってから学んでいたり。 人生の選択肢なんて無限にあるはず。
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面白かった。物の見方が非常にフラットで明快。よく「冷たい」と言われる、というのがよくわかる。でも変な忖度とか共感がない分、すっと腑に落ちるみたいなところがある。 やりがいも楽しみも自分の中から生まれてくるもの、というのを忘れずにいたい。
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初めての森博嗣さん。 大学の教授から作家になったんだと、まず驚き。 仕事の話以外にも、自分の考え方を見直すきっかけになった。 心に残ったフレーズをいくつか紹介。 「楽しくてしかたがない、なんて仕事はない」 「自分の問題を解決する方法は、自分で考え、模索し、新たに生み出さなければ...
初めての森博嗣さん。 大学の教授から作家になったんだと、まず驚き。 仕事の話以外にも、自分の考え方を見直すきっかけになった。 心に残ったフレーズをいくつか紹介。 「楽しくてしかたがない、なんて仕事はない」 「自分の問題を解決する方法は、自分で考え、模索し、新たに生み出さなければならないもの」 エッセイは思い込みや固定観念を取り払ってくれるから読んでいて楽しい。
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くそっ!!年末にブルシットジョブのせいで友達との飲み会に遅れた!仕事にやりがい感じられてない未熟者なのでこういうことがあるととても不服に感じる。 到着まで時間があるので移動しながら感想を書くことにする。 『やりがい』の考え方(やりがいの定義?)が個人的には一番刺さった。 『や...
くそっ!!年末にブルシットジョブのせいで友達との飲み会に遅れた!仕事にやりがい感じられてない未熟者なのでこういうことがあるととても不服に感じる。 到着まで時間があるので移動しながら感想を書くことにする。 『やりがい』の考え方(やりがいの定義?)が個人的には一番刺さった。 『やりがいをもって仕事をしましょう』みたいなことを言うけれど、著者の考える『やりがい』の定義に従うとやりがいのある仕事なんてのは幻想だってことがよくわかった。 (もちろんやりがいをもって仕事をしている方はたくさんいるだろうけどね) 自分はいまのところ仕事にはやりがいは持ててないけど、それ以外のところでやりがいを持ってると自信をもって言えるな。 岡本太郎ばりに自分のスジを通す生き方をする。 自分のスジに対してあーだこーだ言われたときにやりがいを感じる。 そんなひとにわたしはなりたい。
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相変わらず面白い。 どのエッセイを読んでもブレることなく、自分にとって楽しいことをする、仕事はそのための手段と割り切っている態度が好き。 仕事で自己実現とか、好きなことを仕事に、とかそんなキラキラしたことが一切ない。それでいて読むと前よりも嫌々ではなく働ける心持ちになる。 未来...
相変わらず面白い。 どのエッセイを読んでもブレることなく、自分にとって楽しいことをする、仕事はそのための手段と割り切っている態度が好き。 仕事で自己実現とか、好きなことを仕事に、とかそんなキラキラしたことが一切ない。それでいて読むと前よりも嫌々ではなく働ける心持ちになる。 未来のことを予言しているようなところがあって、きちんと考えるとこんな風に出来るんだなと驚いた。
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「仕事」をテーマにした森博嗣のエッセイ 以下、公式の説明 ---------------- 私たちはいつから、人生の中で仕事ばかりを重要視し、もがき苦しむようになったのか? 本書は、現在1日1時間労働の森博嗣がおくる画期的仕事論。自分の仕事に対して勢いを持てずにいる社会人はも...
「仕事」をテーマにした森博嗣のエッセイ 以下、公式の説明 ---------------- 私たちはいつから、人生の中で仕事ばかりを重要視し、もがき苦しむようになったのか? 本書は、現在1日1時間労働の森博嗣がおくる画期的仕事論。自分の仕事に対して勢いを持てずにいる社会人はもちろん、大学生にもおすすめ。 ---------------- 森博嗣のエッセイを読み慣れてる人にとっては「いつも通りの森博嗣」 むしろ、ちゃんと説明してくれてて優しい方だと思う 当たり前のことを真摯に書いている ただ、その言い方が人によっては冷たく感じるようだ まぁ、そんな風に思われても本人は気にしないのだろうけどね 仕事が人の価値を決めるものではない 偉い仕事があるわけではない 偉い人がいるわけではない 「命令できる」という役割に過ぎない 嫌ならいつでも辞めることができる また、好きなことが最良の仕事とは限らない -- そもそも、就職しなければならない、というのも幻想だ。人は働くために生まれてきたのではない。どちらかというと、働かない方が良い状態だ。働かないほうが楽しいし、疲れないし、健康的だ。あらゆる面において、働かない方が人間的だといえる。ただ、一点だけ、お金が稼げないという問題があるだけである。 -- 要はこの説明に尽きるのではなかろうか? 仕事は生きるためのお金を稼ぐための手段でしかない 他のエッセイでも書いていたけど、「~~がいがある」というのは 「~~しにくい」という意味であって それが好きな人がそうしているだけ 人間、楽して生きていけるならそれに越したことはないよなぁとは思うけど やはりお金を稼ぐにはそれなりの「嫌なこと」をしなきゃいけないのが現実ですねぇ
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森博嗣さんのエッセイ?5冊目。 元大学教官、または小説家から見た仕事のやりがいについて色々語った本。 幾つか刺さる言葉がある。 ・人は働くために生きるのではない。金があれば働かなくてよいし、それで捕まるわけで もない。 ・未来を読んで自分に投資をしよう。 ・仕事は簡潔にス...
森博嗣さんのエッセイ?5冊目。 元大学教官、または小説家から見た仕事のやりがいについて色々語った本。 幾つか刺さる言葉がある。 ・人は働くために生きるのではない。金があれば働かなくてよいし、それで捕まるわけで もない。 ・未来を読んで自分に投資をしよう。 ・仕事は簡潔にスピーディに終わらせてしまう方がやりがいはあるともあった。一般的なやりがいとは残業をして苦労の末に出来た仕事とあるが、 どうも一般大衆的な質問に対しテレビドラマなどから植え付けられた概念に惑わされている方が多いともあった。 森博嗣さんらしい意見だと感じた。あ、この言葉は他の本にも記載がありそう感じた。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
元大学教官・現作家の森氏による、仕事とは何か・仕事についての心構え、などを語る本。対象はおそらく学生~30代程度と思われます。 ・・・ ぼんやり感じたのは「私の(ようなミドル・シニアの)ための本ではない」ということ。 流石に世に出て30年近い歳月がたちましたので、うまい話はない・話がうまいとすれば仕事がキツイ・世の中トレードオフに満ちている、(それでも不公平だったり運不運に左右され例外もある)、ということは肌感覚として理解しています。 ただ、世の若者はそこまで割り切れない。 正直ものは報われるものと思いたいし、努力して探せば何かが見つかるものと思いたいし、要するに答えはあるものだと思いたい。 その想いを、いい意味でも悪い意味でも「打ち砕く」のが本作の真骨頂!?と言えるかもしれません。 ・・・ 以下、幾つか響いたところを幾つか。 ・人は働くために生きるのではない。金があれば働かなくてよいし(FIRE!!)、それで捕まるわけでもない。 ・職業に貴賤もなく、精々収入の多寡がある程度では。貴賤はイメージで植え付けられているだけで、「おっきな仕事」「社会に役に立つ」という印象も、個人としては一つの歯車で、個人の力ではない。組織のゲームで事物を動かすだけ。 ・仕事で人の評価が決まるのはない。では何で人の評価が決まるかといえば人それぞれ。仕事ができるというのは、ある一分野で詳しい人というそれだけのこと。 ・未来を読んで自分に投資をしよう。 ・うまい話はなく、給料が高ければそれだけ仕事量かプレッシャーが高いはず。逆に給料が低いとすれば、企業が持ち出して個々人へ投資(教育)していると見做せる。 ・・・ なお、考えを述べるエッセイ的な部分のほかに、Q&Aもあるのですが、なんというか、非常に面白かった。 兎に角森氏の発言はストレートで取り付く島もないので、そこがよい笑 例えば、〇〇がやりたいのに時間が無くてできません。どうすればいいでしょうか、みたいな質問に対して、「本当にやりたいのならばもうやっています」という返し。 いやまあ、ホントその通りです。 森氏自身も「冷たい」「無関心だ」と言われる様子で、そのため付言しているのですが、そもそもアドバイスが欲しいのではなく、背中を押してほしい・慰めてほしいようにしか見えない相談も多い、と。ただそれでは正しく導くことはできないため、きちんと事実を伝えて返答すると。 いやあ、私も森氏に賛成です。 ・・・ ということで、森氏の仕事・生き方についてのエッセイでした。 若手が読むとガツンとやられます笑 まあ、結局自分で考えて、答えを出さないといけないんです。だってそれそれ自分の人生なんだから。 甘えた心がちょっと引き締まる本かと思います。自分を律せる強者の理論かもしれませんが、わたし的には仰ること、本当に正しいと思います。
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著者が作家で好きなように働ける状態なので、まぁ言ってることはわからんでもないんだけど、雲の上の人からそんなこと言われてもな〜〜〜になっちゃった… 自分がやりがいのない仕事に腐ってた時期に読んだから余計にやるせない気持ちで読後もやもやした
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やりがいのある仕事というのは幻想だよと、言われると確かにとなる。もちろん実際にやりがいを感じることはあるが、さもそれがどこかにあってそれを求めないといけないって強迫観念は違う。 職業に貴賎はない、働くために生きているのではない、自慢できる仕事のような他者の目を気にした浅ましさ、問...
やりがいのある仕事というのは幻想だよと、言われると確かにとなる。もちろん実際にやりがいを感じることはあるが、さもそれがどこかにあってそれを求めないといけないって強迫観念は違う。 職業に貴賎はない、働くために生きているのではない、自慢できる仕事のような他者の目を気にした浅ましさ、問題はすべて人間関係、本当に楽しい人は人に話す必要がない、などなど、鋭い指摘があった。
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