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「やりがいのある仕事」という幻想 の商品レビュー

3.8

270件のお客様レビュー

  1. 5つ

    63

  2. 4つ

    95

  3. 3つ

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2013/05/16

「森博嗣ってこういう人なんだ」 っていうのがしみじみと味わえる一冊。 特に自分の場合、小説等を読んだことがなかったのでなかなか新鮮な感覚で読むことができました。 扱っているテーマは、ありきたりで面白みがないようなものだけれど、それでもページをめくらずにはいられない。 そん...

「森博嗣ってこういう人なんだ」 っていうのがしみじみと味わえる一冊。 特に自分の場合、小説等を読んだことがなかったのでなかなか新鮮な感覚で読むことができました。 扱っているテーマは、ありきたりで面白みがないようなものだけれど、それでもページをめくらずにはいられない。 そんな気持ちにさせてくれる作家さんでした。 機会があれば、小説にも挑戦してみようかな。

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2013/12/08

自己啓発本、ビジネス本だと思って読むと混乱します。あくまでも、森博嗣のエッセィです。 これまで「マジメに」やってきた人ほど面食らう本です。 大学教授や作家なんて、浮き世ばなれしてるし参考にならないんじゃ?と思ったら、第4章のQ&Aから読んでみて判断すると良いです。 「本当に楽...

自己啓発本、ビジネス本だと思って読むと混乱します。あくまでも、森博嗣のエッセィです。 これまで「マジメに」やってきた人ほど面食らう本です。 大学教授や作家なんて、浮き世ばなれしてるし参考にならないんじゃ?と思ったら、第4章のQ&Aから読んでみて判断すると良いです。 「本当に楽しいことは誰にも言う必要がない」というのは、リア充アピールをする場面が多い若者(自分を含む)にガツンとくる言葉でした。 身も蓋もないことがたくさん書いてありますが、「そりゃないよ、森先生~」と思いつつも自分の中に入ってくる不思議。 仕事というより、生き方を見つめ直すきっかけになる本です。

Posted byブクログ

2013/05/15

本の帯にある「働くことって、そんなに大事?」という言葉、そしてタイトルが、この本のすべてを表しているように思う。 仕事でどれだけ失敗しようが大したことない、死ぬこたない、最近ようやくそう思えるようになった。自分も、周りも、仕事にいろんなものを求めすぎなのかもしれないなと思う。 就...

本の帯にある「働くことって、そんなに大事?」という言葉、そしてタイトルが、この本のすべてを表しているように思う。 仕事でどれだけ失敗しようが大したことない、死ぬこたない、最近ようやくそう思えるようになった。自分も、周りも、仕事にいろんなものを求めすぎなのかもしれないなと思う。 就活で汲々としている学生さん、なかなか仕事が見つからない人、働く意味を見失いそうな人たちにおすすめ。

Posted byブクログ

2013/05/14

当たり前のことが当たり前のように書いてある.僕が疑問なのは,どうして一般人が著者に質問を送ろうと思ったのか,其の動機である.どうしても理解できない.

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2013/05/13

「今の仕事を辞めて、やりがいを持てる仕事にチャレンジすべきでしょうか」という著者への質問に対して、「どっちでも良い」と答えているのを読んで笑ってしまいました。(著者は終始そんな姿勢) 仕事の中に楽しみを見つけてもいいし見つけなくてもいい。仕事が楽しくなくても、稼いだお金で楽しいこ...

「今の仕事を辞めて、やりがいを持てる仕事にチャレンジすべきでしょうか」という著者への質問に対して、「どっちでも良い」と答えているのを読んで笑ってしまいました。(著者は終始そんな姿勢) 仕事の中に楽しみを見つけてもいいし見つけなくてもいい。仕事が楽しくなくても、稼いだお金で楽しいことができればいい、という考え方は、とても面白いと思いました。 就いた仕事で一生が決まってしまうような強迫観念にとらわれてしまうのは、とても狭い価値観の中での思考だと気付かされました。

Posted byブクログ

2013/05/13

森さんがこういう仕事系の話を書いているのは珍しい印象。昨今、就活が上手く行かなかったり、仕事が上手く行かなかったりして、悩む人が多いけど、仕事ってのはあくまでも「生活の手段」でしかない。仕事に人生の8割とか9割の意義を持たせるのは違和感があるし、そうやって仕事仕事仕事!みたいなス...

森さんがこういう仕事系の話を書いているのは珍しい印象。昨今、就活が上手く行かなかったり、仕事が上手く行かなかったりして、悩む人が多いけど、仕事ってのはあくまでも「生活の手段」でしかない。仕事に人生の8割とか9割の意義を持たせるのは違和感があるし、そうやって仕事仕事仕事!みたいなスタンスで生きて成功できるのはごく僅か。これを読むとゴリゴリのタフさではなく、ゆるさが全体的に行き渡っているので、読んでいて心地良い。ただ、仕事は必要。そして、日々スキル習得のための持続的な学習も必要。問題は、その塩梅。

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2013/05/13

これまで森博嗣のエッセイは読んだことがなかったけれど、森博嗣で、このタイトルだから、読んだ本。 タイトルから想像していた物とは全然違ったけれど、面白かった。半分くらいは同じように思っていてそうだよねと同意する話で、半分くらいは、さすが思考が鋭く、なるほどと思う内容だった。

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2013/05/12

驚いたのは、1日1時間を8日間続けて脱稿したということ。 著者の作品は初めて読んだが、かなり突き放して書いている。 同感するところもあれば、そうでないところもある。 わかったことは、著者はとても賢明で、先を見通すことができ、人生を楽しんでいる人だということかな。 (2013...

驚いたのは、1日1時間を8日間続けて脱稿したということ。 著者の作品は初めて読んだが、かなり突き放して書いている。 同感するところもあれば、そうでないところもある。 わかったことは、著者はとても賢明で、先を見通すことができ、人生を楽しんでいる人だということかな。 (2013.5.12)

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2013/05/12

このタイトルで、著者が森博嗣でなければ買っていなかったと思う。 森博嗣の新刊(朝日新書)。 終止、森博嗣節でたしかに身もふたもないと言われそうな感じだけども、あくまでも森博嗣の主観による論理的な意見。 このような視点を違えた話は勉強になる(森博嗣はそれを期待していないかもしれな...

このタイトルで、著者が森博嗣でなければ買っていなかったと思う。 森博嗣の新刊(朝日新書)。 終止、森博嗣節でたしかに身もふたもないと言われそうな感じだけども、あくまでも森博嗣の主観による論理的な意見。 このような視点を違えた話は勉強になる(森博嗣はそれを期待していないかもしれないが・・・)。 これから社会に出る人、出た人、部下を抱える人・・・これを読んで悩みを解決できることはできないかもしれないけども、新たなる問いかけができるようになるかもしれない。 ---------------- 【内容(amazonより)】 私たちはいつから、人生の中で仕事ばかりを重要視し、もがき苦しむようになったのか? 本書は、現在1日1時間労働の森博嗣がおくる画期的仕事論。自分の仕事に対して勢いを持てずにいる社会人はもちろん、大学生にもおすすめ。 ---------------- 【目次】 まえがき 第1章 仕事への大いなる勘違い 第2章 自分にあった仕事はどこにある? 第3章 これからの仕事 第4章 仕事の悩みや不安に答える 第5章 人生と仕事の関係 あとがき ----------------

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2013/05/11

「やりがいのある仕事」とは何か。 仕事をする上では、「自分がどうありたいか」というのは考えたほうがよい。 時代が良く、その時代にマッチした職業であれば、たとえば給料が良くなったり、(残念な)人から素晴らしいと思われるかもしれない。 でも時代は変わる。 結局「自分がどうありたい...

「やりがいのある仕事」とは何か。 仕事をする上では、「自分がどうありたいか」というのは考えたほうがよい。 時代が良く、その時代にマッチした職業であれば、たとえば給料が良くなったり、(残念な)人から素晴らしいと思われるかもしれない。 でも時代は変わる。 結局「自分がどうありたいか」を考え、そうなるための仕事を選択すれば良い。その「ありたい自分」になるために少しずつ自分を改良していく行為が仕事のやりがいである。 最後に、森博嗣はこの本を書くにあたり、普段思考をしているものを言語化するにあたり、新たな発見がありその面白さについて言及している。 僕は本の中でこの箇所が一番好きだ。 森博嗣は他の本でも執筆中に発想できた内容が自分にとっての価値のあるものであったので、それだけでも書いた価値があったということを書いていた気がする。 発想の仕方やおもしろさを共有してくれているようで、僕は少し嬉しくなるのである。 楽しそうに生きている人は素敵だ。 http://unreconstructed.dtiblog.com/blog-entry-64.html

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