スカル・ブレーカ の商品レビュー
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2013/5/3読了。 主人公の生い立ちに関する秘密の一部が明らかになるが、このシリーズの中では、本作の位置付けはつなぎの一冊であると感じられた。持って生まれた才と、努力に関する考察が印象深い。
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ヴォイド・シェイパシリーズ三作目。 このシリーズ三部作から五部作になったらしい!終わりだと思ってたから、モヤっとしてたけども、嬉しい。 まだ旅は続く。 強さとは何かを問う。 生きるとは何かを問う。 「もうころっと参っちゃいますよ」 「あそこで、ころっとお参りしましょうか」 ...
ヴォイド・シェイパシリーズ三作目。 このシリーズ三部作から五部作になったらしい!終わりだと思ってたから、モヤっとしてたけども、嬉しい。 まだ旅は続く。 強さとは何かを問う。 生きるとは何かを問う。 「もうころっと参っちゃいますよ」 「あそこで、ころっとお参りしましょうか」 ゼン…。
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禅の世界@森博嗣の第三弾。 同じ思考を同じ淡々としたテキストで読まされることに、そろそろ飽きがくるころじゃないかと思われます。基本ずっと同じことを考えてるように見えるんだな、主人公。生きるってなんぞや、みたいな。前に進む道を見つけたいってことはつまりは、生きたいってことなんだろうけど、さりとて生に執着しているわけでもないと。いやまあ、その思考を読むのが面白いんだけど。 タガミ(ヤナギ)との手合せのシーンはやっぱり印象強い。個人的に体術を会得している人物の身体の動かし方で参考にしてるのが、カウボーイ・ビバップのスパイクのセリフなんだけど(水のように、ってやつ)、なんか、タガミは水じゃなくて風だね。荒々しく突いてくるわけでもなく、そこにあるのにそこにない、でも鋭い一撃を繰り出す感じ。 物語的に動きが大きくあったのもちょっと意外でした。ストーリィがあったのか、これ。 ゆっくり、でも確実に前に進んで行っている(主人公が成長している)のが分かる話運びというのも、森の話にしては珍しい気がします。 抜粋、手合せ後のタガミのセリフ。それを自覚し、理解するのは、とても困難。理解しているからこそ、他人に尋ねることもできるんだろうね。 「己の弱さが、わかりましたか?」
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シリーズ3作目。今回の装丁も風情を感じる鮮やかな写真が美しい。 ストーリー自体は正統派の時代劇で、講談社ノベルズで見せるようなトリックは使われていない。
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