「やりがいのある仕事」という幻想 の商品レビュー
時代背景を踏まえつつ仕事への幻想について書かれているのが俯瞰的な視点で面白かった。仕事の悩みや不安に答えるQ&Aの章など、自分の考え方とは違う部分も多かったが、こんな考え方もあるんだー面白いなーと思える内容だった
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仕事なんて人生をより楽しくさせるだけの手段であり、仕事でわざわざ楽しみを無理に見出す必要もない。1割さえ面白いところがあればいい。やりたいことをやる。仕事で人間の価値が決まるわけではない。例外はある。自分がどれだけ納得できるか、自分で自分をどこまで幸せにできるかということがその人...
仕事なんて人生をより楽しくさせるだけの手段であり、仕事でわざわざ楽しみを無理に見出す必要もない。1割さえ面白いところがあればいい。やりたいことをやる。仕事で人間の価値が決まるわけではない。例外はある。自分がどれだけ納得できるか、自分で自分をどこまで幸せにできるかということがその人の価値だ 自分のことは自分で評価すればいい
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仕事に人生をのっとられないようにしたいと思う。仕事をしていても、そのことが気になってしょうがない、そんな、人生の楽しみをつくりたいものだ。
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感想 仕事は仕事。どれだけ楽しくても遊びには及ばない。仕事の先にある楽しみに焦点を合わせる。その手前にある仕事はできるだけ早く楽に超える。
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高校生の頃、遅くとも大学を卒業するまでに読んでおきたかった。この本が出版されたのは2013年で、私は大学1年生だったのですから。 やりがいのある仕事、楽しい仕事、人から羨まれる仕事がしたいと思ってこれまで生きてきました。就職先も、アルバイトもそうだったと思う。自分の好きなもの、憧...
高校生の頃、遅くとも大学を卒業するまでに読んでおきたかった。この本が出版されたのは2013年で、私は大学1年生だったのですから。 やりがいのある仕事、楽しい仕事、人から羨まれる仕事がしたいと思ってこれまで生きてきました。就職先も、アルバイトもそうだったと思う。自分の好きなもの、憧れの街、ブランドにこだわって選択してきたから、理想と現実の差に戸惑うのは当然のこと。好きだった街やブランドを嫌いになってしまうのはいつものことでした。29歳になり、新たに自分の好きなもの、やりたいことを見つけるも思うように前に進めず、そんな中でこの本と出会いました。仕事とはお金を稼ぐ手段であり、稼いだお金で好きなことをするべきとこの本は伝えています。じゃあ、私の好きなことってなんだっけ?早く仕事を終えて家に帰れるのに嬉しくないのはなぜだろう?仕事の先に、楽しみがない。身につけるものや選ぶものも仕事があることが前提で、これじゃあ何のために生きているのかわかりません。仕事にやりがいを見つける前に、生活だ。私には生活に楽しみや愛すべき柱がないのだ。仕事はお金を稼ぐための手段。お金があるなら働かなくていいし、働いているから偉いというわけではない。もちろんお金があるから偉いというわけもない。勘違いをしていました。子供と違って大人は環境を選択することができる。得意なことで人の役に立ちお金を貰う。これを実現できればお金が入ってくるのだと思います。そのためには無理に不得意なことや環境に時間をかける必要はないです。
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森博嗣さんの文章は、整っている。以前、小説を読んだ時も、そう感じた。 それはいいとして、森さんの考え方も、とてもシンプルだなと感じた。 こんなふうにシンプルに考えて生きていけたら、いいと思う。 前職で尊敬していた仕事のできる先輩を思い出した。森さんのいう、「綺麗な仕事」ができる...
森博嗣さんの文章は、整っている。以前、小説を読んだ時も、そう感じた。 それはいいとして、森さんの考え方も、とてもシンプルだなと感じた。 こんなふうにシンプルに考えて生きていけたら、いいと思う。 前職で尊敬していた仕事のできる先輩を思い出した。森さんのいう、「綺麗な仕事」ができる人だった。 「自分がどれだけ納得できるか、自分で自分をどこまで幸せにできるか、ということが、その人の価値だ。その価値というのは、自分で評価すれば良い。」という文章が刺さった。それや!と思った。 自分が納得している人生を送ること、それが幸せであり、それは自分でしか決められない。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
最近久方ぶりに部署を異動して、新しい部署でまさしくやりがいを見出せずにいた中で書店へ行った時に平積みされており、思わず手に取ってしまった一冊。 そして、読んでいくうちに知らず知らずのうちページを進めてしまった一冊。 そう、してやられたのだ。異動に伴い、自らの仕事観を考え直しているというタイミングにどハマりした一冊であった。 この本の究極的なメッセージは、やりがいとか楽しみは他者から妨害される、という一行に尽きる。理由は簡単で、それでも(邪魔をされても)やりたいと思ってやってしまうほどやりたいことだから。 さまざまに挙げている相談への回答の中で、頭を下げている人ほど得をしている、というのはしっくりきた。 売れ続けている本には理由があるのだと改めて感じた。
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仕事のやりがいって何?やりがいと思ってきたことは実は外からの見え方だったんじゃないの?キラキラして見えて、自慢できるかどうかが基準になっていたのではない? 本当にやりたいことをしている時はただそれをしていることが楽しいから、評価も報酬もいらない、外的モチベーションなんて必要ない。...
仕事のやりがいって何?やりがいと思ってきたことは実は外からの見え方だったんじゃないの?キラキラして見えて、自慢できるかどうかが基準になっていたのではない? 本当にやりたいことをしている時はただそれをしていることが楽しいから、評価も報酬もいらない、外的モチベーションなんて必要ない。やりたいこととはそういうものだ。 やりたいことは仕事でなくても良い。朝起きたら布団を出て歯を磨くように、やりたいことをやるための一ステップとしての仕事だっていいんだ。 やりたいことがないなら、それは探し続けるしかない。 全てのメッセージが心に刺さりました。 折々に立ち戻って読みたい本です。
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いつもの森博嗣の感じでした。 独特の考え方で合う人には心地よいのではないだろうか。 私は好きなので★4つです。
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「マイナ」と書かれると「マイナンバーカード」が先に浮かんで一瞬内容が入って来なかった。仕事に関する意見はほぼ同感。悩んで行き詰まったら、同じように悩んでいる人に相談されたらどう答えるか、と考えてみると自分の状況を客観的に見ることになり、案外気楽になったりする。「一般化、抽象化、客...
「マイナ」と書かれると「マイナンバーカード」が先に浮かんで一瞬内容が入って来なかった。仕事に関する意見はほぼ同感。悩んで行き詰まったら、同じように悩んでいる人に相談されたらどう答えるか、と考えてみると自分の状況を客観的に見ることになり、案外気楽になったりする。「一般化、抽象化、客体化」は大事である。
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